忘れていた事でした
2013年02月15日 金曜日
ケガをした時等の子ども達のセリフは様々で、興味深い物もあります。
「てがチクチクする」
「てがヒリヒリする」
「てがじーんてする」
手だけでも様々です。
今日は、今までに無いくらいの言葉の例えを聞きました。
一人の年長児が、黙って頭を摩っていました。少し顔を歪めて、痛そうにしていたので「どうしたの?」っと聞きました。
すると、「ボールがぶつかってさ…。なんかいま、のうみそがどっかとんでいっちゃったの。」っと顔を歪めて言いました。
何事かと感じますが、子どものその比喩に驚いたのはいうまでもありませんでした。
園庭で遊んでいる子ども達は、走って転んだり友達とぶつかったりする事もあります。
どうして、そんなに転んだりぶつかったりましてやケガをするのだろう?と思ったのですが、よく考えてみると面白い事が分かりました。
それは運動会の事です。
子ども達は日頃の成長を見せようと全力を尽くします。
保護者の方もそれに全力で応え応援する姿は素敵ですが、運動会を思い出してみると保護者競技等の参加種目では大人もこけたり…
ぶつかったり…そのような姿がよく見られるのです。それはきっと大人も全力で種目に取り組んでいるからだと思います。
フルパワーをコントロールするのは大人でも難しい事です。大人でもケガをしない様にと言われても、中々…。
子どもがケガをしたりするのは、全力で遊んでいるからなのだなと実感しました。
確かに日中の子ども達は思いっきり。
どんな時でも、全身全霊を込めて生きています。
これからも、全身全霊で全力で遊んで欲しいものだなと感じます。
k☆Y
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