◆8月22日(水)の子どもたち
2012年08月22日 水曜日
◆かおかおかお、どんなかお?? (つぼみ)
今日は,プール遊びを楽しんできました。プールの前に、紙芝居を読もうと支度していると、子どもたちが手を叩いて体を揺らしていました。きっと、紙芝居の前の手遊びをしていたのだと思います。何となく、子どもたちの中にも見通しがあるのだな~と感動しました。手遊びなんかは、今までは、保育士がやっているのをじっと見つめていたのが,それぞれにまねようと手を動かしていたり、体を揺らしていたり・・・子どもたちの様子に成長を感じます。
保育室で、積み木遊びをしていた時のことです。積み木をポーンと投げてしまった〇〇チャン。さっと目があったので、わたしなりに困った顔をしてみました。すると、私の顔を見て、じわじわ~と悲しい表情になっていき、泣きだしてしまいました。私の表情から、何かを感じて悲しくなってくれたなんて、なんだか嬉しくてかわいくてほめてしまいました。投げてしまったことが、危ないよが伝わったかはこれからも繰り返し伝えていこうと思うのですが、今日気持ちを感じ取ってくれたことが、たまらなくうれしかったです。
U・A
◆ちょうだいな(ふじ1)
子ども達の意思が強くなってきました。
あれが欲しい、まだ遊びたい、いらない等などたくさんあります。そんな姿を見ると戸惑うこともあるかとは思いますが、これが自我の芽生え。成長していくには大切な一歩ですね。
それにはこちらが子ども達の思いに気付かされる子ども達なりの意思表示があるのですよね。手を伸ばしてみたり、首を振ってみたり、床にべたっとしてみたり…
最近は物の取り合いという場面がよく見られるのですが、以前は欲しくなったらパッと手を伸ばし「んー!!」「あー!!」という声の主張が主でした。今もその姿は見られますが、声での主張に加え、‘ちょうだいな’を手で表し、相手に意思表示をするようになりました。初めは大人が発信となり「ちょうだいなだよ」と手のしぐさを加えて伝えていました。初めはなんだろう?といった様子でしたが、そんな場面を何度も経験する内に子ども達も手のしぐさ=ちょうだいなとつながっていったようです。玩具に手を伸ばし、相手から「あー!!」と言われればすかさず手で‘ちょうだいな’のポーズ!!
経験を通し自分で考え、自分の思いを相手に伝えようとする姿を見ると心打たれるものがありますね。
(K・E)
◆一年後には・・・ (ふじ2)
よいしょ、よいしょ。
今日は気分を変えて、2階のたんぽぽぐみに遊びに行きました。1人、2人で行ったことはありましたが、みんなで行くのは初めて!
みんな一緒だからか、緊張もなく、どんどん階段を登っていきます。
2階に上がると、まずはうみグループ(幼児クラス)を通過。中を覗いて、おじゃましまーすと入ってみる子もいます。
黄色い扉を開けて、さらに奥のたんぽぽぐみに到着。中に入ると、たんぽぽぐみのお兄さん、お姉さんがプール前の準備体操をしていました。お友達同士で手をつないで、輪になった姿を「何してるのかな~」という感じで、じっと見ています。
たんぽぽの子たちが、プールに行ってしまうと、いよいよお部屋の中の探索開始です。始めは、「ほら、新幹線があるよ。」など保育者の声かけに誘われて玩具を手にした子どもたちも、すぐに自分から気になるものを自分から触り出しました。
お絵描き用のクレヨンやスタンプを触る姿もぱっと見はなかなか様になっていますが、まだまだ「これ、なんだろう??」の段階。でも、いつもと違う環境に触れ、刺激をたくさんもらってきました!
一年後の未来をちょっと覗き見してきたような感覚です☆(T.M記)
なんか楽しそう・・・
様になってるでしょ?
◆かんぱーい!!(ふじ3)
今日は、14人の出席でした。
保育室での出来事。
おままごとをやっていた男の子たち。
初めは別々にやっていた二人でしたが、気がつくと近づいていき、関わって遊び始めました。
様子を見ていると、お互いのコップに飲み物を入れ合い、「かんぱーい!!」とコップをならして飲み始めていました。
楽しくなってきたのか、何度も繰り返し、時には大笑いをいながら乾杯をしていました。
こうやって少しずつ、関わりを持って、関係を作っていくんですね。
まだ、言葉ははっきりしていないけど、気持ちが通じ合ったいるんだな・・・と微笑ましくなりました。
(E.Y)
◆今日の出来事❷
僕らの椅子☆恐竜についてディベート中かな?
朝一番に駆け寄ってきた男の子が、おはようの前に一言。
「いまかれだったよ!きまかれたべたの!きいまかれ‼」
今日は、室内遊びとプール遊びです。
室内では絵本を読む子とブロック遊びの子どもに自然と分かれていました。
絵本は物語系がよく読まれています。
まだまだ「よんでー」っと来るのですが、しっかりと話を聞き内容も理解しているようです。
いつのまに…不思議ですね。今までは、読んでる途中にめくる…だったのに。とにかく一回読んでしまうと、「つぎこれ」「もっかい」の嵐・嵐。
ブロック遊びでは、動物、昆虫、恐竜のフィギュアをもとに集団で見立遊びをしています。使いたい動物が友達に使われていたら、どんなものを渡しても「いらない‼」っとべそをかく男の子。どうして男の子ってこうなんでしょうね…笑。私もそうでした…笑。
あぁでもないこうでもないと闘わせたり遊んでいたり…しまいには棚の上では遊びが収まりきれずに強い恐竜から逃げる為に、部屋を縦横無尽に走って…。もちろん1人で遊ぶ子もいました。右手には恐竜、左手にはカエルを持ち、天と地の差なのに闘わせる姿も見られます。「ぷシューどしゅーぼがぁーどん!ばんばんばんばん。」は定番の擬音ですね。がしかし、その時の会話の数、内容が以前には見られないほど高レベルでした。
他にも沢山遊ぶ物はあるのですが、この姿から分かるとおり遊びのレベルが上がった為、部屋の玩具が発達よりも低レベルに感じているのかもしれません。
その為、幼児クラスに遊びに行く事や幼児クラスで生活していく事が重要になってきたことが分かりました。
今後の生活に変化が見られる事があると思いますが何卒よろしくお願い致します。
そして、プール遊びではほぼ全員が幼児クラスのプールに入って遊ぶ事が定着しつつあります。もちろん、全員が大きなプールに入っているわけではありません。幼児クラスのプールにも小さいプール、大きいプールとあります。
今ではお兄さん・お姉さんがザブザブ遊ぶ姿と同じ姿が見られるようになりました。
すでに閲覧されている方もいらっしゃるかと思いますが、二歳クラスの(園の様子)だけではなく今後の生活拠点の幼児クラスの(園の様子)も是非毎日ご覧頂けると大変良いかと思います。
さて、「いまかれだったよ!」っとは何だったのかと言いますと、「昨夜の夕食はキーマカレーだったよ!キーマカレー食べたの‼」でした。男の子の連絡帳には、昨夜の夕食欄にキーマカレー。その男の子の食べたキーマカレーはよっぽど美味しかったのでしょう。
K.y
僕らの椅子☆恐竜を持ちながらの本が一番の醍醐味ですね☆
◆1から(たんぽぽ)
保育士がお菓子の空き箱を使ってケーキを作りました。
おままごとコーナーに誰もいない時を見計らって、テーブルの真ん中にケーキを置き、まわりにお皿とスプーンとコップを並べておきました。
すると、〇〇くんがやってきて、テーブルの上を見ると、すぐにお友だちと保育士を呼びに行き「おーめでとうやろう!」と誘いに行きました。
誕生日パーティーの始まりです。
誕生日のうたを歌ったり、ろうそくをつけたつもりで、ふーっと消す真似をしたり、ジュースをおかわりしたり・・・今までの経験から想像を膨らませて子どもたちなりの誕生会を作りあげていました。
ゼロから始めるのと、1から始めるのではとても大きな違いがあるのですね。
子どもたちが経験してきたものを表現できる環境をもっともっと提供していけるよう、この時期は「1」をたくさん用意していきたいと思っています。(M.E)
◆あそびのフルコース (うみグループ)
朝から気温が高くいいお天気だったので、プールに入る気満々の子どもたち!
「今日は何番?」とプールに入る順番を確認している子が何人もいました。
今日は3番目に入ることになっていたので、それを伝えると、
「じゃー、それまでお部屋で遊べるね」とニコニコ!
室内でを何して遊ぶか考えて、その場所に行き、十分好きな遊びを楽しんで、そして、プールに入る!そしてお昼ご飯!!
なんて素敵な嬉しいフルコースでしょう!!
毎日今日は何して遊ぼうと考えて楽しんでくれている様子に保育者たちも喜びを感じている『2012・夏』です。
(k.H)
◆今日のにじグループ(にじグループ)
今日はプールあそび!
水鉄砲やビーチボール、ビート板の上に乗りサーフィンをする子など様々…。なかには、大きな“たらい”の上に乗り、いっすんぼうしの様にぷかぷか浮いている子も!
次々と新しいあそびを考え楽しんでいました!
また、途中からきくぐみの子どもたちも参加!
慣れてなく少し戸惑う子に「おいで」と優しく声を掛けてあげたり、プールの出入りでは手を差し伸べ助けてあげる子も…。
楽しく遊ぶ中でも、自分だけではなく他人を思いやる気持ちを忘れない子どもたち。大切なことを教えていただきました。 (T.N)
◆8色の線(そらグループ)
床に8色のビニールテープで線をつけてみました。
子どもは、すぐに変化に気が付きます。
子「先生、これなにするの?」
先生「なにをすると思う?」
という会話を交わし、どうするのかを見ていました。
まずは、自分の好きな色の線の上に並んでみたり、8本の線の長さを比較してみたりしていました。
給食を待つ間、楽しそうにジャンプをしている二人。
「俺の勝ちだ!!」
と言って、競争していました。
何でも遊びに発展させる子どもの考える力は、無限大。もっともっと子どもたちが考える機会を増やして、楽しく過ごすことができる環境作りをしていきたいと思いました。(M・N)
Posted in 園のこだわり