インド研修⑥国境を超えてネパールへ
2013年02月04日 月曜日
今日はついに、インドとネパールの国境を越えネパールへお釈迦様が、お生まれになった地に行きますが、その前にお釈迦様が亡くなった地に参拝に行きます。クシナガラという所です。涅槃堂に行きました。ここのお釈迦様の涅槃像(横になっている)有名なので写真や絵などで一度は見ている方もいらっしゃるかもしれません。
堂の中には靴を脱いで入ります。中でお参りをするといろいろな国の僧侶の方や私のような参拝者が沢山いました。
特に注目する点は参拝者の方で金色の布を持ってきている方がいて、その布を涅槃像の方から足までかけていました。私がいる間だけでも2回変わり、金の布に全面スパンコール、黄土色にスパンコールと変化していきました。いろいろなお参りの仕方があるのだなと思いました。
その後、ルンビニ(ネパール)に向かいました。いくつかの町を過ぎるバスが全く動かなくなりました。
しばらくすると、パレードだと知り、バスを降りて見に行きました。ちょうどこの日(1月26日)はインドの独立記念日だったそうで、近くの小学生が仮装をしてお祝いの行進をしていました。
国境では15分~20分くらいで手続きが終わり、通過することが出来ました。
ちなみにインド、ネパールの方は、どてらに行くにもパスポートは不要だそうです。時差はインドより15分進みます。
段々と日が落ち(夕日がとてもきれいでした)始めたころ、お釈迦様が29歳まで住んでいたカピラ城跡に着きました。まだ東と西と宮殿の一部しか発掘していないとのことでしたが、お釈迦様がこの東の門から出て出家されたと聞くととても考え深いものがありました。
周りは緑が多く、大きな菩提樹があり、とても素敵所でした。
インドとは少し違うのどかな雰囲気でした。
ガイドさんの話によるとネパールでは3,000メートル以上の山でないと名前がなく、また、登ってはいけない山もあるそうです。この時期は雨が降らないため、ガスで私たちがいた場所からでは山々が見えませんでした。雨季の時は、雨がガスを洗い流してくれるので、よく見えるようです。
残念だと思いましたがその代わりに素敵な夕日が見れました。
Posted in 園のこだわり