◆9月30日(月)
2013年09月30日 月曜日
◆歩く楽しさ(つぼみ)
「あ。歩いてる~!!!」
さあ今日からまた一週間の始まりですね。夏の疲れや季節の変りめで咳や鼻水も目立ち無理せず室内で過ごす子どもと園庭で遊ぶ子と別れて遊びました。最近1歩2歩と歩けるようになった〇〇ちゃんは捕まる場所を見つけて歩き始めるとトコトコと・・・10歩~20歩前へ前へと前進。室内では5歩6歩だったのが園庭では「もう歩けるよ~」と言わんばかりに歩いていてこちらも嬉しくなり、みんなから歓声をうけるとちょっぴり恥ずかしそうな〇〇ちゃん。積極的に歩こうとする気持ちにふじ1組の◇◇君も思わず夢中で隣で見ています。「あ!あ!」と指さしをしてこちらに歩いてくるまで見とれていました。
子ども同士が成長に目を向けて喜び合うことが出来る事ってほんとうに素敵だなぁと思いました。◇◇君もよーくお友だちの様子を見ている事にも驚きました。
歩く楽しさを全身で味わいさらに視界が広がり新しい発見を共に共感できる日が待ち遠しいばかりです。
給食のエプロンの片付け、いつも見ている姿はハイハイで片手にエプロンを持って片付け・・・が今日は歩いて片付けです。そんな子ども達の成長を側で見守ることができて本当に幸せだなぁとしみじみ感じました。
次は誰が歩くのかなぁ~~?
(Y.E)
トランポリンでまったり日向ぼっこ☆
水道だぁ~~~~
◆これはどうかな?(ふじ1・つぼみ)
優しい秋風の中、園庭で遊びました。ふわぁ~という表現があっているのかは分かりませんがとても気持ちのいい環境でした。
最近、行動範囲が広がったというのは以前にもお伝えさせて頂いているかとは思いますが、今日もいつもとは違った場所で新たな姿を見せてくれました。
園庭にはウッドテーブルがあります。そこにふじ1くみのお友達が座っていると気付き、〇〇くんはそのお友だちの隣りに座りました。そして普段一緒に生活しているお友だち達がわんさか集まってきたのです。お友だちを見つけて来た子もいれば「何やっているんだろう?」と興味が湧いてきた子もきっといるのでしょうが、どんな気持でもこの広い園庭の中から見つけて来てくれたことに幸せを感じますよね☆
そして、このウッドテーブルの上ではボウルに砂を入れておたまでまぜまぜしている〇〇くんの姿がありました。楽しそうな声をあげて何度も何度も混ぜています。そんな姿を目の前で見ていたつぼみぐみの△△ちゃん。△△ちゃんも真似して青いシャベルで砂をいじっています。でも、少しすると△△ちゃんの目線は〇〇くんのおたまに釘づけです。〇〇くんの遊んでいる姿が魅力的だったのでしょうか?△△ちゃんの手は素直に〇〇くんのおたまに伸びます。そのおたまが欲しくて欲しくてどんどん伸びて行き「あー!!」と声までもが聞こえて来たのでそろそろ仲介に入っていこうかなと思っていた矢先、〇〇くんは自分が持っているおたまを引いて、もう片方の手でさっきまで△△ちゃんが持っていた青いシャベルを握って前に出していました。何をしているのだろう?そう私は思っていました。でも、よく見ると△△ちゃんはおたまが欲しいので表情が険しいのに比べて〇〇くんはなんだか凛としていました。その表情で気づきました。〇〇くんは△△ちゃんがおたまを欲しがっている事に気づいていたのです。そして、自分の持っているおたまはあげられないけど、「これならあるよ」と青いシャベルを差し出してアピールしていたんですね。
相手の気持ちに気づき、そしてどうしたらいいのか〇〇くんは考えたんですね!
△△ちゃんも青いシャベルはさっきまで本人が使っていたものと同じですが、気持ちを切り替えたのか、自分が使っていたものでももらったことが嬉しかったようでその後もずっと楽しんで遊んでいました。
今までとは違う空間で見せてくれたこの姿・・・
自分も相手も嬉しい気持ちで過ごせたこの時間が何よりもいい時間に感じました。
K・E
女子会♪
だいすきな「だるまさんが」でびろーん!!
◆「バス ブーブーブー」 (ふじ2)
今日は、朝から天気が良かったので園庭に出て遊びました。色々なものがあり楽しい園庭ですが、乗り物が大好きな子には本物以上の物はないでしょう。
☆☆君にとってフェンス越しに見える車はとても魅力的なようでます。
特等席を自分で見つけ出しているようでいつも見ている場所は決まっています。フェンスのブロック塀沿いに土が少し盛り上がっている所があります。ちょうどそこに立つと斜めにバス通りの交差点がよく見えます。バスや大きなトラック、バイクが通るたびにじっくりと真剣に見ています。
バイクが通ったので保育者が「バイクだ」と言うと周りにいた子ども達もバイクを見に来ました。バイクが行ってしまうと、みんなさっと自分の遊びに戻って行きましたが、〇〇君が残り☆☆君のとなりで、バスが通るのを見て「ばす ぶーぶーぶー」と言って喜んでいました。
その後、車の遊具に行き一緒に乗って遊んでいました。同じ車好き同士で楽しそうでした。Y・N
◆夏から秋へ(ふじ3)
急に涼しくなり、夏から秋になってきました。子どもたちの遊びは、急に涼しくなっても夏の遊びが続いています。お兄さんたちが、山から水を流し下の方に水が溜まっていたところでドロドロ遊びを楽しむ子どもたち。あまり濡れると風邪を引くのではないかと心配になりますが、子どもたちはそんなことお構いなしです。今まで通り、ドロドロを楽しみ、水しぶきを上げて大喜びです。今まで楽しんできたことを“もう秋だから止めましょう”なんて言ってもわかりません。いつもの調子で楽しんでいました。
その横でお兄さんたちが、網でトンボを取っていました。この間までは、蝉を取っていたのに今度はトンボです。やっぱり秋になってきているのですね。子どもたちもやっと蝉が見れるようになってきていたのに、今度はトンボです。見たいけど近付けない状態が始まりました。お兄さんが手にしているトンボを見て私の後ろに隠れています。でも見たいから私の後ろから覗いていました。また見に行けるようになる頃にはトンボも見られなくなるのでしょうね。でもトンボが居るうちに近付けるようになるといいなあと思います。
落ち葉もチラホラ落ちていてそこを踏みしめて楽しむ姿も見られました。季節も夏から秋に変わる時、子どもたちの遊びも少しずつ夏から秋に変わってきています。M.K
網の中にはトンボが入っています。このカメラを構えている私の後ろに子どもたちはいます。
◆毬栗 (きく)
朝、〇くんのお母さんから栗を頂きました。
イガが付いていたので、子どもたちに見せると「なにそれ~?」と不思議そうに見つめていました。中身を見せると、「くりだ!」と答えてくれました。
保育士が「痛い!痛い!」と言いながら持ち上げると、「痛くないよ~!触ってみる!」と集まってきました。
机の上に置くと、そーっと触れてみる◇くん。
「痛くない!…けどちょっと痛い。」と言っていました。
少し味見をすると、「おいしい!」とたくさん食べる子もいれば「べー。」と出す子もいました。
ひとりひとりの感じ方や反応を見ていると、その子の意外な一面が見れたりして面白かったです。
2つ頂いたので、1つをたんぽぽ組のお友達におすそわけしました。
絵本や紙芝居では、すぐに「くり!」と答えてくれますが、本物を見た子ども達の目はキラキラとして、興味深々で近づいてきます。
本物に見て、触れられる貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。(B・K)
◆くり?どんぐり?(たんぽぽ)
トゲトゲ・チクチク!
朝の集まりをしていると、素敵なお届け物がやってきました。きく組さんが届けてくれたのは「くり」です。まだ毬が付いた「毬栗」を保護者の方からいただきました。
私自身、毬栗に出会った記憶もそこそこなので思わず「わぁーーー!」っと目をぱちくりさせてしまいました。子どもたちも「なにこれー」と興味津々。
「これ、なんだと思う?」と聞くと、「きのこ!」「どんぐり」「ぶどう」「かき」・・・なんだかたまたまなのか秋の味覚を答える子どもたち。いい線いってる!と思っていたら「お肉!」と元気な答えも(笑)
一粒取り出して、一人ずつ触って確認・・・。私が取り出す時に「痛いイタイ!」と言いながら取り出していたものですから、栗を触って「いたいね~」と言う子が続出。(まだ痛くないのに)次はトゲトゲ毬栗をひとりずつ見せてまわり、触って確認。みんな恐る恐る手を伸ばしてみたり、見るだけで「さわらない・・・」と、トゲトゲを眺めます。
「くり」であることを話すと、「くり」かぁ。と、なんだかいまいちピンと来ていない様子だったので少し前から見ていた「どうぞのいす」という絵本を見ました。
お話としては、ロバさんがもっていた「どんぐり」を「どうぞのいす」においてお昼寝をしていまい、その間に代わる代わる他の動物がやってきて「どうぞのいす」においてある食べ物が変化しています。最終的にお昼寝から覚めたロバさんがかごの中をみると「くり」に変わっていた。というお話です。「どんぐりって、くりのあかちゃんだったのかしら?」といセリフで終わるこの絵本。
子どもたちにはまだなんで「どんぐり」が「くり」に変わってしまったのかはよくわかっていないようです。このお話の意味が「あっ!」とわかる日がいつ来るのかとても楽しみで読んでいます。
「くり」と「どんぐり」が頭の中でごっちゃになりながら、園庭で「くりみつけたー」と持ってきてくれたのは「どんぐり」まだまだ小さいですが、秋の訪れを感じる瞬間でした。
(K*S)
「くりー?」「どんぐりー?」
赤ちゃんどんぐりみっけ!
◆もっとかっこよく! (うみグループ)
新しくなった造形コーナ。今日も、新しい環境、素材に触れようとたくさんの子が集まりました。素材の中でも割り箸が大人気!飛行機、鉄砲、剣など、それぞれ思い思いの物を作りました。
割り箸を使い造形を行う年少の○○君と△△君。
「一緒に剣作ろうよ!」と、二人笑顔で素材を選びスタート!
最初は、二人とも会話がないほど集中し行っていましたが、徐々に「はさみかして!」「ここできないからやって…」と、協力する姿が…。
完成すると「やったー!できた!」「しゃきーん!」などと、喜びを表すのはもちろん、「○○君のかっこいいね!」「△△君のもすごいね!」と、お互いを認め合う…そんな暖かい姿も見られました。
これで完成!と思いましたが、二人の造形はまだまだ終わりません!
「こうしたらもっと長くなるよ!」「もっとかっこよくしよう!」
次々に想像を膨らませ、どんどんあそびが広がっていきます!
二人の関わりを通し、他人を思いやる気持ちも徐々に芽生えてきているんだと嬉しい気持ちになりました。
また、今までは、お兄さんお姉さんが作るのを見て真似して作ってみる、ということが多かったですが、“次はこうしてみよう”“やってみよう”と、しっかり目的、目標を持ち、想像しながらあそびを発展させる姿に感心させられました。
子どもたちは、日々成長しているんだと改めて感じた瞬間でした。
T.N
◆気になる存在(にじグループ)
小さい子が気になるもも組の子どもたち。
園庭で見かけると、「かわいい」「なにしてるの」と声をかける姿を見かけます。
今日も、給食の時間になって帰ろうとする子の手を取って、「ご飯食べる??」と優しく声をかけていました。
途中で保育室と逆の方向へ行ってしまっても、「帰りたくないの??」と問いかけたりして、とても微笑ましくなりました。
グループでは、まだまだ小さい子・・・と見られてしまうもも組さんが、とっても頼もしく見えたのと同時に、日頃、ひまわり組やゆり組の子どもたちに優しくしてもらっているから、それが素直に出たのかなと関心しました。
中でも、ふじ組の○くんが築山に登ったまでは良かったのですが、降りることができず困っていると、隣にそっと来て、「こうやって」と見本を見せてくれた◎ちゃん。
そのあとも、何度も何度も「もういっかい」とリクエストを受けて上り下りをするふたり。
もちろん、○くんは大満足!!◎ちゃんは嫌な顔せず、ずっと付き合って上げていました。
大人だったら、抱っこをしてしまったり、手を繋いで降りるなどしてしまいそうですが、今日◎ちゃんに見本を見せてもらったことで、○くんは築山の下り方をマスターしたと思います。
気になる存在がいることで、いろいろな気づきがもらえるな・・・と改めて感じ、私自身も、たくさんのアンテナを広げていきたいと思いました。
(E.Y)
◆過程の大切さ。(そらグループ)
ドミノ倒し。真剣です。
積み木・電車コーナーにビニールテープの直線を貼りました。
「何するの?」とすぐさま保育士に聞いてくる〇〇くん。
「この線の上に積み木を並べてみようか。」と声を掛け1、2個保育士が並べてみせるとすぐに真似をします。線の上に全部積み木が並ぶと・・・・ドミノ倒しの完成!
次に、カプラで山を作り、その上にドミノを並べてみようと声を掛けるとやる気満々!
1つ前の過程でうまくいったことが自信につながったようです。
見事にカプラの山が完成すると、ドキドキの表情で山の上にドミノを並べていきます。
階段になっている部分はより慎重に。子どもたちの息遣いが聞こえてくるようでした。
カウントダウンをしてドミノを倒します。
最後までドミノが倒れた時にはやったー!と嬉しそうな歓声があがったほどです。
今日は小さな集団、小さな空間でのあそびでしたが、やり遂げた時の子どもたちの表情はとても輝いていました。完成までの過程があるからこそ、その後の達成感や喜びはふくらんでいくのだと感じます。保育士としてその達成感や喜びを共感することの大切さ、そして達成感や喜びを味わうことができる環境を提供していくことの大切さを感じました。
さて、ドミノ倒しがひと段落したあとの姿は・・・。
写真をごらんください。(M.E)
ドミノの後は・・・だんだん高くしていきます。
こんなに高くなりました!午後はまたこの続きから♪
Posted in 園のこだわり