子どもと大人を見守る仲間
2013年02月05日 火曜日
「見守る保育」の保育仲間が集まって育子園で学び合いの会を開きました。群馬、千葉、埼玉、東京の保育園から理事長、園長、副園長、事務長、保育主任、保育士が≒40人参加しました。昨年の1月には東京だけで集まりましたが、今年は拡大版で県を超えて子ども主体・子ども中心の理念のもとで話し合いました。見守る保育を行っている園は、オープンマインドの園ですから、初めて会った保育者同士もすぐに打ち解けて話し合いができるのも特徴的です。
午前中は初めて育子園に来園した先生を中心に見学会と実践発表を行い、各保育室や園庭の環境設定について積極的に学び合っていました。昼食はセミバイキング式の給食を用意しましたので、配膳係子どもたちに先生方が食べる量を申告して盛り付けてもらいました。食事をとりながら毎日行っているように栄養士から食材、調理方法の紹介をしました。
見学を終えての感想は、
○職員が同じ方向を向いて保育をしていました。
○昨年よりさらに進化し、ダイナミックに遊べるゾーンに変化し園庭も大改造が進んでいました。
○職員が穏やかで、職員が廊下の端を歩いているのが印象的でした。
○子どもたちから挨拶をしてくれた。子どもがとても自然体で活き活きしていました。
○ランチタイムの始まり方など自分たちの生活を自分たちで作り上げていく環境できていました。
○職員のそれぞれの持ち味を保障されていました、室内装飾も職員が持ち味を出し合って行っています。
○自分の強みを職員が活かした、環境設定を改善する実行力がすごいです。
○0、1歳が落ち着いてゆとりを感じました。
午後からは分科会ごとに話し合って、今後の取り組みなどについて確認しました。今年も都道府県の枠を超えての見守る保育関東大会開催、年に数回の研修会や保育養成校との情報交換、職採用の説明研修会、新しく見守る保育を始めた園への支援体制などを行っていく予定です。保育現場は女性がほとんどですが、「男性保育士の会」を立ち上げようという話も盛り上がっていましたので、男同士で語り合える場が実現できると良いと思いました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ