2013欧州の保育を学ぶ前旅①
2013年05月27日 月曜日
杉並区私立保育園連盟を主体とした、「2013年初夏 欧州で子ども主体の保育を学ぶ旅」が始まります。今回の企画は昨年3月、杉並区私立保育園連盟園長会の有志で、イタリアのレッジョエミリアで学ぶ旅をしたいと発案したことが始まりでした。2012年に実行する予定で旅行会社と話し合いをしましたが、レッジョエミリアの受け入れ枠などの課題があり見送ることになりました。
その後、縁あって2012年9月にレッジョエミリアとピストイアの保育視察を体験する機会を得ました。そこで学んだ大人主体ではない保育のことを報告する中で改めて2013年に是非、実行しようという思いがつのり2年越しの旅が実現できました。園長会の中で核となるメンバー4人で話し合い、6月上旬実行とし、旅行会社は複数社によるプレゼンで選定することになり、3社の中から中野区にある旅行会社が選ばれました。日本の幼児教育海外ツアーの草分け的存在で、40年間で述べ400回のツアーを企画・運営した実績のある老舗です。
このような学びのツアーは20人程度が最適ですから、募集チラシを作成して参加者を募りました。結果20人のメンバーが集まり予定どおり旅の準備が始まりました。参加者は社会福祉法人理事、保育園園長、保育士、建築士の面々で説明会で初めて出合った方もいますが同じ目的で集まったメンバーはすぐに意気投合し、旅への期待が高まったようです。
本隊は6月1日出発ですが、一足先に北欧とベネルクスを巡りフィレンツェで合流することにしました。エールフランスのサイトからは出発時刻の30時間前からWebCheck INができますから、3路線の好きな座席を選択しておきました。こうしておくと成田空港ではスーツケースを預けるだけで搭乗手続きは完了です。
今回の旅はノルウェー、スウェーデン、デンマーク其々のクローネとユーロの4通貨を使用しますが、ノルウェークローネとユーロだけを両替し、クローネ同士は現地で交換することにしました。とりわけ北欧は物価が高くミネラルウォーターは500円する国もあります。
成田からパリ・シャルルドゴール空港へは、エアバスA380 で11時間30分のフライトです。世界最大のA380 は総2階座席で搭乗口も1、2階が別で見下ろしながら2階席へ乗り込みました。
後の階段で上下を移動できて、機内の静かさはハイレベルなので、長時間フライトも快適に過ごせました。定刻どおりのフライトで3年ぶりのシャルルドゴール空港、雨上がりで気温9℃、ダウンジャケットを羽織っている人もいるほどでした。トランジットでオランダ・アムステルダムへ向います。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ