2000越え
2013年02月12日 火曜日
育子園のホームページは毎日のように更新されています。その投稿数が2,000件を超えました。2010年4月、現行のホームページにリニューアルした日の園長ブログには、
「本日、育子園のホームページをリニューアルしました。園にパソコンを導入して約11年、デジカメ10年、ホームページ8年が経過しました。家庭にインターネットが普及し始めた13年位前は、ネット接続料金が高かったので接続するたびに電話回線を利用してダイアルアップしていた懐かしい頃を思い出します。
さて、ホームページの話に戻りますが、今までのホームページは「ホームページビルダー」でまさに手作り感一杯のものでした。新ホームページは、保育コンサルタントをお願いしている㈱カグヤのウェブセンターで作成してもらいました。
法人のCIに準じて、緑色とオレンジに近い黄色がテーマカラーです。
そして、新ホームページの最大の特徴は、職員が交代で見守る保育実践ブログを記することです(5月中旬から始まりますのでお楽しみに)。識者は保育界を「保育は職人芸、保育者個人の保育観によるところが大きい」と評していますが、園の理念に沿った保育ブログを保育者が交代で書くことで、日々の保育をオープンにし「仏教精神を基盤とした子ども主体・子ども中心の見守る保育」の話し合いが広がっていくことでしょう。
以前の園長ブログでも何回か紹介した杉並区園長会の研修会でも、ほとんどの講師さんが、「保育者はその日の保育エピソードを10分間でいいから、自分の日記帳に記すること、それが保育の基本です。日々の保育は宝の山、エピソードの宝庫、書かずにはいられないのがプロの保育者です。今日は書くこと無いと感じたら、それは保育をしていなかったと反省することです。
そして職員会議等でエピソードをもとに話し合いを展開し、次へのステップアップにしていくことが保育の質の向上につながるのです。」と力強く提案されています。
そのような保育界の変化からしても、今回のリニューアルは理にかなった、画期的な良いツールになると期待を寄せています。」
再読して久々にダイアルアップという言葉を思い出しましたが、ネット利用者もダイアルアップを知らない世代が増えてきていることでしょう。2010年頃はスマートフォンやタブレットが出始めたばかりで、パソコンはデスクトップとノートが中心でした。3年経った今ではスマホとタブレットが急増し、オフィスでもデスクトップは少数派になってきました。これはWiFiの普及があってこその変化で、育子園の園舎内と園庭も2年前からWiFi環境を整備し、各保育室のノートは無線でサーバーに接続しています。デジカメデータも自動的に無線でサーバーに書き込まれるようになっています。各家庭でもWiFiを簡単に設定できるので、マンションのみならず一戸建てでも高速で安定したネット接続が可能になりました。家庭内のデジタル機器がネットワークでつながり、スマホでアンプをコントロールしたり、TVレコーダーに録画したコンテンツを離れた場所にある別のTVで視聴できるようになりましたから、今後どんな進化を遂げていくか楽しみです。
ホームページの話に戻りますが、職員が交代でブログを書くことにした当時は1日1件だったのですが、今では1日9件以上になりました。職員間で他の職員がどんなことを大切にして日々の保育を実践しているのか、その人を理解するツールとして活用しています。その日の保育を振り返り記録することは大切なことです。ホームページの役割は対社会へ、園の保育を知っていただくための情報源ですから一人ひとりの子どもたちがそれぞれの持ち味を発揮している様子を発信していくことです。
いつまでも「陳腐化」しない、活き活きとしたホームページで有り続けたいと思っています。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ