今年はコツコツの年
2013年01月08日 火曜日
田中区長の挨拶では3.11の復興は始まったばかりです、今後も杉並区では被災地に出向いて支援活動を継続していきます。昨年は杉並区基本構想がスタートした年で、杉並区政80周年の年を迎え、数多くの記念行事が行われました、特にこの会場にご参集の皆様は各方面で中心的にご尽力いただきましたことに厚く御礼申し上げます。特に10月に行われた井荻はらっぱ公園イベントには≒10万人が参加し、共にお祝いをすることができました。
いつ起こるかわからない首都直下地震に対しては、地域それぞれにお年寄りなどの弱者をいかに守っていくかが課題です。
特に今年は以下の3点に重点的に取り組みます。
① 直下地震に備えて盤石な体制、燃えにくい、倒れにくい強い町づくり、医療体制を整える。 ②にぎわいある町づくり、区内最大の荻窪駅周辺の整備、各駅の特性を活かした整備も進める。 ③次世代を担う子どもたち、若者たちのバックアップ。
と力強く語られました。
とりわけ「杉並区基本構想(10年ビジョン)」および「杉並区総合計画(10年プラン)・杉並区実行計画(3年プログラム)」が策定されましたので、進捗状況は区民に報告し意見を参考にしながら進められます。子ども子育ての項目については保育現場の意見を反映させていきたいと思います。
第二部は、東京都立杉並高校吹奏楽部の記念演奏でした。昨年の全日本高等学校選抜吹奏楽大会で「全国1位」、東京都高等学校吹奏楽コンクールでは16年連続「金賞」を成し遂げた実力ある楽部です。昨年はテレビ番組のエグザイル魂にも出演し、都内・区内で招聘演奏が行われています。新春にふさわしいクラシックの演奏の後、美空ひばりヒットメドレーで、川の流れのように、リンゴ追分、愛燦々、お祭マンボが演奏されました。会場は昭和の面々ですが、平成生まれの高校生が昭和のヒットソングを奏でると、会場から盛大な拍手が沸き起こりました。今回は最前列で鑑賞しましたから、一生懸命演奏しているメンバーの表情や躍動感が伝わってきました。
司会者から、毎日毎日コツコツと練習を積み重ねているからこそ、力を発揮でき周りから讃えらえるのだと改めて感じましたとのコメント。
実は今朝の職員朝礼でも、今年は「コツコツ」と毎日を大切に積み重ねていきたいという話題がでたところでしたから、コツコツが今年のキーワードになりそうです。
コツコツを漢字で書くと、「兀々」または「兀兀」、意味としては「地味ではあるが着実に物事を行うさま。ある一つの物事に対して、休まず目立たない努力を続けるようす。」「兀」という漢字は、「山などの上が高くて平らなさま」を表すそうです。この文字を重ねて、「他を抜いてただひとり、また、ただひとつがんばるさま」を表しているのが「兀兀(こつこつ)」なのだそうです。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ