◆10月3日(木)の子どもたち
2013年10月03日 木曜日
◆~久しぶり、初めての散歩~ (つぼみ・ふじ1)
今日は台風も去って、とても暑い日でした。久しぶりに散歩に出掛けてみました。
今日はふじ①くみにとっては久しぶりの、つぼみくみにとっては初めての聖堂散歩になりました。移動中は散歩カーにのってバスや車を見てみんなうれしそうにしていました。〇くんはお散歩カーに座るのを嫌がり、途中抱っこをしたりしましたが、無事に聖堂へ着くことができました。
まず1階の蓮の壺がある所で降りました。辺りを歩いたり、壺の中を覗いたり。めだかが泳いでいて、じっと見ている子もいました。次に芝の方へ移動しました。芝の上を歩いたり、ハイハイしたり、座って芝を握ってちぎっていたり、芝の上をぴょんぴょんと飛ぶ虫を見ていたり。大きな木の周りをぐるぐる走りまわって追いかけっこをしたりと、それぞれがそれぞれの成長に応じて遊んでいました。でもそんな中、芝の感触がイヤな〇くんは、お散歩カーに乗りたがって泣いていました。これからまた過ごしやすい季節になります。お散歩へ行く機会も多くしていきたいです。(Y.T)
◆3つの発見 (ふじ2)
今日は晴れて園庭日和になりましたね!朝の集まりの時に「今日は雨が降ってないから園庭に行って遊びます」というと「雨降ってないの?」「雨は?」と雨に興味が出ている子ども達。でも、園庭に出ると雨の事は忘れてすぐに遊び出しました。
今日は子ども達や保育士にとって色々な発見をした日になりました。
と、言うのも…
普段、お兄さん、お姉さん達がロッククライミングに登っているのを普段見ている子ども達は挑戦しよう!と思ったようで石の上に乗って上ろうとしていましたが、次の石まで足が届かず登れません。その後も何回も色々な方向から挑戦してみましたが足が届かず登れませんでしたが、「まだ、登れない」というのが子ども達の1つ目の発見でした。
そして、道路から「ガガガガガガ」という音が聞こえフェンス越しに道路を見てみると道路の清掃車が見え、「あー!」と指を指して見つめる子ども達。通り過ぎるまですごくキラキラな目で見つめていました。道路をお掃除する車を見つけることは珍しかったのでこれが2つ目の発見。
最後に、子ども達の方から「先生!見て」と言って見せてもらった緑色のどんぐり育子園の園庭にも小さな秋が訪れていることを子ども達の方から気付かされました。これが3つ目の発見です。
これから段々と気温が下がって秋模様になってきます。これからも子ども達と秋の自然に触れながら色々な発見をしていきたいと思いました。
(K.H)
◆雨上がりのプレゼント… (ふじ3)
菩提樹の葉っぱでお料理!
爽やかさと共に台風到来も多い季節です。今年は例年よりも台風が多いとの予報です。昨日も日中は随分風が強かったですね。
台風一過の今日は迷わず園庭へ…。
10月でこの気温?とびっくりするほどですが、そのおかげでいろんな遊びが展開しています。
昨日の雨風の後でもあって園庭にはいろんな葉っぱが落ちていました。
砂遊びに駆け込んだ子どもたちは木の枝や葉っぱを拾ってお料理。
菩提樹の葉っぱは黄色い色を残しながら沢山落ちていたので思わず手にして集めたんですね。
砂場ではみんなが思い思いの料理を手に「きょうはおたんじょうび~!ハーピバースディ~♫」とみんなで歌い始めました。
ポンプのある築山の傍にはどんぐりの木があります。
まだまだ色づいて遊べるまでにはなっていないのですが、昨日の風のおかげで…
「あった~!!」
まだまだ、あかちゃんどんぐりでしたが見つけて大喜びです。
きっと、明日からどんぐり探しが探検ごっこに加わりそうですね。
トンネル築山は雨上がりでちょっとツルツルすべる山肌になっていました。
ウワァ~と思いつつこれも楽しみ!そしてこんな偶然の環境がまた子どもたちの目をキラキラさせるんですね。ということでちょっと季節に似合わずお洗濯が多くなりました。よろしくお願いします。(S.C)
あかちゃんどんぐりみ~つけた!
◆注意力 (きく)
今日は、お散歩へ行く子と園庭で遊ぶ子と分かれて過ごしました。
リュックを背負っている保育士にすぐに気が付いた〇ちゃんは園庭に出ると、「お散歩行くー!」と保育士の傍で待っていました。
園庭に出ると、倉庫から好きな玩具を出して遊びだす子が多くいましたが、遊びながらもクラスの子ども達や保育士の様子をよく見ていて、「◇ちゃんも行く!」「△くんも行く!」と集まって来てお散歩へ出かけました。
2人1組になって手を繋いで歩きました。
お友達を「こっちだよ!」とリードしてあげる子や、お友達が行く方へ着いて行ってあげる子、2人で仲良くおしゃべりを楽しんでいる子など様々でした。
「気を付けてね」「端によって歩こうね」と声を掛けながら歩いて行きました。
歩きながら乗り物を見ていたり、興味のある方へとどんどん足が進んでいきます。
しかし、しっかり保育士の声を聞いていて、帰り道は、行きの道よりも道の端を歩くようにして歩いている子がほとんどでした。
信号では手を挙げて渡ったり、「車が来るよ!」と保育士の真似をしてお友達に声をかける姿が見られました。
行きも帰りも同じお友達と手を繋いで帰ってきました。
子ども達なりにお友達と意識し合って、安全に注意しているのを感じました。
丸の内線の電車を2本見れたので、「そろそろ帰ろうか」と言うと、〇くんが「電車の音がする!」と言ってきました。
音は全く聞こえなかったのですが、〇くんが言ったすぐ後に電車が来たので驚きました。
お友達も拍手で「電車また来たね!」と喜びました。(B・K)
◆「同じ」。(たんぽぽ)
「虫いるかなぁ?」みんなして同じポーズ。
今日はいいお天気です。
ベランダで靴を履き終わり、一人の子がベンチに座ると何人かの子が座り、何が始まるかな?と見ていると、保育士役の子が登場し「〇ちゃーん」「〇くーん」と朝の集まりの始まりです。一人ずつお名前を呼んで、セリフも真似ています。よく見ているなぁと。しばらく様子を観察していました。
園庭に出て〇ちゃんと追いかけっこをしていると、一人・またひとりと人数が増えていき「よーいどん!」とかけっこをして遊びました。一人ずつお名前を呼び「はい」っとお返事。「線のところに並んで」と言うとちょっとひしめき合いながらも並びます。「よーい」で走るポーズをするとマネっこして走るポーズ風。「ドン!」で満面の笑みで走り出します。何度も走って汗だくに。お友だちと顔を見合わせながら「あっついねー!」と汗を拭き拭き。
かけっこがひとしきり終わると、ウッドデッキに登って遊び始めた子どもたち。一人の子が登ると数人がついていき、「虫がいたよ!」という声が聞こえると「どこ?」「どこにいたの?」と集まりウッドデッキから下を眺めます。近くにいたふじ組の子どもたちも一緒になってマネっこ。
「わぁー虫いたね」「どこどこ?」「ここにこんなおっきいのいたよ」「ちょっと見てごらん」などたくさんの会話のやりとりが聞こえて、見ているこちらが楽しくなりました。ウッドデッキにみんなして寝そべって観察・・・。なんともかわいらしい後姿です。
鉄棒も一人の子がぶら下がり始めると、「〇ちゃんもやるー」「〇くんもすごいよー」とお友だちと一緒の動きをして楽しんでいました。
以前まではひとりで好きな遊びをする姿がほとんどでしたが、いつの間にやら「おともだちといっしょ」という気持ちが芽生えてきたようです。同じ動きをしてみたり、同じおもちゃや格好をしてみたり。そこから会話が広がり「おともだちといっしょ」がどんどん楽しいものへ変化していきます。楽しい時間をたくさん共有することで、共感する喜びをたくさん味わってもらいたいものです。
(K*S)
ぶらーん。みてみて!
「お名前呼びまーす!」
◆期待 (うみグループ)
明日が遠足ということで子どもたちは朝から遠足の話題で持ちきりです。
そんな今日の朝の会前の話しです。
にじそらさんが9時に移動するといすを並べて朝の会の準備を自分たちでするようになりました。準備が速いうみG朝の会が始まるまで少し時間があります。子どもたちは最近朝の会・帰りの会のお当番(司会)をやりたがる子がたくさんいて、始まる前から前に立っていたり、やる気が見られます!
〇くんはお当番がやりたくて前に出たのですが、いつの間にかピアノのいすに座っていました。そのまま〇くんはピアノを弾くふりをして朝の会ごっこ?を始めると座っていた子どもたちもノってきてくれみんなでミニ朝の会をしました。
初めは遊びでやっていたのですが、小さな〇くん先生も子どもたちもいつもの朝の会のようにやっていました。
そんな朝から始まり、楽しみな遠足に備えて子どもたちはいろんなことに気を付けて遊んでいました!
(K.E)
よく顔をみてみてください!
◆色々な遊び方 (にじグループ)
朝の会が終わると、〇×ボードの前でいつも動物フィギュアがマルになるのを心待ちにしている男のたち。今日もマルになると、すぐにもも組の男の子が数名遊び始めました。
〇くんの遊び方をよく見てみると、フィギュアの入れ物のふちに恐竜や動物をたくさんぶら下げていました。「なにしてるの?」と尋ねると、「のるゲームだよ!」と答えてくれました。動物によって、形も重さも異なり、ひとつひとつバランスをとりながら遊んでいて、とても集中しています。”なるほど!こんな遊び方もあるんだな”と〇くんに教えてもらいました。
△くんは、フィギュアを並べて、机をトントンたたき、まるでお相撲のようにして遊んでいました。これも新鮮な遊び方♪でも机だと固くて、なかなか動かないので、プラスティックの入れ物を用意すると、さらにフィギュアの動きがよくなり、「のこった!のこった!」と〇くんと一緒に楽しんでいました。ひまわり組の◇くんも加わって、”どれが一番強いか・誰が一番強いか”色々なフィギュアを戦わせたりもしていました。
子どもたちの日々変化する遊びを観て、”こんなことが出来るようになったんだ”と子どもたちの成長を感じたり、”もっとこうしたら楽しいかな”ということを子どもたちと一緒に考えたり試してみることは、私たち保育者にとって、本当に嬉しくて楽しい瞬間だと改めて感じさせてもらいました。(S.S)
◆出来ないことへの向き合い方 (そらグループ)
ホールに跳び箱、鉄棒、平均台、滑り台をだしました。
昨日、雨だったこともあり、ホールにだしたのですが、その延長で「今日もやるー!」との声があがりました。
天気は良かったので出さなくてもよかったのですが、子どもたちの、やる気スイッチと積極性を崩したくなく、環境を整え提供してみました。
跳び箱4段を一所懸命飛べるようにチャレンジし努力する子。
鉄棒の逆上がりを手が痛くなりながらもできないことを諦めず、挑戦する子。何度も何度も繰り返しチャレンジし、汗をかくほどの努力。
子どもたちのその姿に、こちらもつい力が入ってしまいます。手は出しすぎず、アドバイスを伝えていると、出来る子たちが自分から「手をもっと前にするといいよ」「勢いが大事だよ」と教えてくれるようになりました。子どもたち同士のその関わりでどんどん意欲が湧いてきているようでした。どんな時でも全力で取り組む子どもたち。私も子どもの頃はそうだったな~。でもいまは・・・。と子どもたちの姿に気づかされました。
(K.H)
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