キャッチャーの様に
2013年03月01日 金曜日
泥遊び(泥を使ったおままごと遊び含め)の光景を想像してみてください。
①暖かく気持ちの良い天気の中、風も心地よく、園庭には花が咲き春のような雰囲気、子ども達は楽しそうに泥を使っておままごと。いらっしゃいませ。と楽しそうです。
この光景を見て保育者はニッコリすると思います。
②園庭に出ると汗ばむ気温、太陽も降り注ぐ午前中、子ども達は半袖でも汗だく、思い切って泥んこになって遊び出す子ども達、その表情はとても気持ち良さそうで楽しそうです。
この光景を見て保育者はニッコリすると思います。
❸寒い曇り空の中…風も冷たく…水も冷たく…ウッドデッキには大量の泥まみれなお皿たち…鍋やコップもありそれらには泥水が…それらをかき混ぜてあたり一面泥まみれになろうが御構い無し…。
この光景を見て保育者はある意味ニッコリだと思います。
もはや、魔法陣を作って魔法を出そうと言わんばかりの魔女達…その泥の光景にコメントを選ばずを得ません。
その時、一人の保育士がここへ近付いて来ました。泥遊びが好きな一歳児と手を繋いでいました。そして、こんなセリフを迷わず言いました。
「あ!美味しそうなご飯がいっぱいあるね!お姉さんたち素敵だね!」
これを見て迷わず瞬時にその言葉を感情込めて言ったので、「○○先生!すごいですね!どうしてそう言ったんですか?」っと聞くと「え?どうしてですか?私、変な事言っちゃいましたか?どうしよう…」っと仰いました。
子ども達は嬉しかったと思います。ありのままを受け止めてくれたことが。
まだまだ、沢山の意味や子どもの思いがあったと思いますが書き表せません…。
私は、まずはありのままを受け止めるという事をその先生から学ばせて頂きました。
頂きました。
有難うございました。
k☆Y
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