2013欧州で保育を学ぶ旅(25)
2013年07月24日 水曜日
テントウムシ幼稚園と子育て支援センターを見学した後は、ピストイア旧市街地を散策しながらホテルへ帰着し、会議室で振り返りの会を行いました。20人の参加者がグループに分かれファシリテーター役を中心に語り合い、グループで話し合われたことを発表しました。
①テントウムシ幼稚園の環境は素晴らしい、デンマークでも見てきたが、森が多い中に園がある、テントウムシは日本では捕まえてしまう、ハード的な面ではかなわないが、室内は何とでも環境構成ができるのではないか、ねずみ一匹入れないつめこみ状態はどうなのか、時間に追われない保育、日本の子育て環境はワークが先、ライフワークバランスでは有るべきではないか、日本政府行政が変わらなければならない、日本の役人が来るべきだと思う、今の状態ではどうなのか、怪我をさせない保育でいいのか、現場は大変だ、新園舎に参考にしたい。
②保育と政治・行政との結びつきが大切なのだが印象的、どうやって行けば政治・行政を変えられるのか、触れないではいけない、子どもにあった社会にするしかない、子どもは枠には入らない、そんな子どもは面白くない、子どもは芸術家、素材を用意すること、保育者の考え方を変えること、善福寺川にサギがいる、蛇もいる、田んぼを借りている、やればできなことはない、保護者と一緒に楽しんでいきたい、ひとりで夢を見てても皆で夢をみれば実現できる、子どもたちと一緒にやっていきたい、手を書けいること、いいなと思った。
③テントウムシ幼稚園が理想的、自然物を芸術まで高めるのは素晴らしい、継続できないでいた、保管場所の課題、自分が望んでいる原点に出会えた、今は安全安心が第一過ぎる、道草して欲しい、それができない環境、子どもが寄り道をするのをガードする保育者であるべき、日本はディズニーランドに行くのが最高だと思っているのはいかがなのか、それよりも近くの公園へ出かけてみましょう、納得してくれる親もいる、イタリアが芸術の国といわれるが貧乏だから良いものが生まれてくる、町全体が子育てにプライドを持っていることの素晴らしさ、怪我をさせないことの保育をやってきたのはどうだったのか、反省させられる。
④ありえないというテーマが出てきた、子どもが大切にされている、8時間以上働くのはあり得ない、長時間保育が当たり前なのはどうなのか。
⑤芸術に対する意識が違う、見たら驚いた、真似するより自分たちのことを学ぶ、障害児は優先的に保育を受ける、日本では親が認めない、宝箱は日本ではできるのか、保育目標、尊重、マテル、分け合える、外面が美しい、長時間保育をやらざるを得ないが、労働環境変えていきたい、社会を変えたい、家族や父親の意識、家族を巻き込む取り組み、父親を巻き込んでいくこと、親、子ども、保育者が孤立している、子どもを受け止めている、日本はマイナスに受け止める、保育士が健康であること、それが保育に影響する、日本の保育は子どもの為といいながら大人のためになっていないか、心を高める取り組み、政治と結びついている、20%を子どものためには凄い、コミュニケーションによる成長、一人遊びもよいが子ども同士の関わりの良さ、自園の良さ、他園の良さが見えた、子どもの中を引き出すこと、家族ニーズを引き出す、手間をかけず集客力があるものになっている、宝物箱活用したい、親と協力していきたい。
参加者は和気藹々で様々な感想、意見があげられました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ