環境コーディネート
2013年07月11日 木曜日
今回は以前に引き続き、季節をテーマに書道や絵画を行いました。
書道では、「つゆ」「雨」の見本の漢字を用意しそれを見よう見まねで表現している子どもたちの姿が見られました。
字の間隔や、長さ、はね、はらい等、正にart(自由な表現)ですので是非楽しんで見てみて下さい。
また、新聞紙に書いてある文字(個人のインスピレーションで選択)を半紙に集中して描く姿が印象的でした。
非常に長い文字数を選択した子もいましたので、「その半紙にその文字全部書けたらチャンピオン!」っと発破をかけると「ようし!ぜったいかいてやる!」っと太陽のように燃えていました。そしてしっかり全部書き終え「もじのじゅんばんはばらばらになったけどかいたよ!」っと自信満々でした。
また、絵画では最初に大きい模造紙を前にして天気の話を子ども達と一緒にしました。雨だったり曇りだったりを話していると雨を書こうと言う子が出てきましたので、皆で「良いね」っと一致団結。しかし、雨だけじゃ本当にずっと降ってしまいそう。。。っとぽつり呟くと「よし!たいようもかこう!」っと言う子がいました。すると「あめのひにはたいようはない。」っとの声も。そんな時向こうから「てるてるぼうず」っと聞こえてきました。
それをきっかけに水をはじくクレパスを使い、ぶら下がっているてるてる坊主を描きました。それぞれ好きな色を使い好きな紐の長さ、好きな顔の大きさや、好きな体、中には足を描く子も。。。
白い紙に描くだけでも沢山の選択があります。その選択をいかに大切にしていけるかも必要でした。
雨は絵の具で表現したのですが、いつもの筆の使い方ではなくたっぷり絵の具を含ませ、上方に筆を押しつけ垂れ流す描き方をしました。最初は面白くやっていましたが、徐々に筆を振り回す子が。。。それを見て今度は第二の技法を使用しました。筆を絵の具に浸して、「ピッ!」と振りつけるように雨を表現しました。
どんどん沢山の雨の色が欲しいという要望が雨のように降り注ぎカラフルな作品となりました。
k☆Y
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