ドイツの保育を学ぶ旅 Part4
2012年10月26日 金曜日
ドイツ3日目、午後・・・
以前ドイツには、3歳以上の子ども達が通うキンダ―グルテンしかなく、その後、時代の流れと共に、0~2歳児の施設キンダ―クリッペができました。
どちらも、日本とは違い、保護者が仕事をしている、していないは関係なく、預けることができます。
そしてここ数年で、子どもを預けて働く、というニーズに応え、0~6歳までを一貫して保育する施設、コープができました。
今日訪問した園は、そのコープと学童保育を行っている施設です。
0歳児~2歳児、36名
3歳児~5歳児、100名
1年生~4年生、100人
が、それぞれ異年齢のグループに分かれ、同じ屋根の下で生活しています。
そして、この園の重点項目は、『慣れ保育の期間』と『学び』です。
慣らしの期間は、平均して4~6週間。
1日中、保護者が居なくても、安心して過ごせるまで、慣れ保育は続けられます。
『学び』は、文字、自然科学、数、聴覚などに対し、自主的に手に取り、実験し、遊びながら学べる工夫をします。
その他にも、言語アドバイザーや運動機能のサポート、心理セラピー、小児科医師など、専門のスタッフの協力もあります。
熱心に説明をしてくださる園長先生をみて、国や文化が違い、方法は違っても、子どもを思う気持ちは一緒なんだと思いました。
ドイツの保育がそのまま日本の保育に通用する、ということはありませんが、良いところをたくさん見つけていきたいと思います。
副主任:F
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