◆7月24日(水)の子どもたち
2013年07月24日 水曜日
◆きっかけはだいじですね (つぼみ)
園庭に出ると一目散にお気に入りのすべり台へ向かうつぼみぐみの子どもたち。何人かは最近、すべり台の階段を一人で登れるようになったことで行動範囲も広がり積極的に遊んでおります。
そんな中、すべり台から離れて園庭散策を始める子がいました。向かったその先に、ウッドデッキで砂あそびをしているきくぐみのお兄さんの姿があります。何か気になったようでそのお兄さんのお向かいに立ち、じーっと見ていました。そんな〇〇ちゃんの姿に気付いたお兄さんは自分が使っていたシャベルとお皿を貸してくれ、そのとたん〇〇ちゃんはお兄さんの隣りへ移動しお兄さんの横でお兄さんと同じように遊び始めたのです。でも、お兄さんが貸してくれたシャベルでは大き過ぎてうまく使えません・・・そこで、小さなシャベルを渡してみると上手に使ってお皿の中の砂を混ぜています。
お兄さんの姿から始まった砂あそび・・・
小さいシャベルを渡せたことで遊びの展開が見られ・・・
子ども達の遊びや成長には必ずなにかのきっかけがあるようです。
そのお兄さんにも、シャベルに気づき渡せた保育士にも感謝です。
その後、「ごはんだよ」と誘っても遊びに夢中になって私の顔を見ようともしない程、楽しんでいた姿を見せてくれていました♪
(K・E)
◆~シャボン玉 パチン~ (ふじ1)
今日は過ごしやすい陽気で、体操後すぐに園庭に出て遊びました。空は曇っていて心地よく、そんな中、シャボン玉を吹いてみました。フーと吹くと、しゅぼん玉を取ろうと手を一生懸命伸ばしたり、シャボン玉を追いかけたり、地面に付いているシャボン玉を触ろうとしたり、それぞれに楽しみ、みんなとてもうれしそうな表情をしていました。きくたんぽぽの子どもたちもでてきました。木小屋でお皿やシャベルで砂のごちそうを作って遊んでいました。そばでその様子を見ていた〇くん。同じように砂場用具を持ってくると、お皿からシャベルで砂をすくい、保育士にあーんとごちそうしてくれました。〇くんごちそうさまでした。ありがとう。(T.Y)
◆優しい気持ち (ふじ2)
今日は寝不足気味で登園してきた〇〇君。朝からちょっとご機嫌がななめです・・・。保育室では、お気に入りのビーブロックを使って遊んでいますが些細なことで気持ちが折れてしまいうまく遊べずにいます。そんな様子を、見ていたのか長ーくつなげたビーブロックを持っていた□□くん。そっとそばまで行って、一つ手渡してくれました。「どうぞ」とかわいい声と共に、優しい気持ちをくれました。大人に促されたわけでもなくのに・・・自分が、そう関わってもらった経験があったのでしょうか・・何かしてあげたい・・・っと感じたのでしょうか・・純粋な優しさに感動しました!!そんな、自然な優しさが少しずつ広がって行ったらいいな~と思っています。
保育室で、友達と絵本を見たり体操したりする時間を持つこともあるのですが、以前寝転がって足をあげ自転車をこぐようなポーズを伝えたことあったのですが「じてんしゃ!!」と伝えるとそんな動きをしてくれる子もいて、覚えていてくれたんだな~と思うと嬉しくなります。
やっている子の姿を見て、真似をする子もいます。その姿を、ニコニコ見ている子もいます。みんなそれぞれですが、今日やった子のすがたをみていつかやる子がいるかもしれない・・・そんな瞬間に出会えるのが楽しみです。
今日は、地下鉄車庫まで散歩してきました。気持ちの乗る子は歩いての散歩に誘ってみました。交番までで満足な子もいました。歩いている姿をみて、歩きたくなる子もいました。保育園って、色んな友達に出会って関わって色んな姿が見られて面白いですね!今日も楽しい一日でした。 U・A
◆だいじょうぶ (ふじ3)
しゃぼんだま、待て待て!!
雨が降りそうだったので、早めに園庭に出ました。なんとか降らずに、涼しい風の中でゆっくりたっぷり遊びました。
シャボン玉を保育士がふいているのを見て「やりたい~」と囁く子どもたち。何度か経験していて遊び慣れているようで、上手にシャボン玉をふいていました。シャボン玉で遊び始めると、自然と子どもたちが集まってきます。子どもの周りにたくさんの子どもが集まり、シャボン玉を追いかけていました。砂場にむけてシャボン玉を作ると、ビー玉のように見えてとてもきれいなんです。新発見でした。
トランポリンを見ていると、3人の子どもたち。2人は先にジャンプして、もう1人は、一生懸命端からトランポリンに入ろうとしていましたが、なかなか入れず。横に回って、「こっちから入れるよ」と伝えると、すぐに方向チェンジ。ゆっくりですが、その子のペースで上まで上がることができ、すぐにトランポリンの中に入るのかと思いきや、じっと友達が遊んでいる様子を観察し、自分のタイミングを見計らって遊び始めました。その時、つい、「いいんだよ、おいで」と手を差し伸べたのですが、一向に遊び始めず。でもこれが、彼のサインだったのかなと思うと、子どもの気持ちを大切にしてあげようと思いました。
少しすると、2歳(きく・たんぽぽ組)のお姉さんが中に入り、座り込む1歳児(ふじ組)を見て、「大丈夫?立てる?」と手を差し伸べていたのですが、「(だいじょうぶ)」と言っているような感じで無言のまま手を振り払っていました。
相手は違えども、1歳児(ふじ組)の子でも、「だいじょうぶ」と自分の気持ちを表現することができるので、今、目の前の子は何を感じてどうしたいのだろう、ということを大切にかかわりをもっていきたいな、と思いました。(M・N)
よいしょ、でものぼれない。
だいじょうぶ。
◆「まてまて~」 (きく)
子ども達の会話や独り言を聞いていると、言葉のバリエーションが増えて、大人が言うような口調で話しをしている姿が見られます。
今日は〇くんが園庭に出ると、「まてまて~」とニヤニヤしながら保育士を見て走りだしていきました。
普段「まてまて~」と保育士が追いかけて遊んでいるのをマネして、追いかけてくるのを期待しているようでした。
山を登ろうとして、「ちょっと怖いねぇ」
ログハウスに入る時には、「そろそろお家に帰ろっか~」
お友達が遊んでいるのを見て、「いいねぇ」
普段、大人が言うような言葉をたくさん吸収しています。
言葉のバリエーションが増えて会話が増えていくと、お友達との関わりも増えてきて遊びの幅もどんどん広がっていっています。
ダンゴ虫やアリを見つけたり、工事をしたりするのもお友達に「みて!いたよ!」と言いに行ったり、「工事中でーす」と楽しい会話が聞こえてきます。(B・K)
◆いろんな玩具を使って (たんぽぽ)
一見、ふつうのおみせやさん。ウラを覗くと・・・
雨もなんとか持ちこたえ、ちょっと涼しい園庭で遊びました。
ベランダでは、お決まりのトマトのチェック。毎回、押し合いへし合いしながら、「押さないでー!」「いたーい!」うえーん・・・と、ひと騒動です(笑)
園庭では、ログハウスの中から、いらっしゃーい!いらっしゃーい!と元気な呼び声が。行ってみると、窓越しにニコニコの笑顔が3つ!特に物は用意されていないのですが、楽しそうな呼び声に、「アイスください」と言ってみたら、アイスを持っている振りをして、「ハイ!どーぞ。」と次々と手を出してくれます。ふと、ログハウスの中を覗いてみたら、足元にみんな黄色の足こぎ遊具を置いて、その上に乗り、いらっしゃいませをしていました。表からは見えなかった“じつは・・・”の面白い発想に、思わず笑ってしまいました。
さあ、他の子たちは何をしているかな~と園庭を見渡すと、地面に2本の線が続いているのを発見。。後をたどってみると、〇〇くんと△△くんが重たいホッピングを引きずって、園庭中を歩きまわっていました。「見て。線が続いてるよ。」と言うと、「線路だ~。」と〇〇くん。園庭中に引かれた長い線は本当に線路みたいでしたーーーーー。
今日もそれぞれの園庭遊び!
気付けば、保育士から離れて友達同士で数人で行動する姿がずいぶん増えました。
(T.M)
こんな風に。
線路は続くよ どこまでも・・・
◆木工あそび (うみグループ)
今日のうみグループ造形コーナーでは、普段おこなっているリサイクル端材を使った造形の他に、木の端材とボンドを使った木工あそびを取り入れていきました。新鮮な体験に子どもたちも大喜び!「おもしろいねー!!」「ベトベトするー」などと、子ども同士笑顔で共感し合いながら木やボンドの感触を味わいました。
子どもたちが作ったのは、4~5個の木を使った“飛行機”です。一人の子が「僕、飛行機つくる!」と嬉しそうに語りはじめたのがきっかけとなりました。
それぞれ自分の思い描いた飛行機を真剣に作る子どもたち。造形する中では「〇〇ちゃんのかっこいいね!」「〇〇ちゃんじょうず!」と、子ども同士お互いの作品を褒め合う姿もあり心温まりました。
完成した作品はどれも、子ども一人ひとりの個性が表れていてとても素敵です!
飛行機が完成すると一人の子が「飛行場も作ろうよ!」と提案。
皆で模造紙いっぱいに飛行場の絵を描くことになりました。“飛行場がわからない”となると、絵本コーナーに行き飛行機がのっている本を探し始める姿も…。子どもたちが心ひとつに取り組む姿に感動しました。
また今後どのようにあそびが発展していくか楽しみです。
T.N
◆お手紙です!!(にじグループ)
年長さんの最近のブームは、お手紙を書くこと!!。
白い紙に、絵を描いたり、いろんな色で塗りつぶしたりしていたのですが、最近は、自分の名前や相手の名前、簡単な文章が書いてある、ちゃんとしたお手紙に進化しています。
これまでは、文字を「どうやって書くの?」「ここに※※って書いて!!」という子が多かったのですが、保育室にあいうえお表が来てからは違います。
わからない字があると、表で調べ、文字を書いている姿が多く見られる様になりました。
時々、「見たけどわからなかった・・・」とくる子もいますが、薄く下書きをすると、それをなぞって書いています。
内容も、お誕生日のお祝いメッセージや相手の子の好きなところ、絵本仕立てになっている子もいて、とても面白いです。
女の子たちは折り方こだわっていて、ただ四つ折りではなく、ハートにしようとしたりと、とってもかわいいお手紙をつくっていました。
今度、私もお返事を書こうと思います。
(E.Y)
◆こころがすくすく。(そらグループ)
おまたせしました。カレーです。
最近のおままごとコーナーでは、サイゼリヤ屋さんごっこが人気です。
いつもの机に布をかぶせると、あっという間におしゃれなテーブルに大変身。
ロフトの1階部分を厨房に見立てて店員さんに扮したひまわり組の◯◯ちゃん、△△くん、□□ちゃんの3人できりもりしています。
お客さんがやってくると、「いらっしゃいませ。おひやでございます。」とコップを置いてくれました。「おひや」なんて言葉、よく知っていますよね。
赤ちゃんを連れてきたゆり組の女の子が子ども用のカレーを頼むと、大人のよりも小さなお皿ででてきました。優しい気づかいに私もほっこりです。
マニュアル通りの接客をしているのは大人の方で、子どもたちは相手に合わせて言葉づかいや関わり方を自然と変えているのだなと、〇〇ちゃんたちの姿から気付かされました。
人と人との関わりを異年齢で日々体験している子どもたち。
見えない心の部分がすくすくと成長しているのだなと嬉しくなります。(M.E)
ん~。どれにしようかな♪
園庭では泥あそび。パンをこねているそうです☆
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