地域と共に
2013年01月29日 火曜日
育子園の地元商店会主催の新年賀詞交換会に参加しました。杉並区和田にある4つの商店会が仲良く合同で開催している恒例の行事で、杉並区長さんの挨拶では今年の杉並区重点項目を3つ紹介されました。①弱者が住みやすい杉並区。 ②住みやすい住宅都市としての整備。 ③乳幼児から青年までをサポートする杉並。 このことに取り組んでいきたいと抱負を述べられました。
会場には育子園がいつもお世話になっている地域の方々が大勢いらっしゃいましたので、日ごろの御礼を申し上げました。お話をしていると数十年前に育子園へ通っていらっしゃたという方が何人もいらっしゃいました。64年間の内に≒3,000人の地域の方々が卒園されていますから親子2代続けて通っている方々もいらっしゃいます。
会場で和田三丁目の和田商店街の広報誌と商店街マップをいただきました。
神田の長屋に住んでいる粗忽者の亭主が、「そそっかしい」のを直そうと堀之内のお祖師様に願掛けに行くという。
「この道(青梅街道)真っ直ぐ行って、鍋屋横町を左に折れて行くとお祖師様」と、教えられるが・・・
とにかくそそっかしいので、たどり着くまでが大変。
ご存じ落語「堀之内」の一節です。
和田商店街は、まさにこの参道沿いにある商店街。中程には「和田帝釈天」があり、毎年節分には豆まきを行っています。
レトロな商店街ですが、お客様とのふれあいを大切にする和田商店会です。
広報誌の名前は「Wadatch わだっち」、母親一人で子育てしていると詰まってくることがあります、そんな時商店街に出てみると、声をかけてくれる人がいるから救われる体験ができます。子育て中の肩の荷を軽くするヒントを得ることができる商店街ですが、商店経営者の方々に伺うと10年後に何件のお店が残っているか…、という課題が経営者からは聞こえてきます。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ