大人が変わるだけでいい
2013年05月10日 金曜日
育子園の職員等数人で「子育てで大切にしたいこと」をブレインストーミングしました。
・子どもの無限の可能性を信じ、人間性豊かな情操心が培われるように、子ども中心・子ども主体の育児を行う。
・親が子育てをあせらない・他のこと比べない・できたことを喜ぶ。
・人間は真似をする生物である。
・体内にいる時から赤ちゃんは母親の真似をする、母親が口を開けると胎児も開ける。
・子どもは妊娠中から社会貢献ができる存在だととらえる、胎児がいるから妊婦をいたわる、0歳が散歩をすると人が寄ってきて笑顔になることは立派な社会貢献。
・子どもの存在を丸ごと信じきる。
・大人が手本になる。
・子どもは大人が言った通りには育たない、大人がやった通りに育つ。
・子どもの行動理由を聞いてあげる。
・一人前の親になるために子どもに育ててもらっている。
・人への信頼感。
・個別の親子関係が基本。
・人は存在を認められると安定する。
・とにかく子どもは周りを観察している、特に大人のやることをマネする。
・見えないものに対する畏敬の念。
・自由度が高いほど人は伸びる。
・親の安定が子どもの安定。
・安心して過ごせる居心地の良い家庭や教会。
・障害のある子どもは能力のある子どもと見る。
・子どもの存在を丸ごと信じきって、大人がやってあげるよりも見守る姿勢。
・子どもを信じきれない大人はやってあげたりさせたりする。
・異年齢の子ども同士のかかわりが必要。
・他者のことを間違いだとは見ないで、一人ひとりの違いだと認める。
・その子どもの光を見つける。
・躾とは訓練ではなく躾糸のように大人が手本になること。
・三代先を見据えて関わる。虐待等も世代継承されている。
以上のような意見が出てきました。
どれも子どもをどうこうしようというよりも、我々大人がどのように子どもと接するか、どのような生き方をするかが重要かという点で一致しています。相手を変えようというのではなく、自分がどう変わっていけるのかという発想は道理にかなったものです。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ