◆2月4日(月)の子どもたち
2013年02月04日 月曜日
◆子ども同士の関係性 (つぼみ)
今日は、天気予報が大外れ!とても気持ちのいい天気でした。園庭に行ってきたのですが、遊び方も、だんだんと変化してきていて、一緒にいるのがとても楽しいのですが、園庭の築山は頂上にのぼるとちょうどいいことにパトカーやバスが見えます。今日は、パトカーのライトが光ってクルクルとしていました。それを見つけた、〇〇君は「あっパトター(パトカー)」と指をさし足をバタバタとさせて喜んでいました。それを築山の下から見ていた◎◎君。まだ、築山を一人で登り切るのはとても大変そうな様子です。途中で、ちょっと泣いてしまったり止まってしまったりしていました。そんな◎◎君の様子を上から見ていた〇〇君は、駆け寄って「◎◎ちゃーん!!」と声をかけに行ったり、おいでおいでと手招きしたりしています。そんな、〇〇君の関わりをニコニコとしてみたり、なにをしているのかよくわからずじっと見つめてみたりしながら、◎◎君は頂上まで自分でやってきました。こんな風に子ども同士で、何かを感じて何かしてあげようとしている姿は見ているだけで心が和みます。誰かに頼まれたわけでもないのに・・ちゃんと感じてやってみようとする。子ども同士の絆の大切さを知りました。◎◎君も、〇〇くんの姿にあこがれてやってみようとする。優しくしてもらってきたことは、きっと伝言ゲームのように広がっていくんだろうな・・と再認識しました。U・A
◆できないよ!(ふじ1)
今日園庭で遊んでいると、大型遊具の太鼓橋のようになっている斜面のロープにしがみついている〇〇くんを見つけました。どうやら上に登ろうとしているようで、こちらに「できないよ!」とアピールしているようでした。
近くに登れるお友達がいたら〇〇くんにお手本を見せてあげられたのですが、誰もいなかったので保育士自身が「こうやって登るんだよ」とやって見せました。すると〇〇くんは「うわ~~!!!」と大泣きして地面に倒れこんでしまいました。
こちらは登り方を見せてあげたつもりでしたが、〇〇くんにとっては登りたくてずっと一人で頑張っていたものを、保育士がいとも簡単に登ってしまったことが悲しかったのかもしれません。
「ぼくが登りたかったのに!おいて行かないでよ!」という気持ちがあったのかもしれません。
〇〇くんの気持ちをちゃんとくみ取れなかったことを反省しました。その後で、改めて〇〇くんは挑戦していました。
前にもまして自分でやりたい気持ちが強くなってきているんですね。その分、できなかった時の悔しさ、苛立ち、もどかしさなども体現するようになってきました。今後も子ども達の気持ちに寄り添い、こちらに何を求めてるのかを見極めながら関わっていきたいと思いました。
(T.M)
悔しかったね・・・ 次はこれに挑戦!頑張るぞ!
◆うんとこしょ どっこいしょ!(ふじ2)
うんとこしょ!どっこいしょ!まだまだかぶはぬけません~
「おおきなかぶ」のお話しが人気です☆いつも使っているクッションと白い大きな布で、おおきなかぶを作り、「おおきなかぶ」の絵本を読んだ後に、「見て!!おおきなかぶがある。みんなで抜いてみようか!」とごっこ遊びをしてみました。まずは、保育士が「うんとこしょ、どっこいしょ」と引っ張って見せました。「〇〇くん、手伝ってくれる?」と声をかけると、エプロンの後ろをぎゅーっと引っ張って、一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」。なかなか抜けないかぶを、次々にお友達を呼んで、みんなで引っ張りました。
初めての劇遊び風ごっこ遊びに、恥ずかしいのか、声をかけても寄ってこない子もいます。でもそんな子たちも、目はじっと見つめ、気持ちは「うんとこしょ、どっこいしょ」しています。最後は、みんなの力が合わさって、おおきなかぶが抜け、ムシャムシャと食べました!私に食べさせてくれる子もいました☆
園庭でも、2歳クラスの子がログハウスを船に見立ててごっこ遊びを楽しんでいました。私と△△くんも遊びに入れてもらいました。お兄さんの想像力はとっても豊か♡縄を引っ張って操縦したり、船が空も飛んだりします!私が、一緒に「わあ~、外は海だね~。」「お魚釣ろう~。」などとなりきっていると、△△くんも一緒になって、「ふねだよ。」葉っぱを拾っては「おさかな。」などと言っていました。
言葉や心が発達するに連れて、創造力も発達してきます。なりきって遊ぶごっこ遊びが、いつかは劇遊びに発展していくでしょうか・・・。様々な遊びを提供する中で、豊かな想像力が育っていくとよいなあと思います。(T.M記)
☆おまけ☆
◇◇くんの今日の午睡前のつぶやきは、「うんとこしょ、どっこいしょ。まだまだかぶはぬけません~。」でした。
やっとかぶはぬけました!みんなで食べよう。
今日の給食はなんと、かぶの味噌汁!きっとみんなで抜いたかぶだね♪
◆トマリーをつくろう!!(ふじ3)
トマリーを作ろう!!
『トマリー』というバスが出てくる絵本がふじ組にあります。
バスのトマリーが色々なバス停を回り、お客さんを乗せていきます。
終点の公園に着くと、乗っていたお客さんが、「いつもありがとう!!」とトマリーの体(車体)にシールで飾り付けをする・・・というおはなしなのですが、その絵本を朝保育で見て、「みんなでトマリーを作ろう!!」と来ていた子どもたちが盛り上がっていたため、朝の会の後に、シールとクレパスを用意して床に紙を貼ると、思い思いに飾り付けを始めはした。
シールを貼る子・クレパスで描く子・友達がやるのを見て真似をしようとする子など、20分くらい集中してやることが出来ました。
窓をつけたりして、仕上がったものは、保育室に飾ろうと思っているので、どんなトマリーが出来たかは、楽しみにしていてくださいね!!
(E.Y)
きれいにしよう!!
絵本の『トマリー』
◆感じ方表現の仕方(きく)
きくぐみは2人休みの16人で一週間のスタートです!いいお天気だったので全員で園庭に遊びに行きました。園庭のツリーハウスを船にみたてて遊んでる◯◯くん!船になったりお店屋さんになったり多様な船です!「へい!いらっしゃい!」「せんせーこっちきて!」となりきっていてとても楽しそうでした。
最近の子どもたちの発言にびっくりします。今日園庭のつぼみ前のすべり台で子どもたちと一緒に遊んでるとき「みんなですべろうか!」とみんな一緒にすべりました。それが楽しかったようで□□くんは「みんなでやると楽しいね♪」と一言!その一言を言葉に出すのも聞くのもなかなかないので感動してしまいました!!
園庭から帰ってきて手を洗ってうがいをしようとしていた□□くん。水が床まででてしまい周りの子に責められてしまいました。すると「□□、△ちゃんに怒られたら涙がでちゃうんだからね!!」と言っていて「泣いちゃうじゃなくて」「涙がでちゃう」と表現していて驚きました。
こんなふうに子どもたちは大人とはちょっと違う感じ方表現の仕方があるんですね。
(K.E)
◆すぐそばにいつもみんなが(たんぽぽ)
今日はお部屋と園庭とで分かれてあそびました。
外ではおひさまが暖かく築山で日向ぼっこをしたり、お料理をつくって食べさせあいっこをしたり、またお部屋ではお店屋さんごっこをして遊びました。
たくさん遊んでお昼の時間。
〇〇くんは自分の着替え以外にも、お友だちが困っている姿を見るとすぐに飛んで行き手伝ってくれていたので、給食をもらいに行くのが遅くなってしまいました。
配膳のところに行くと、今日のデザートは〇〇くんの大好きなオレンジ。
けれど、ほとんどの友だちが配膳を終えていて、残りのオレンジは3つ。
「大きいのがよかった・・・。」と〇〇くんがぽつり一言。
たくさんある中から選びたかったのでしょうね。
3つの中からなんとか選びはしましたが、すっきりしない様子の〇〇くん。
さらに、彼の中で今日は隣に座って給食を食べたいと思っていた▲▲くんの隣が空いておらず、ついに「▲▲くんの隣がよかったー。」泣き出してしまいました。
それを聞いた周りのお友だちは「▲▲くんの隣がよかったのか。」「〇〇くん、ほら▲▲くんの前なら空いてるよ!お顔がよく見えるよ!」「今日はちょっと遅かったから仕方がなかったね。」「おやつの時に座ろうねってお約束してみたら?」と、優しく声をかけてくれました。
が、〇〇くんは気持ちがなかなかおさまらず泣き続けます。
〇〇くんをぎゅっと抱きしめると、少しずつ落ち着いてきました。
「みんなが待ってるところまで送ろうか?」と声をかけると「うん」とうなずき、▲▲くんも待っていてくれた席に座りました。
気付けば笑顔で給食を食べる〇〇くん。
集団生活の中だからこそ生じる様々な気持ちですが、集団生活だからこそ友だち同士で助け合ったり、共感し合ったり、解決のヒントをもらえたりすることができるのだなと思えた出来事でした。(M.E)
◆目的を持って(うみグループ)
朝の会で、たまにですが、”今日はどんなことをして遊ぼうと思っているか”を子ども達に発表してもらっています。
「まだ決まってない」という子もいますが、「園庭でサッカーをする」「○○ちゃんと一緒に造形する」「△△くんと電車で遊ぶ」などなど、ほとんどの子が発表してくれます。しかも以前よりも、内容が具体的になってきていて成長を感じました。
園庭に出てみると「◇◇ちゃんと手をつないでトランポリンをする!」と発表してくれたひまわり組さんの姿がありました。
もちろん、過ごしている中で違う楽しみが見つかったり、違うお友達と遊んだり、といった姿もありますが、朝の会で発表してもらうことで、子ども達なりに目的をもって過ごすことができるようになればと思っています。お友達の話も聞くことで、”こんな遊びもあるんだ”とか、”あのお友達と一緒だ”などということに気づいて、遊びがより広がっていくかもしれません。
また、今日から”サケ当番”が始まりました。今までは観察するだけでしたが、エサやりと氷の交換を子どもたちにもお願いすることになりました。1日3人ですが、たくさんの子がやりたいと手を挙げてくれたのでじゃんけんで決めました。実際にエサをあげると愛情も出てくるようで、今日のお当番の子は、エサをあげたあとも、「食べるかな~あの子食べてない」としばらくサケを眺めていました。これからも交代でやっていきます!(S,S)
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◆実習生さん&縄跳び(にじグループ)
膝の上に座って…
今日からにじグループに実習生が入ることになりました。
朝の会で実習生が自己紹介をする前から「先生のお名前は?」と興味津々に聞いていました。朝の会が終わって遊ぶときには、実習生の膝に座って甘えている子たちが。
園庭に出ているときにも実習生の手を離すまいとぎゅっとつないでいました。
園庭では、2歳の子と年長さんが一緒に遊んでいる姿がありました。
少しの間でしたが、2歳さんが大縄を揺らして、年長の子が飛んであげていました。引っかかっても何回もやってあげていました。
そこに言葉はなく「あはは」という笑い声だけでした。
今日ものんびりと過ごしています。
(K.H)
飛べるかな?
◆自分がやっていなくても(そらグループ)
子どもたちの生活は、毎日変化が見られます。
昨日までこんなに集中していて取り組んでいたことも、日が変わるだけで全然違うことに興味を持ち遊んでいます。
今日も、ごっこ遊びコーナーは賑わっていましたが、片付けの時間がすぎ少し経ってから見てみると、全然片付けが終わっていなくて、一生懸命片付けをしているのは、遊んでいない子どもたち。
「私たち、遊んでいないけど…」って言いながら必死な様子。自分が使っていないものでも進んで片付けをしようという心は大切にしていかなくてはいけません。どうしたらそういう心が育つのかなぁと考えてしまいましたが…。
もちろん自分で使ったものを片付けてから次の遊びという約束は変わりませんが、今後も子どもの姿を見守りながら声をかけるべき時には声をかけ、約束は守れるようにしていきたいなと思いました。(M・N)
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