まずはここから2
2013年01月22日 火曜日
幼児クラスランチルームの出来事です。
給食を楽しそうに食べる子ども達の姿には、生きる力を感じます。
保育士がどこの席に座ろうか迷っていると、ある年中児の男の子が微笑みながら「あっ、ここすわっていいよ〜。」と言ってくれました。
口の周りが少し汚れていても、それは自分の意思で食べた証拠。
隣の年長児は、こぼさず綺麗に食べています。
幼児クラスのランチルームは様々な発達の子どもの姿が見られるので面白いです。
食器の片付けの時には、年中児の女の子がコップが二十個程乗ったお盆を一人で片付け台車まで持ち運ぼうと様々な持ち方に挑戦していました。
私は、手伝おうかな?っと思う前に、これは大人がやった方が…と思いましたが、その子は物凄く頑張っていましたので、持てないと諦めるまで待ってようと、私は先に片付け台車の所に食器を片付けに行きました。
すると、先程持ち方に苦戦していた子が、他児と二人でお盆を持ち、嬉しそうにとことこと歩いて片付け台車にお盆を乗せていました。
その姿に沢山の驚きを感じました。
諦めなかったのか、先生ではなく他児に助けを求めたのか、そして、近くに居た保育士達も子ども達の行動を見守っていたのか…etc。
子ども達が運ぶ姿は決して安定感があるわけではありません。
気になって幼児クラスランチルームの職員に「この子達はコップを落として割ったりしないのですか?」っと尋ねました。
すると、「そうですね〜、もしかしたら割った事一度も無いかもしれません!私(職員)はこないだ、落として割りましたけどね。」と。
笑って仰る姿に子ども達を信じる力の大切さを実感しました。
k☆Y
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