◆7月30日(火)の子どもたち
2013年07月31日 水曜日
◆ジブンデデキルカナ…?(つぼみ)
よいしょっ!
今日は、園庭に出て遊びやすい陽気でしたので…園庭で遊んできました。
歩ける子や座って様子を見ている子、はいはいして進んでみる子と様々な姿を見せてくれました。
そんな中…滑り台を滑っていた〇〇ちゃんが靴をもち「履かせて~!」と喃語とジェスチャーで思いを伝えてくれたのですが…様子を見ていると…何とか自分で履こうとする姿が…。指先を使い足に入れていました。
靴を履く体験を保育者としてきたことで、自分でやってみようという気持ちが湧いてきたようです。
日ごろからふじ1組の友だちの様子を観察し、同じ遊びをしようとする〇〇ちゃん。
今回の靴を履く際もやはり、観察してきたことでやってみたいの気持ちが育ってきたのだと思います。
今後も〇〇ちゃんだけでなく、みんなが様々な視覚や体験する中でたくさんのやってみたいを形に出来るようにしていきたいと思います!
(T.Y)
発見!!
これは、何~?
◆つながる (ふじ1)
押すと水が出るんだよ?☆ あれ?柔らかくならないな〜☆?
一階保育室ではもちろん、ふじ1くみでもよく見かけられる「おやつ」の光景があります。
おやつを食べている子ども達の食べ方に注目してみると、コップの中におやつのおせんべいやクッキーを入れる姿がよく見られます。
お家でもそうであるかと思いますが中に入れると柔らかくなり食べやすくなるからなのかもしれません。または、味がついて美味しいと感じているのかもしれません。
他にもこんな事もあります。
お皿の上には何も乗っておらず、全部食べたんだねと思うのも束の間…。
実はコップの中にお皿の中身が入っている…なんていうこともしばしばです。
そんな「食の姿」は園庭遊びの中にも反映されるのでした。
デッキの上に給水のジャグを保育士Aが置いた後一人の男の子がとことこ向かっていきボタンを押し水を出しながらそこにいました。
「お水飲みたいの?」っと保育士Bが声を掛けコップに水を入れて差し出すと少し飲み、その後水をこぼしてまた水を汲んで欲しいとジェスチャーをしました。
そこで、保育士Bは「水で遊びたいの?じゃぁ、こっちの水を使おうか。」っとジャグから離れた砂場に行き水遊びが出来る場所を作りました。
遊びの繋がりが見えたので、今日は、気温がそこまで高くなかったのもあり園庭の手前の小さいスペースで色水遊びをしました。
色水が見える様に全て透明のカップ等を用意しましたが、この発達の子ども達には色というよりもカップをコップに見たてて遊ぶ事や、色水を入れてあるシャンプーのポンプを押して水を出す遊びの方が楽しい様に感じました。
ポンプを押すと中身が出るという事に気付くとひたすらそれを行う子どもや、何度も色水を飲もうとする子ども達、シャンプーを抱えて持ち歩き[給水]のコップに入れようとする子ども、色水は使わずカップに石を入れて楽しむ子ども…それぞれ沢山の姿が見られました。
いつもの園庭遊びよりも、遊びの範囲は狭く子ども達は色水の不思議(遊び)に集中している様に見えました。
一人の女の子は、コップの色水に園庭で獲れたゴーヤを付けては、出してほじる…付けては出してほじる…を繰り返していました。
何をやっているんだろう?と保育士同士話し合うと、ふと答えが見えてきました。
朝のおやつによく見られる光景。
まさに、あれが今、ゴーヤで実験されているのです。何分も何分もそこに座りひたすらゴーヤをふやかしていましたが中々上手くいきませんでした。
途中で遊びは終わりましたが、子どもの姿を理解出来た事に喜びを感じる事が出来ました。
そして、子どもの様々な不思議を提供・共有していきたいと思います。
k☆Y
ジュースみたいだね♪
綺麗だね~♪
◆子どもの発想 (ふじ2)
ねんね♪
日頃〇〇ちゃんは人形用のお布団を敷いて、お人形を寝かせて、お布団をかけてあげて、トントントンとしているときがあります。今日もするのかな~と見ていると、今日はお友だち2人がお布団の中に入ってコロコロしている姿を見つけて、「トントンしよう!」と思ったのか、お人形用のお布団を何枚かかけてあげて、トントンしていました。
トントンしてもらっている子たちは気持ちよさそうにしていました。
〇〇ちゃんが本当に小さなお母さんのように見えました。
そして、お部屋でブロックの車にブロックを付けて「お荷物運びまーす」とブロックの車を走らせていると、△△くんが静かに来て、足を開いて待っていました。
なんと、トンネルをつくってくれていた様で「トンネルを通りまーす!」とトンネルを通ると嬉しそうに途中からブロックの車を押して遊んでいました。
このような子ども達の素敵な発想に毎日感心してしまいます。これからも子ども達の自由な発想を大切にいていきながら子ども達と関わって行きたいと思いました。(K.H)
トンネルだぞー!
◆プール遊びも 室内遊びも… (ふじ3)
水遊び 満喫
毎朝、天気予報を見ずには出かけられない天気ですね。
まずは、気温と天気を確かめて今日の遊びを予想します。
気温も30度を越しそう…こんな日はプール遊びです。今日はみんなが水着に着替えて入れました。
水遊びも慣れたものです。シャワーを浴びると好きなプールを選んで入ります。
ジョウロで水をかけあったり、おなじみのミストシャワーにも進んで浴びにきます。
水着に着替える時に着替えるのを渋った〇ちゃんと〇くん。
洋服のまま参加しようとしましたがお友達の楽しんでいる様子に影響を受け着替える気になりました。
〇くんは来ていたTシャツをやおら脱いで、もうプールに足を入れていました。
環境に触れさせる、そのことだけで気づいていくことがあるのかもしれません。
プールの後はおひさまひろばで遊びました。体力があってまだまだ遊びたい気持ちいっぱいです。(S.C)
おなじみ ミストシャワー
おひさまひろばでも遊びました。
◆子どもの世界 (きく)
〇くんが△くんに「これ読んで~」と絵本をもっていきました。
△くんは「いいよ」と言いながら、絵に合わせてお話を始めました。△くんの新しい物語がとても面白いです。
文字を指でなぞりながら話し、「これはちょっと難しいから読めません」と言いながら進めていきます。文字は読めないのですが、ちゃんと読んでいるように見せている姿がかわいらしく思いました。
今日はプールに入りました。
プールでは、◇ちゃんがテラスの水路に水をあげていました。
「なんで、ここに水いっぱいあげているの?」と聞くと、「なんか生えてくるかなぁと思って!」と答えてくれました。
人や身近な環境から色んな刺激を受けて、一人ひとり、それぞれの面白い発想や空想の世界を見せてくれる子どもたちはすごく魅力的ですね。
これからもいろんな世界を見ていきたいです。(B・K)
とても真剣な表情でした!
◆うれしいの大きさはそれぞれ。(たんぽぽ)
シャワーの順番待ち☆
今日は朝から「せんせい きょうプール?」とプールに期待している子どもたち。お天気はどうかなぁ?と窓を覗くと「きょうふってないよ!」と雨が降っていないことをすかさず教えてくれました。
「今日プールはいるよ」とプールを楽しみにしていた子にこっそり教えると、ニヤリ。と笑い隣のお友達にもこっそり「今日プールはいるんだって」っと教える姿が朝から可愛らしい一面が見られました。
朝の集まりで、「自分で水着着れるかなぁ?」と聞くと、「うん!!」とやる気満々なお返事が返って来てみんなそれぞれ自分の水着を持ってきて着ようとチャレンジしていました。「見て~」と嬉しそうにやってきた子は前後ろ反対になっていましたが、せっかく一人で着れたのでそのままにしました。
またある子は一人で着ようとするものの、ねじねじになってまるで水着に囚われたように・・(笑)「できない~」と嘆いていましたが少し手伝うと自分で着れて満足気に。はたまた最初から「これ、今日もかったい水着なの~」と持ってきた子には笑ってしまいました。水着ってかたくて子どもには着づらいですよね。そんな水着と日々戦う子どもたちの様子は面白いものです。
プールに入るまでのお約束、着替えたら椅子で待っている。準備体操をする。シャワーを順番浴びる。プールに入るまではなかなか道が長いのですが、少しずつ慣れて来たようでお友達が違うところへ行っていると「まだだよ」「たいそうしてないよ」なんて教える姿も。
やっとのことでプールに入ると満面の笑みです☆ひとつずつお約束や、次にやることを覚えていく子どもたちに日々の成長を感じます。
一緒に共感したり、考えたりする時間を大切にし、小さな喜びをたくさん貯金して大きな「うれしい」に変化できるような生活を送っていきたいです。
(K*S)
ワニの親子♡
お水大好き*
◆気持ちを大切に (うみグループ)
今日はお部屋とプールで遊びました。
造形コーナーでダンボールを使った造形を行う〇〇ちゃん。ダンボールカッターを使い黙々とダンボールを切ります。そこへ年少の△△君がやってきて、〇〇ちゃんが切っているダンボールを両手でギュッとにぎりました。
切っている最中だったので「あぶないよ!」と声をかける〇〇ちゃん。
△△君が手を離すと、〇〇ちゃんは「あっ」と気づいたように「ごめん押さえてくれてたんだね?」と優しく問いかました。
自分の気持ちに気づき、受けとめてもらった〇〇君は「うん!」とニッコリ笑顔でした。
一方的、大人都合の考えで子どもに接するのではなく、どんなときでも、子ども一人ひとりの気持ちを大切にし、受けとめてあげることの大切さを、〇〇ちゃんから教えていただきました。
T.N
◆ドキッとするひとこと (にじグループ)
園庭での出来事。
数人で、泥んこ遊びを始めました。
「チョコレートケーキみたい!!」と仲良く遊んでいたのですが、次第に子どもたちの様子が変わってきました。
1人の子が、「お皿、勝手に使わないで!」「○○が持ってきたお水なくなっちゃうでしょ!」
「○○の分のチョコがないじゃん!!」・・・とイライラし始めました。
初めは、「○○ちゃんだけのじゃないよ」「また作ればいいじゃん」と言われることの答えていたのですが、あまりにも相手の子が起こっているので、少しずつ距離が生まれていきました。
一緒の空間で、一緒の遊びをしているのですが、○○ちゃんが話しかけても、答えるのをやめてしまった△△ちゃん。
そのことに対して、「なんで答えないの!!」とまたまた怒り出し、悪循環になっていたので、「なんで話したくないのかを教えてあげたらどうかな??」と△△ちゃんに伝えると、返ってきたのはひとこと。
「だって、怒ってばっかりなんだもん!!」
それを聞いて、「だって・・・」と話していましたが、やっぱりその後も距離ができたまま・・・。
しばらくすると、○○ちゃんが急に泣き出してしまいました。
「どうしたの??」と聞くと、「誰も一緒に遊んでくれない…」とのこと。
一緒の空間にいても、孤独を感じていたようです。
「どうしてかな??」と聞いてみると「怒ってばっかりいたから・・・」と、きちんと状況を本人なりに理解をしていたようなので、「そうだね。怒らないで、ちゃんと話したら仲良くできるかもしれないよ!!」と話すと、自分からお友だちに近づき、「ごめんね。」と謝っていました。
その後は、今まで距離があったのがウソのように、とっても仲良く遊び始めていました。
「だって、怒ってばっかり!!」の言葉には、私自身、ドキッとさせられました。
普段、子ども達たち接していて、こういうことないかな・・・と考えてしまい、またひとつ、子どもたちに気づかせてもらいました。
(E.Y)
◆昨日とは違った見え方。(そらグループ)
今日は溝の上にも積み木が。
朝の会では、何のあそびを〇にするかみんなで決めます。
今日は、ブロック・電車・積み木・カプラが〇になりました。
待ってました!とばかりにビー玉積み木に向かうひまわり組の男の子たち。
〇〇くんは昨日から作り続けていたものにとりかかりました。
このビー玉積み木。昨日はまわりに何もないところに作っていたのですが、バランスが崩れやすく、何度も壊れてしまったのです。そこで何かひらめいた〇〇くん。
ロッカーの背にそわせるようにビー玉積み木を組み立てはじめたのです。
さっきまで何度も壊れてしまったのがウソのように上手に組み立てることができました。
積み木を2つ組み合わせると真ん中にトンネルができ、そのトンネルの中にビー玉を転がすことができます。
何度も何度も転がしているうちに積み木を組み合わせた部分にできる溝でもビー玉がいくらか安定して転がることに気づいた〇〇くん。
そこまでで昨日はおかたづけの時間になったのですが、今日はその続きから。
昨日あった溝の上に積み木が乗せられていました。
「積み木が乗ってる。」と保育士がつぶやくと「うん。乗せたの。」とつぶやき返事をしてくれました。そこで、「どうして乗せてみたの?」と聞くと「この方が、ビー玉が落ちないから。これがないと速くビー玉が走るけど、速すぎて落ちちゃうときがあるんだ。」と教えてくれました。
昨日の時点では、溝の上だと速く走ることに感動し、「速いよ!」と喜んでいたのですが、今日はもうその段階を超え、どうやったら積み木の上から落ちないで転がせるかということに着眼点を置いて遊んでいました。
子どもたちは大人が思う以上のスピードで新しい目的を見つけ次々に発展させていくのだなと、〇〇くんの姿から気づかされました。
やっていることが同じように見えても、見方や感じ方は全然違った。なんてこともたくさんあるのです。毎日毎日成長しているこどもたちの姿にもっともっと寄り添っていきたいなと思います。(M.E)
昨日はこれ。溝の上をビー玉が転がっていきます。
ひまわり組さんの作るものをじーっと見ていたもも組さん。組み立て方を真似してみています。
Posted in 園のこだわり