杉並区立和田小学校80周年
2012年12月05日 水曜日
地域の杉並区立和田小学校が創立80周年を迎えました。杉並区政も80周年ですから区と共に歴史を重ねてきた学校の校庭には、戦火を免れて現在もしっかりと大地に根を張っているヒマラヤ杉がありますが、昭和8年に植えられた第1回卒業記念樹だそうです。
土曜日2週連続で周年記念関連行事が催されたので学校を訪問しました。記念式典は5・6年生、杉並区長、杉並区教育長、地域の役員などが参加して行われました。校長先生はとにかく地域の人々のおかげさまで周年を迎えられたこと、今後ともお世話になります、と御礼を述べられました。和田小学校の卒業生は10,000人を数え、京都府知事、諏訪中央病院名誉院長、お笑いタレントなど様々な職種で活躍していらっしゃいます。
育子園を卒園した子どもたちの内、約半数の20人が和田小学校へ入学し、学年によっては30%が育子園に通っていた子どもたちです。記念式典で配布された記念誌「絆」には1年生から6年生までの子どもたちのコメントが載っています。1年生は「将来の夢」、ヒーローになりたい、お医者さんになって人助けをしたい、保育士になって赤ちゃんのおせわがしたいなど、全文ひらがなです。
5年生は「大切にしていること」、友達を大切にすること理由は仲間だからです、ふつうでいることふつうでいることが好きだからです、ねこと1時間半以上あそぶとねこも自分も楽しくなって一石二鳥だからです、感謝です友だちは家族にささえられて今の自分があるからです、家族です生んで育ててもらって今生きているからです、あいさつですあいさつをするとなんだかスッキリするからです、チャレンジ精神ですいつかきっと成功するからです、など人として忘れてはいけない大切なことを改めて教えてもらいました。
翌週土曜日は東京佼成ウィンドオーケストラの演奏会が行われました。育子園の子どもたちも参加し、宮崎駿監督のアニメショーン映画のメドレーやディズニーメドレー、楽器の紹介も解りやすく説明してもらいました。アンコール曲はAKB48のヒット曲、演奏が始まると子どもたちは体を揺らして楽しんでいました。演奏会が終了すると、副校長先生自慢の焼きそばがふるまわれました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ