三党合意を注視する年
2013年01月23日 水曜日
数十年間続いている恒例の集いで、杉並区保育課、杉並区社会福祉協議会、杉並区議会議長、区議会議員と共に新年を祝いました。昨年三党合意された社会保障と税の一体改革では、認定子ども園などの子ども子育てに関することが含まれていますが、その中身は不明な状態で合意したのです。
このままのスケジュールで行くと2015年度から新しいシステムが始まるのに、各市区町村にも情報がきていない状況です。今年中には全体像が見えてくる予定になっていますので、保育現場からは子どもの権利を第一に考えたシステムなのか注視し行動していく必要がある大事な年になります。
4月入園希望者が昨年より更に増加していますので、杉並区では今年度あらたに保育定員を350人増員して対応しますが、全てを解消することは困難ですから、来年以降もさらなる保育定員の拡充を図っていく方針です。
懇親の部では公私立園の新任園長先生が手話つきの歌を歌い、踊りの上手な園長先生による3種類のエイサーを参加者全員で踊り、我々私立園長会の面々もボディパーカッションを披露しました。エンディングは参加者全員で大きな円になって大合唱して幕を閉じました。
このように年に数回、公私立保育園が交流・学習・情報交換を行って、相互理解を深められる環境は有難い地域だと感謝しています。この取り組みを継続することは子ども達により良き保育を提供する源になりますから、これからも更に意義ある活動を展開していきたいと思います。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ