◆4月2日(火)の子どもたち
2013年04月02日 火曜日
◆大丈夫だよ (つぼみ)
今日は九時から十時の一時間、お母さんたちから離れて保育士と保育室で過ごしました。
はじめての集団生活、という子も多いなか、おもちゃで遊んで時にはニコニコ。また一方ではスヤスヤ・・・もちろん「えーん」という声もたくさん聞こえましたよ。でも大丈夫、きっとすぐに育子園大好きになってくれると思います。今まで大好きなお母さんとずーっと一緒にいたんですもんね♪「大丈夫だよ」って笑顔で「いってらっしゃい」できるのもきっとあっという間なんだろうなあと思いました。(KH)
◆発見!宝物1号 (ふじ1)
育子園での新生活がスタートしました!!
大好きなママと離れ、新しい環境に「ここは、どこ~?」と不安を涙を見せながら、全身で表現していました。
ところが…
泣きながらもお友だちの様子が気になりだした〇〇君。
じーっと見つめたり、一緒に泣いて見たり、反応をすかさずチェック!!
顔を覗き込んで慰めているのかと思ったら…
「だっこしてよ~」と言わんばかりに手を広げてました。
泣きながらもよく見ているんですね!!
初めての環境でも周りをよく見ていると思える一コマでした❤
これからも子ども達と一緒にたくさんの「はじめまして」を探していきたいと思います☆
◆ここは、何だろう・・・ (ふじ2)
今日は、新年度がスタートして2日目・・・進級児にとっては新しいお友だちを迎え、誰だ―??とのぞきこんでいる姿や、一緒にもらい泣きの姿もあって、去年の4月とは全く違う反応がまた新鮮でかわいい姿でした。新入園児の子どもたちにっとっては、大好きな親御さんから離れて過ごす育子園で初めての時間・・・。きょとんっとしている子もいました、ちょっと泣いてすぐに遊び始める子もいました・・扉を見つめて泣いている子もいました。
扉から、ママが出ていった姿を見ていたからなのか、保育室の玩具のコーナーには入ろうとせず赤い扉の方に行きたいと訴えていた○○ちゃん。午前中のおやつを用意していましたが誘ってみても大きく首を振っていました。扉の方に行きとどかないけれど小さな足で背伸びしてのぞこうとしたりしていました。保育士が側に行くと「いやいや」と側にいて欲しくなさそうです・・少し距離を置いて見つめていました。○○ちゃんは、扉で少し落ち着くと、泣きながらも自分で1階のフロアを歩きまわります。泣きやんでは、覗き込んで・・の繰り返し。そして、自分からふじ1組の部屋に入って行き、泣きながらもそこで過ごしていました。そこにいた保育士たちも、○○ちゃんの姿をいらっしゃーいとうけとめていました。どこの空間にいる保育士たちも、どこのクラスの子でも「いらっしゃーい」と待っています。これから始まる園生活。みんな、育子園の中で一緒に大好きを見つけていきたいです。 U・A
◆新入園児の大冒険と進級児の貫録 (ふじ3)
今日は、新入園児にとって初めて保護者と別れてて過ごす日です。でも、昨日は、ママやパパと楽しく過ごしたこともあり、登園時はみんな笑顔でした。それが、ふっと気づくと居るはずのママもパパもいない。1人泣き出すと遊んでいた子も変化に気づき、ママ、パパを探し出す。そして一斉に泣き出しました。抱っこされるのも“いや”でも頼れる人はいない。もうこの人でもいいかと、保育士に抱き着いてくるのです。全身で泣き捲っていたけど、おやつを食べたら泣きやんだり、しがみ付きながら寝てしまったり、電車の玩具を見つけて遊びだしたりし始めました。2時間ちょっとの短い時間でしたが、子ども達にとっては、ママやパパと離れて過ごした大冒険だったようです。
進級児は、周りで泣かれようとつられることもなく、自分の好きな遊びを見つけて楽しんでいました。泣いている子を覗きに来て気にしたり、頭を撫でようとする姿もあり、1年先輩の貫録はすごいものです。でも新入園児が帰った後、元気に遊ぶ姿を見て、ちょっと緊張していたのかもしれません。午前中頑張った分、一緒にたくさん遊びました。(M.K)
◆こだわり (きく)
今日はきく・たんぽぽ組のお部屋と廊下に巧技台をだして、体もたくさん動かして遊びました。
電車が好きな〇〇くんは、みんながお部屋を移動している間に電車を全部つなげて、一人で楽しんでいました。
そこに、お友達が何人も遊びにきました。
〇〇くんが電車を全部使っていたので、「電車ないね」と探したり、〇〇くんを見て「え~ん」と声を出して欲しいアピールをしていました。
△△くんが「1個かして」と言うと、「はい!」と緑の電車をかしてくれました。
すると、△△くんは「それじゃなくて、こっちがいいの」と黒い電車を指さしています。
〇〇くんは、どうしようか考えている様子で、「こっち」と今度は黄色い電車をくれました。
「でんしゃ!でんしゃ!」とただつなげて遊ぶところから、色や形にもこだわりが出てきて、お友達と貸し借りしながら、自分の電車を作っています。
線路をたくさんつなげて、一緒の線路で走らせているのですが、ぶつからないように考えながら走らせている姿もありました。(B・K)
◆だぁれ? (たんぽぽ)
絵本time!真剣です。
今日は新年度が始まり2日目。朝お部屋に入るとき、子ども達は私の顔を覚えてくれているかなぁ~?と思い「おはよー」と入ると、ハニカミながら「おはよぉ」とあいさつをしてくれる子もいました。
新しい担当の名前を知りたくて、しきりに「だれ?」「なにせんせ?」「〇〇せんせい?」と繰り返してみたり・・そんな姿がかわいらしく、早く名前を呼んでもらえる日が楽しみです。
朝の集まりではお名前を呼ぶと「ハイッ!」とみんな元気にお返事をします。うっかりお友達の名前でも元気に返事をしてくれます。ご愛嬌もたっぷりですね~♪絵本もとっても集中して見る姿には驚きました。
今日はあいにくのお天気でしたので「あめだね~」と話すと「あめだね~」と子ども達。「今日はお部屋でお遊ぼうね」と話すと「うん!」っと元気に返事をして帽子を被っていたので笑ってしまいました。お支度のやる気は満々ですね。
たんぽぽ組ときく組のお部屋を行き来して好きな方で遊びました。廊下には平均台を出すと大賑わい。「いっしょにいこ」「ジャンプしようか」「せーの」など可愛いおしゃべりがたくさん聞こえ、これからどんな成長をみせてくれるのかとても楽しみになりました。
子ども達の何気ない会話や仕草を大切にし、楽しい時間をたくさん過ごしていきたいものです。
(K*S)
お絵かき♪
◆力を合わせて (うみグループ)
新年度2日目の今日はあいにくの雨でしたが、行きたいグループへ行き、それぞれ楽しく過ごしていました。 今日は、うみグループのお部屋は10人程しか子どもがいなく、貸し切り状態でした。造形コーナーでは、4人の女の子達が白い紙に型抜いたお花や色々な形の色紙をノリでペタペタと貼り、ひとつの作品を創り上げていました。「電車だよね~」「お家だよね~」と、なんだか楽しそう。みんなで、「あ~しよう」「こ~しよう」と力を合わせて、素敵な作品が完成しました。
日々の生活、あそびを通し、集団や仲間意識がどんどん芽生えているようです。今後も子ども同士の関わりを大切に、成長を見守っていけたらと思います。
(S・M)
◆ゲームの順番 (にじグループ)
今日は雨のため、お部屋で過ごしました。
にじグループでは、カードゲームや折り紙、塗り絵をする子ども達で、机が埋まりました。
ゆり・ひまわり組の子ども達4~5人と一緒に、UNOと神経衰弱をして遊びました。最初にジャンケンで順番を決めるのですが、子ども達は必ず勝った順に順番を回していくんですよね。そして、途中で、「次は誰だっけ?」って何度も勝った順を振り返りながら進めていく・・・。その不規則な順番を「この順番は”の”みたいだね!」と言った子がいました。確かに、回りを指でたどると、ひらがなの”の”みたいでした。面白いことを考えるなぁと感心しました。私からすれば、順番は分かり易いように、勝った人から時計回りにすればいいのに・・・と思っていたのですが、この年齢発達の子どもの世界ではそうとも限らないようです。
昨日の帰りの会で、感動したことがありました。
いつものように、保育士が見つけたチャンピォンを発表しました。お片付けを最後までしてくれたとか、お話を聞くのが上手とか・・・そして、特別に、進級して1日目なのでみんな頑張ったね!ということで、全員チャンピォンにしました。保育者が、座っている子ども達にタンバリンを持って回り、全員回ったところで、子ども達が「先生もチャンピォンは?」と言ってくれました。「え?先生も頑張ったってこと?」と子ども達に尋ねると「うん、先生もみんなチャンピォンだよ」と。多くの子がウンウンと頷いてくれ、その場にいた保育者も子ども同様、タンバリンを鳴らし、チャンピォンになることができました。子ども達の優しさに触れることができ、とても嬉しかったです。そして、実際に自分がチャンピォンになってみんなに認めてもらうということは、こんなにも嬉しいことなんだとわかり、これからも、たくさんチャンピォンを見つけて、子ども達の自信につなけていければと思いました。(S.S)
◆群れてあそぶ (そらグループ)
新年度2日目。新入園児さんの慣れ保育も正式にスタートしました。
朝の会で、「新しいお友達が困っていたらどうしよう・・・」という保育者の声掛けに対し「お兄さんお姉さんが助けてあげる!」という頼もしい返事が帰ってきました。
今日は雨のため、お部屋であそびました。
子どもたちは、どんなところで、どんなお友だちと、どんなあそびをしているのかと覗いてみました。
現代の子どもたちは、子どもだけで群れてあそぶ場が減っていると言われていますが、育子園の子はどこを覗いても、立派に群れてあそんでいました。
互いに自己主張し、ぶつかり合い、悔しい思いをし、折り合いをつけていく場面がたくさん見られました。
こうやって壁にぶつかっても自分で考え、人と協力し乗り越える力を身に着けていくんですね。
これからも、子どもたちと適度な距離を大切にし、しっかりと見守っていきたいと感じました。
(F.K)
Posted in 園のこだわり