◆7月31日(水)の子どもたち
2013年07月31日 水曜日
◆~水遊び それぞれの楽しみ方~ (つぼみ)
久しぶりに水遊びをしました。ベランダで保育士がタライを洗ったりして準備をしていると、網戸に顔をつけてその様子をじっとみている子どもたち。「なにしてるの~」という感じでシャワーでタライを洗う様子を見たり、音も聞いたりしていました。いよいよ水着に着替えてベランダへ。今日は大きなプールにも目を向け、プールの横に座ってパシャパシャお水を触って楽しんでいました。水に手をパシャパシャあてて、そのしぶきが顔にかかってくるのを楽しむ〇ちゃん。貝などのおもちゃをプールの水につけては、次に違うおもちゃをつけるをくりかえす△ちゃん。タライやプールをいろいろ入ってみる□ちゃん。また、いつもベランダへ出るだけで泣いてしまう☆くんも、今日は保育士に抱っこされ、足を水につけることができました。それぞれ水あそびの楽しみ方があるんだなあと感じました。(Y.T)
◆みんなそれぞれの・・・(ふじ1)
書きたいことがありすぎて何を書こうか迷ってしまいますが・・・
今日はそれぞれのブドウの食べ方についてです。
ブドウっていつから口の中で皮をむいて食べられるようになったのでしょうか。誰かに教わったのかな?私はいつから一人でブドウを食べられるようになったのか覚えていません。みなさんはどうですか?
ブドウが大好きな子ども達はパンよりもハンバーグよりも先にブドウを手にします。どうやって食べるのかな?と見ていると・・・
〇〇くんは一つずつ皮ごとパクパク。その度においしいおいしいと手をほっぺに当てて表現してくれます。
★★ちゃんは二つ三つ皮ごとパクパク。一番に食べ終わりました。
◇◇くんも二つ三つパクパク。でもぺっぺっと皮とブドウが出てきました。そしてブドウを手に取りそのままパクっ。皮はそのまま机の上です。
◎◎くんは食べる前にブドウを少しつぶして口の中へ。皮だけ口から出すとその皮をパンの入っているお皿の中へ。
みんな同じブドウを食べているのにブドウの食べ方は様々です。給食でももう何度もブドウの日がありますのでそのブドウを食べた経験から身に付いた食べ方なのか、それともおうちの方に教えてもらった食べ方なのか、はたまた持って生まれた食べ方なのか(?!)それはわかりませんが、ブドウの食べ方にも個性があってなんだか感動してしまいました。
そんな子ども達の個性を大切にしながらその子の一瞬一瞬の思いや気持ちに寄り添って過ごしていきたいなあと改めて感じることができました。(KH)
◆十分に遊ぶ (ふじ2)
水分補給。
園庭の自然の中で遊ぶ子どもたちの姿は、変化が大きい、ちょっと時間が経つだけで違うところに興味が湧くようです。
水分補給用の水を園庭に用意すると、すぐに水を飲みに来る子どもたち。ゴーヤを収穫すると、手で二つにしてみようとしたり、バケツの中にゴーヤを入れる子。その子によって、何を求めるかは異なります。
今の時期はシャワーを浴びて室内に入ることが多いのですが、まだ遊びたい、と大泣きする子に、自然と近くにいる子(同じ歳のふじ組)が頭をなでたり、背中をさすったりしていました。泣いている子も、普段はもっと遊びたい、と大泣きしたり、走り回ったりしてアピールするのですが、なんとも普段の姿との変化に、「今日は十分に満足して遊ぶことができ、友達のことも気に掛けられたのかな?!」というふうにとってしまいましたが、十分に遊びこめることってとても重要だな、と思いました。
色水遊びをしてみると、水の色の変化に興味を持つ子、ペットボトルに興味を持つ子、色の出る実に興味を持つ子と、どこに興味があるのかはさまざまで反応を見るのがとても面白いです。
集団生活の中では、時間で追われてしまうこともあるのですが、出来る限りの一人ひとりにあった関わりをもてるようにしなければ、子どもの遊びや生活の保障はされないような気がします。
一人ひとりの体調や様子など様々なことに配慮して、子どもたちが十分に遊び込める環境を作っていきたいと思います。(M・N)
どこまで砂を運ぶのかな。
色水あそび。
◆子ども同士の関わり (ふじ3)
たのしくあそでいるところ
友達に取られそうになり泣いている子を、そばに子がその子の頭をよしよしと撫でてあげていました。泣いている子は泣き続けていましたが、よしよしをしていた子はお友達の役に立てたことを喜んでいたのかニコニコしていました。とても素敵な子どもたちの関わりが見れました。
園庭でもお友達同士の関わり合いがだいぶ増えてきたと感じました。園庭に出てすぐは思い思いの好きな遊びをしていましたが、ゆりかごスウィングを2~3人で左右から協力して揺り動かして遊んでいました。そのうち一人がタイヤに乗り込むと上手に揺らしてあげて楽しく遊んでいました。
また自分の遊びにのめり込み、砂場でずっと土を掘ったり盛り上げたり、盛った土を切り崩したりと集中して遊んでいました。
今日は曇りで午前中はあまり暑くならず、過ごしやすい気候の中みんな元気に遊んでいました。Y・N
上手にやさしく押してあげているところ
集中して遊んでいるお友達の横で、真似をして楽しく遊びだすところ
◆もしもし~!(きく)
最近お部屋では、男の子も女の子も保育園ごっこを楽しんでいる姿が見られます。
この保育園ごっこは、子どもたちがお父さんやお母さんになりきり、人形を保育士に預けるというやり取りをします。
今までも数名の子たちが楽しんでいたのですが、以前は「かわりないで~す!」と言って預けるだけでした。
それが、最近は「ちょっと園庭に来るとき転んじゃって。」「今日は鼻水が出てます。」「今日はママが迎えにきますね~!」など細かく伝えてくれるようになりました♪すごいですね。
室内の写真はお部屋の隅っこをお家と設定して保育園に電話をしている所です。何を話しているのかなぁとよく聞いてみると…「今日お熱がでちゃったのでお休みします。」と言っていました。
人形だけでなく、ブロックを使って電話に見立てたり布を用意して布団代わりにしたり遊びが展開していって面白いなぁ、これからますます楽しみだなぁと思いました。
(K.Y)
◆ここで座ってー! (たんぽぽ)
しっかりと。
今日もお日さまはどこかでかくれんぼしているみたいですが、プールに入りました!
トイレに行って、お着替えをして、準備できた子から椅子に座って待っています。
みんな着替え終わったら、体操!
体操しようと立ち上がり、窓の方へ移動すると…
「ここで座ってー!」と声をかける〇〇くん。
「走らないよ!」と言う△△くん。
どうしたものでしょう!
いつも保育士が言っている言葉を聞いて、マネしていたのか、習慣づいてきたのか。
そのとき、保育士は何も言わなかったのに、写真の通り、みんな座っています!
子ども同士の関わりを見ていると楽しいですね。
私たち大人のことを見ているんだと思うと、まずは私たちの行動を正していかないと!と思わせられました。
(H.K)
◆やさしく見守る (うみグループ)
うみグループサイエンスコーナーに、保護者の方からいただいたキリギリスを置きました。
普段あまり見られない珍しい昆虫ということで子どもたちも大喜び!なかには「すごいなー」と、長時間虫かごとにらめっこする子もいます。
今日も、「キリギリス見よう!」と、やる気満々の子どもたちでサイエンスコーナーがにぎわいました。
キリギリスを観察する ももぐみの〇〇君と、△△君。
「すごいねー」「あっ上のぼった!」「なんでお腹白いんだろうね!?」
たくさんの不思議、感動を味わっていました。
しばらく観察していると「あっ!卵みたいのがある!」と、キリギリスの卵を発見した〇〇君と△△君。
すると…
「さわらないで優しく見てあげよう!」「優しくしようね!」と、二人で顔を見合わせにっこり笑顔。心温まる瞬間でした。
生き物を労わろうとする気持ち…。思いやりの気持ちも徐々に芽生えてきているんだと嬉しい気持ちになりました。
T.N
◆人の喜びを自分の喜びに… (にじグループ)
今日はお部屋で遊んだ後、プールに入りました。
お部屋では、ぬり絵やお絵描き、動物のフィギュア、トランプやカルタをして思い思いに遊びました。
カルタでの出来事…もも組の〇ちゃんが「せんせーい、カルタやろー!」と言ってきました。「あれ?〇ちゃんカルタできたっけなぁ?」と思いましたが、気持ちを尊重し、並べ始めていたらゆり組の子たち何人かが「いれてー」と集まってきました。〇ちゃんは「いいよー!」と元気よく答えるとさっそくカルタの始まりです。
読み始めると、やはりゆり組さんは素早いですね。まだ読み途中だけれど勢いよく「はい!!」と札を取りました。すると〇ちゃんは「おお!」と言って手をパチパチ…拍手をしていました。そのやり取りを何回か繰り返していました。
私はその姿に少し感動しました。〇ちゃんにとってカルタの楽しみ方は自分が札を取るのではなく、一緒にやっていたお友達が札をとったり楽しく遊んでいる姿を見て一緒に楽しむことなんだなと発見しました。その〇ちゃんや一緒にやっていたゆり組さんの姿を見ていてとてもほのぼのとしました☆
園にはいろいろな遊びがありますが、子どもたち一人ひとりその遊び方や楽しみ方が違うんだなと再確認できたと同時に遊び方がひとつではない様々な遊びの提供も考えなくてはいけないなと改めて感じました。
〇ちゃんのような人の喜びを自分の喜びとして感じれるように私自身もなれるようにしたいなと思いました。
(s.s)
◆車はジャンプしないよ?(そらグループ)
今日はプール遊び、室内遊びにわかれました。
積み木の上に線路を置いて、高さのあるモノレールのようなものを作ろうと保育士が組み立てていると、近づいて見に来たもも組の〇〇ちゃん。
「何作ってるの?」と聞いてきてくれたので、「高い線路を作っているよ。」と答えると、「この線路どこから電車が登るの?」とまたまた質問が。
そのことに関しては何も考えていなかったので、どうしようと思いながらも「んー・・・電車がジャンプするのかな~」と答えると、即答で「電車はジャンプしないよ。」と返ってきました。
なんとも現実味を帯びた返答にさらに困ってしまい、逆に〇〇ちゃんにどうしたらよいか聞いてみることにしました。
〇〇ちゃんはこんな提案をしてくれました。
「すべりだいみたいにしたら、電車が登れるんじゃなの?」と。
「それはいいね!やってみよう!」ということになり、早速とりかかりました。
積み木の高さを少しずつ低くしていき、最後には床に着くようになりました。
保育士が作り始めた線路は、いつの間にか〇〇ちゃんにとって夢中になれるものになっていたのです。完成すると誰よりも喜び、嬉しい気持ちを色々な人に伝えたくて、お友だちや保育士を呼んできては満面の笑みで見せていました。
そのあと、完成した線路の上に電車を走らせてみると、残念なことに線路は崩れてしまったのですが〇〇ちゃんはそんなに残念そうにはしていません。「壊れちゃった。」と保育士がつぶやくと「大丈夫。今度は壊れないように作るね。」と次のステップにもう移っている〇〇ちゃんでした。(M.E)
だんだん積み木を低くして・・・。
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