◆2月13日(水)の子どもたち
2013年02月13日 水曜日
◆どうぞの気持ち (つぼみぐみ)
少し雪が降って園庭にもうっすらと雪が積もっていました。
しかし日差しも暖かくお天気も晴れたのでみんなで波羅蜜橋にお散歩にいきました。
着くと、日差しがまぶしくて子どもたちもまぶしそうに目を開けていました。久しぶりの場所でしたが子どもたちは覚えていたようです。
今日は思いっきり追いかけっこを楽しみました。最近ではお友だち同士の「待て待てーあはは」というようなやりとりも見られるようになってきました。少し大きい木の周りをグルグル回り「ばあ!」とやっていたら木の裏に狭いスペースを発見した子どもたち。ガラス張りになっていてバスや行き交う車がちらっと見えました。そして今日は澄んだ空だったので飛行機も探しやすく・・・乗り物が大好きな子どもたちなので嬉しそうでした。
植木の上に少し雪?氷?が残っていました。◎◎くんは保育士から受け取ると嬉しそうにニッコリ。その後お友だちにも半分に割って「どうぞ」と言って渡していました。この◎◎くん、給食のときもパンを半分お友だちに渡そうとしていました。また◎◎くんが使っている玩具が欲しいという友だちにはその玩具に似たものを代わりに渡していました。自分のことだけでなく他者の存在に気づき「どうぞ」と分けてあげたり譲ってあげたり、つぼみ組の子どもたちにもこんな気持ちが芽生えてきています。
こういう気持ちを大切に受け止め、代弁していく中で私自身も振り返って過ごしていきたいと思いました。(AH)
◆お兄さん、お姉さんの姿(ふじ1)
お兄さんお姉さんいたね
今日も2歳きく組に遊びに行きました。
きく組の子ども達はとなりのうみグループの部屋で2月の誕生会をしていました。私達が遊ばせてもらっていたきく組からはうみグループが見えます。なので、お兄さん達の誕生会の様子も少し覗かせてもらいました☆
ピアノの音とともに
「おーめでとー♪おーめでとー♪〇〇くーん、おーめでとー♪」
と歌が聞こえてきました。
ふじ1組の子ども達も歌に気づき集まりだします。「何やってるんだろうね?」と保育士が尋ねると「おねえさん、ハッピバスデー!!」と教えてくれる子もいました。
目の前では、誕生児のお兄さんやお姉さんが台に一人で上がり、立派な姿を見せてくれています。これがふじ1組の子達の目にはどう映ったでしょう。来年、あそこにはこの子達の姿があるのでしょうか。考えると楽しみですね☆
そしてアトラクションで2歳の担任職員がバトンの出し物を披露していて、そちらも子ども達はノリノリで見ていました!思わずふじ1組の子ども達も手拍子したり、ジャンプして踊りだしたりしていました!!
お兄さんお姉さんになると、こんなに楽しいことがあるんだということをまた一つ知りましたね☆
(T.M)
可愛いおしりが並びます
こちらはケーキ作り☆
◆泥んこやっぱり楽しいね♪ (ふじ2)
一人が始めると、すぐに他の子たちも集まってきます。
「今日はどうしようか・・・。園庭に行こうか。」と、朝、◎◎くんに話しかけると、「ぼうし。ジャンバー。くつした!」と応えてくれました。いろんなことを頭の中で覚え、考え、つながるようになってきています☆
園庭は、今朝の雪でいくつか水たまりができていました。「水たまりあるから、びちょびちょにならないように気をつけてね~。」と声をかけたのですが、外に出たとたん、みんなで水たまりに直行!バチャバチャと靴で泥の中を歩き、たちまち靴がどろどろに・・・(涙)。思わず、「あららら~!」と声をあげたのですが、楽しそうにみんなで泥を跳ね上げて歩き回る姿を見て、こんなことも普段だとなかなかできないだろうな~、保育園ならではなのかな~と思い、「わあ、泥んこだね。」と言いながらもしばらく様子を見守る事にしました。特に豪快な遊びの好きな〇〇くんは、ズボンまで茶色に染めて、何度も水たまりの中を歩き、とっても満足そうでした。
いちおうゆすいだのですが、今日は久々に洗い甲斐のあるお洗濯物になっているかもしれません。よろしくお願いします!(T.M記)
泥んこ~!
今日の給食は、ふじ組みんなで混ざって、給食を食べました。「せんせい、どこ~?」と探しながらも、いつもと違う雰囲気を楽しむ姿が見られました。
◆敬礼!!(ふじ3)
けーれー!!
久しぶりに廊下でコンビカーを出して遊びました。
1人1台という、ぜいたくな状況で、ドライブを楽しむ子どもたち。
「あの車がいい」「どいてー」とちょっとしたトラブルはありましたが、みんな仲良く乗ることが出来ました。
中でも、消防車に乗った二人組。
お互いにすれ違うたびに「けーれー!」と片手をあげて挨拶をしていました。
保育士が「いってらっしゃい!!」と手を振ると、「ちがう!けーれー!」と注意されてしまうほど、消防士さんになりきっていました。
以前、お散歩の途中で消防車を見かけたときに、「消防士さんのご挨拶は、敬礼なんだよ。」と話したことを覚えていたのかもしれません。
大人が特に気に留めない言葉や会話も、子どもたちにとっては初めて聞くものが多いはず。
子ども達の中にすぐインプットされてしまいます。
だからこそ、正しい言葉やその場にあった会話をしていかないといけないですね。
子どもの話にちゃんと耳を傾けているかな…。
「ありがとう」や「ごめんなさい」をちゃんと言えているかな…。
二人組とのやり取りを通して、気を付けようと改めて感じました。
(E.Y)
ドライブ中!!
◆ミックス☆★☆ (きく・たんぽぽ)
オーレ♪
今日は、誕生会でした。
二歳児クラスの二月生まれは三人。
お歌を歌ったり、質問したり…。
色紙のプレゼントも喜んでくれていたようで安心です。
大きくなったら何になる?っの定番の質問は、リンゴになりたい。バナナになりたい。仮面ライダーになりたい。の三パターンでした。
その後アトラクションでは、保育士二名によるバトンの演技披露。見ている子ども達のその驚きの表情はいうまでもありません。同じ保育士である私達も、普段の姿とはまるで違う保育士二人の姿に普段とのギャップを感じました。因みに私はバトンは出来ないのですが子ども達もそれには気づいているようでバトンを回す二人の保育士と私への視線はまるで違っている…そんなようにも感じました。
一人ひとり出来る事が違っていて良いのです。
そして、それぞれが得意分野を活かす。
きっと子ども達にもそれらしき何かが今回のアトラクションでも伝わったのではないかと思います。
さて、そのアトラクションの後はきく・たんぽぽぐみ合同で椅子取りゲームを楽しみました。
先日行った色別に分かれて行うゲームですが、人数も三十五人…。果たして、椅子取りゲームになるのか…。様々な予想はしていましたが、その予想を覆す程集中して遊び込めていました。
座る椅子がないよと困っている友達に「ここあいているよ」「ここすわっていいよ」の助け合いはもう当たり前です。
こんなにも当たり前に出来る事が素晴らしいと感じられるのもきっとお兄さんお姉さんになってきているからなのでしょうか。
そして、一通り遊んだ後は給食です。
給食も普段とは違い色別に分かれて、尚且つ合同で食べました。
きくぐみの部屋に机を増やしてランチルームを設定。たんぽぽの部屋を広げて午睡ルームを設定。
何といっても初めての事でしたのでみんなワクワクドキドキでしたが、上手に給食を貰い、運び、チーム毎に座る、食べる、事が出来ました。
周りを見渡すと普段とは違う友達の顔。
大人目線でもかなり新鮮でしたので、子ども目線ではどう映ったのでしょうか?想像は出来てもやはり子どもにしか分からないあの感覚…私達も、想像での共感・共有ではなく本物を共感・共有したいものでした。
きくぐみでごはんを食べた後はたんぽぽぐみに移動です。
ほんの少しの移動も、初めての事なので未知です。
子ども達は、そうっと忍び足で来る子もいれば走って来て「シー!」っと自ら気づく子も…。沢山の姿が見られましたが、やはり少しの環境の変化にも戸惑いを見せる子どもの姿はあります。
もちろんそれは当たり前の出来事です。
泣いたり、悲しかったり、興奮したり…。そんな姿を見て心配よりもむしろ安心出来ますね。
反対に環境の変化に何事も無く生活していく姿も…それもまた新鮮に見えます。
[困ったら先生]から、[困ったら友達]へ。
そんな関係が少しずつ増えていけば良いなと感じた一日でした。
k☆Y
椅子取り♪
◆作る楽しさ(うみグループ)
今日は、誕生会に参加した後、園庭と室内に分かれて遊びました。
造形コーナーでは、保育者がアイディアを出さなくても、段ボールで剣を作ったり、段ボールでブーメランを作ったり、空き箱をかわいくデコレーションしたり、スズランテープをこまかく割いて木の枝につけてスティックのようなものを作ったり・・・
思い思いに作ることを楽しんでいました。
少し前までは、段ボールカッターをひたすら使って段ボールを切る子、トイレットペーパーにビニールテープをひたすら巻いていく子、はさみでひたすら紙を切っていく子・・・と、これを作るといった目的があまり見られませんでしたが、日に日に、幼児グループの子ども達は作りたいものを決めてから、素材や道具などを選び、集中して遊べるようになってきたなと感じました。
子ども達にとって、使いたい素材・道具に満足するまで触れるといった経験が、作る楽しさにつながり、このような成長を見せてくれたのかもしれません。大人から見ると、ひたすら切るだけ?とか、テープ巻くだけ?とか思ってしまいがちですが、その経験は必要で、子どもの作る意欲を見守り、時にはヒントを与え、十分な素材を用意していくことが大切だと感じました。(S.S)
2月生まれのお誕生会♪
◆泥?チョコレート!!(にじグループ)
今日の誕生会が終わって園庭に出ると降り積もった雪が解けて小さな池が出き、泥がたくさんできていました。女の子は行事に敏感で、明日はバレンタインです。その泥と砂を合わせてチョコレートを作っていました。ある子はバケツにたくさんのチョコレート、ある子は型ぬきをしてチョコレートケーキにしてトッピングしていました。トッピングもこだわっていて、小石をのせたり、雪をのせていました。
珍しく男の子でもチョコレートケーキを作っていました。少し崩れていますが愛がこもっています。
そして、作っている子に「明日だれにあげるの?お父さん?」と聞くと「お父さんはお母さんがあげるから」と少し遠慮している様子がありました。
でも、「もう作ったよ」という子もいてちゃんとお父さんにあげるようです。楽しみですね。
(K.H)
チョコレートケーキ!!
こんなところにもチョコレート!?
◆子どもたちのあたたかさ (そらグループ)
今日は誕生会でした!
もう2月なんですよね。大きくなった子どもたちもたくさん。
誕生会も今日が終わるとあと一回ですね。
今日の誕生会で、舞台に上がることが苦手でみんなの後ろに座って待っている〇〇くんがいました。
そして〇〇くんがお祝いしてもらう番になると、前を向いて座っていたみんながさっと後ろを向いて、見えない子は立って、微笑みの笑顔で〇〇くんを見てくれて、やさしく歌いお祝いしてくれました。だれも、「なんでそこにいるのー?」など聞かずに、責める子もおらず…。
その姿がなんとも言えないのですが、とてもあたたかく感じました。
子どもたちの心のあたたかさ、また友達のことをよく理解しているなぁと感じました。
そのあとは、園庭やお部屋で遊びました。
園庭では今日の給食に出ると話していた、そらグループリクエストの「ハンバーグ」を雪の溶けたどろどろの泥で作っていたり、また保育士体験のお母さんに、大縄を女の子が回してあげて、「飛んでいいよー!」と遊んでいたり…とてもその場その場の環境を楽しんでいました。
(H.K)
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