奏でるハーモニー♪
2013年06月21日 金曜日
いよいよ今日はボローニャへいきますがその前にピストイアにある、
音楽学校へおじゃましました。そこは日本の白川町とピストイアが姉妹都市で普段は見学場所としては公開してない場所のようですが特別に見せていただきました。
この音楽学校は18世紀までは田舎のお城として使われていて別荘のようなもので町から遠く、田舎の作物をここへ集めたそうです。メインの入り口は南に位置しており入口から入ると大きなホールが!中には息を飲むような素敵なオルガンがありました。オルガンの素敵な姿に見とれていましたが、見学はこれからです!
さらに奥には部屋が何部屋もあり、案内してくださいました。部屋の中には、
ジョファンニフィレンツィさんが書いた絵がかざられていました。
また部屋の壁と天井には絵が描いてありました。
ひとつひとつの部屋にテーマがあり色が違うそうです。青の部屋。赤の部屋。そして白に塗った部屋。なんと白の壁の下になにかが描かれているそうで未だ謎につつまれているそうです。修復にはお金がかかり今は3つまで修復が完成されていて、どれもすばらしいものばかりでした。
部屋と部屋がつながっていて順番に案内してくださいました。
校長先生にご挨拶していると、どこか見覚えのある顔の方がいらっしゃり、まさか!と思ったら一日目の市教育委員会を訪問した時の職員が私たちが音楽学校に来てると聞いて会いに来てくださったのです。私たちはその優しさに触れて心が温かくなり嬉しさに「グラッツェ‼」が言葉があふれていました。
教室には木琴や打楽器、オルガンなどがありいくつか弾いて聞かせてくださいました。
イジナーレ→ピアノの種類。
ピネッティ→大聖堂のためにつくったピアノ。
この学校は現在430人の学生たちが音楽家を目指し通っているそうです。クラスは4クラスあり、ピアノとギターを習う学生が多いみたいです。
そして最後に、あのおおきなホールにあるオルガンのところへ戻ってきました。
今回私たち研修仲間の中にフルートを演奏できる方とトランペットを演奏できる方がいらして、見学のお礼に、一曲ずつ演奏してくださいました。
案内してくださった方と校長先生も喜んでくださり、お礼にオルガンを弾いてくださいました。素敵な音色に聴き惚れてしまいました**なんとも言えない素敵な経験に感謝の気持ちでいっぱいです。
お礼を伝えて音楽家学校とお別れをしボローニャに向かいますが、ここでピストイアの町をすべて案内してくださった、通訳の方ともお別れ*
サザエさんのようなパワフルで温かい人柄と広島弁をまじいれながらの通訳にこの研修がより楽しいものになりました。お別れするのがさみしいなぁ…と思っていたら、なんと!手作りおにぎりをみんなに作ってきてごちそうしてくださったのです‼知らないイタリアの地で頂いた通訳さんのあったかい心のこもったおにぎりに涙ぐんでしまいました。自家製の梅干し入りで海苔もついて本当に最高のおにぎりでした!みなさんで味わい、パワーを頂きお別れをしました…。本当にありがとうございました。
K.S
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