◆10月3日(水)の子どもたち
2012年10月04日 木曜日
◆秋の気候(つぼみ組)
今日は涼しかったので、聖堂の波羅蜜橋へ散歩に行ってきました。
程良い気温でとても過ごしやすい一時でした。子どもたちはのびのび遊んでいて、広い場所なので好きな所へと進むつぼみ組の子どもたち。
ハイハイをして進む◎◎◎くんは嬉しそうにアーアー!と、言いながら全力で保育士がいるところまで向かいます。「◎◎◎くん、おいでー」と、手を叩きながら待っていると、側にいた子どもたちも真似をして、◎◎◎くんを応援してました。かわいらしい光景であり、温かい場面でもありました。みんなに励まされながらのゴール。
子ども同士でも「見守る保育」が、行われていました。
(F・M)
◆出会いときっかけ(ふじ1)
こんにちは~
本町五丁目公園に行ってきました。この公園には、ゲートボールをしたり、休憩をしていらっしゃる地域の方々の姿をよく見かけます。今日も数名の方々がいらっしゃいました。
その中の一人、本町さん(仮名)は公園に入る時から声を掛けてくださり、子ども達の様子を嬉しそうに見つめてくれていたのです。「じゃあね」とお別れした子ども達は、早速公園内を探索し始めました。でも気付けば、〇〇くんが2本の木の枝を持って先程の本町さんの元へ近づいて行きます。その枝を渡すと受け取った本町さんは、枝と枝をバチのように叩き合って「こうするとカンカンって音が鳴るんだぞ」と得意気になって教えてくれました。それを見た〇〇くんは自分もやりたくて、ちょうだいと手を伸ばすと本町さんも「やってみるか?」と嬉しそうに渡していました。本町さんと同じように枝と枝を叩き合っている〇〇くん。二人は何度も叩いては渡すを繰り返し、初めて会ったのがうそのように仲良くなっていました。「またね」と2度目のお別れをした〇〇くんですが、その後も枝と枝を叩き合っている姿を何度も見かけました。本町さんとのやりとりもそうですが、カンカンという音が鳴ることを発見できたことが嬉しかったようでカンカンと鳴るたびに笑顔になっていた〇〇くんです。
本町さんは保育士でもなければ育子園が実践している見守る保育のことを知っているわけではありません。でも、枝を叩き合うとカンカンって音がする事を気付かせてくれました。そして、そのことで〇〇くんは音の魅力に引き込まれてずっと繰り返し行なっていました。今は音が鳴るという発見だけでも満足な〇〇くんですが、このことがきっかけでこれから石と石ではどんな音がなるのかな?といったような発展を遂げていくかもしれません。行く行くは音博士なんてことも!?
ただ枝を持っているだけでも何か遊びの発展につながっていくことはあったかもしれませんが、今回は本町さんとの出会いがあったからこその気づきです。
子ども達自身で気づけるよう子ども達のことを丸ごと信じ見守っていくことはもちろん大切です。でも、時には本町さんのように何かに気付けるヒントやきっかけを与えることも大事ですよね。また、そのきっかけづくりを自然にやってのけた本町さん。職種や子ども達と過ごしてきた日々の時間に関係なく、お手本にできる存在を見つけたらどんどん見習っていきたいです。何事にもとらわれず柔軟に対応する、それが大切なことなのかもしれません。
(K・E)
カンカンって鳴るね
みんなでひとやすみ
◆全身で☆ (ふじ2)
今日は、お部屋でお絵描きとシール貼りをしました。
お家でもやっているのか、力強くクレヨンで描いていました!「うわ~!」「ぶーん!!」と言いながら、大好きな乗り物を走らせるように描いて楽しんでいました。
シール貼りも集中していて、器用に指先を使って一つ一つ貼っていました。
〇〇くんが足や頭にシールを貼っているのを見て、△△ちゃんが「あー!〇〇くん!」と指をさして、頭についているシールをはがしてあげていました。
そのシールを捨てるのかなと思って見ていると、自分の頭につけていました!△△ちゃんもやりたかったみたいです(笑)
全身で楽しんでいました☆(B・K)
◆やさしい気持ち ふじ3
今日は2歳クラスのきく組さんに遊びに行きました。
きく組さんが園庭で遊んでいる時にお邪魔させて頂きました。
お部屋に大きな滑り台があるのですが、みんな嬉しそうに登って滑り大人気でした!
1人でハシゴを登る子ども達の姿に大きな成長を感じていたら、それだけではありません。
「◎◎ちゃん泣いてるね」と声をかけると、順番を待てずに泣きだした子の頭をなでて手をつないであげる〇〇君の姿が・・・
泣いていた子もピタッと泣きやみ、笑顔を浮かべ〇〇君と一緒に並んで待てるようになりました。
子ども同士の方が気持ちを早く救える事もあるんですね。
最近はこのように泣いてる子の頭をなでる風景をよく見かけます。
とても嬉しい光景で見ていて暖かい気持ちになります。
そんな場面が沢山増えたら嬉しいですね♪
それにはまず大人から暖かく思いやりに溢れた関わりをして行きたい。そんな事を改めて考えました。
(O・Y)
◆近くで見て!(きく)
今日もきくぐみ18人全員が登園しました。朝から天気が怪しく雨が降りそうだったので体操はせずにお集まりをしました。「今日もおやすみはいません!おやすみのひといないよね?」と聞くと全員いるのに「〇〇くんいない!」といいます。「〇〇くんいるよ!」というと、「△△くんは?」とみんな自分の名前を言い始めました。それなら名前をひとりずつ呼ぼう!と思い呼んでいくとはっきりと返事をします。名前を呼ばれるまでの子どもたちの表情はニコニコです!そこで改めて感じたのは子どもたち“ひとりひとり”の名前を呼んであげることでそれぞれが存在を認めてもらえた!と思えたのかなと感じました。
園庭に遊びも子どもたちが「見てみて!!」とアピールしてきます。それをきちんと受け止めてあげようと今日は見方を変えたことでいつもより子どもたちを見れたかなと思いました。
少しでも視点を変えることも大切ですね。
(K.E)
◆聞き間違えと言い間違え其の弐。(たんぽぽ)
いらっしゃ~い♪最近ブームのおみせやさん
昨日の給食の時の事。キンメダイの煮つけが出ました。子どもたちに「これはキンメダイだよ~」と話しながら食べると「オリンピックだね~」と一言。何故「オリンピック!?」と思いながら一口。・・・あ!「金メダル?」と聞くと「そう、オリンピックだね~」とのこと。これは「き・ん・め・だ・い」だよ。とはなしても「き・ん・め・だ・る?」ともう、頭はオリンピックでいっぱいです。「金メダルのおさかななんだね」となんだかとっても優秀な感じがしますね(笑)
今日は雨が降りそうだったので、外を見ながら「あめふりそうだね~」とある子が言うと、「あめ?」とお部屋の上を見上げる子。たんぽぽのお部屋は今ハロウィン仕立てでキャンディーの装飾がいっぱいです。「あめ(キャンディ)だね~」というとある子は「雨降ってない!!」と言い始め「あめ!」「雨じゃない!」「あめ!」「雨降ってない!」の言い争い・・・(笑)イントネーションのちがいを伝えてみましたがいまいちピンと来ていなかったようです。改めて、日本語の難しさを感じますね。
いろいろな言葉を知っていくと、これからどんどんと疑問が出てきそうです。
そして、やっぱり聞き間違え・言い間違えは何度聞いてもクスッとしてしまいます♪
(K*S)
海賊ごっこ・・!
◆魚釣り(うみグル-プ)
今日は、造形コーナーに、釣り竿や魚を作ると言って来た子がいました。
おとといのにじグル-プの”園の様子”で書かれていた、釣り竿作りの続きです。
「先生、段ボールカッターかして下さい」と、年長の〇〇くん。
段ボールを細長く切って、すずらんテープをつなげて、釣り竿が完成しました。
その次は、段ボールやトイレットペーパーの芯を使って魚を作りはじめました。
しかし、これだけでは、釣る事はできません。
「どうやって釣るの?」と問いかけると、「なんか、ひっかけたいんだよね・・・どうしようかな」と〇〇くん。
「こんなものあるけど・・・!?」とクリップを差し出すと、「いいね!付けてみようよ!」と、魚と釣り竿の先に一緒に付けてみました。
そして、竿のクリップを、魚のクリップに引っ掛けて、「やったー!タコ釣れた!」「サメつれた!」と、魚釣りができるようになりました。
その様子をみて、何人かの子ども達も集まってきて、「僕も作りたい!」「どうやって作ったの?」と〇〇くんに聞いてみて作ってみたり、できない所は保育者が手伝ったりしながら、魚釣りあそびが盛り上がっていきました。
おとといのにじグル-プでの、押し入れを船に見立てた遊びが、このように発展しています。
子どもたちの持っている力を引き出せるような関わりを大切に、今後の発展を見守っていきたいと思います。(S.S)
◆できるもん!(にじグループ)
台風の影響で涼しくなった今日この頃。
台風にも負けず劣らずに子どもたちは元気いっぱい。
今日は園庭に出ると鉄棒、キャタピラ、ソーラン節に取り組んでいる子どもたち。もも組の子で最初できなかった鉄棒が自分自身で考えて助走をつけて鉄棒をしてみると前回りができました!!コツを掴んでその後も何回もできていました!!
ひまわり組の子であきらめずに空中逆上がりの練習をしていて段々とコツを掴んで2回も空中逆上がりが出来ました。
子どもたちにやればできることを教えてもらいました。
(K.H)
◆「うけつけ」 (そらグループ)
そらグループには、最近ごっこ遊びコーナーに「受け付け」を作りました。
そこに入った子どもはごっこ遊びコーナーの受け付けをします。
まず、遊びに来た子どもは受け付けに行き、受け付けの子どもは「何名様ですか
?」などと聞き、その数字が書いてあるカードを渡す、などのやり取りをして、遊びがスタートします。
でも、そのやり方は受け付けに入った子どもによって違います。
受け付けの子どもは、遊んでいる子どもたちのことも見て、何かあると声をかけ、お話しています。
片付けのときは「こちらにカードを返してくださ~い!」と誘導したり、いろんな姿が見られます。
でも、受け付けに入った子どもだって、遊びたいときは遊びます。
「おやすみです」と書かれた看板を出して。
頭良いですよね。面白いなぁと見ていました。
これからどんな姿が見られるのか…とても楽しみです!
(H.K)
おやすみです
Posted in 園のこだわり