◆6月12日(火)の子ども達
2012年06月12日 火曜日
◆うどう降りようかなぁ・・・(つぼみ組)
園庭のログハウスで遊ぶ◎◎◎◎くん。
ログハウスの出入り口は段差になっており、つぼみ組にとっては高い段差なのです。
登りはスムーズに登ってましたが、降りようとした時に降りれないと気付き、困った表情をしていた◎◎◎◎くん。
どうやって降りるかしばらく見ていました。
初めは前かそのまま降りようとしましたが怖かったのか断念。。。
次は出入り口のすぐ横に小さな穴があり、その穴から降りようと試みましたが体勢がしっくりこなかったからか、断念。。。
片足は地面についていて、その先がどうすればいいか分からなくなり諦めてしまう場面もありました。
どのパターンとも何度も何度も降りようと挑戦しましたが、怖くて引き下がってしまってました。
しかし!!
試行錯誤した末、10分ほどの間で自力で降りることが出来、無事着陸!!
◎◎◎◎くんと喜びを分かち合い、部屋に戻りました。
◎◎◎◎くんを助けようと思えばどの場面でも助けられましたが、10分の間で自分で考え降りることが出来たのは驚きました。
こんなに小さい時からでも自分で“降りる”という技術を習得している、◎◎◎◎くんから学ぶことが多かった場面でした。
(M・F)
◆お邪魔しまーす☆(ふじ1)
今日はふじ1組の皆で2階の奥にある、たんぽぽ組(2歳)に遊びに行きました。
先週体験した階段もどんどん駆け上がっていく子ども達。こんなに早く登れたかな?と驚きました。子どもの成長は本当に早いですね。
たんぽぽ組に着くと、はじめはお兄さんお姉さんの姿にドキドキして泣いてしまう子もいましたが、向こうから沢山話し掛けてもらって、おもちゃも沢山貸してもれえて、とても優しくしてもらっていました。
「この子のお名前なあに?」
「これ使ってもいいよ」
など学年が一つしか違わなくても立派なお兄さん達☆こども達も次第になれて楽しくそれぞれ遊ぶことが出来ました。
お兄さん達の遊び方を見て、沢山の刺激をもらっていました!!
子ども達もお部屋をすっかり気に入っていました☆
また刺激を受けた皆がふじ組のお部屋に戻ったときに、どう遊びが変化していくか、今後が楽しみですね!
(T.M)
◆あおむしさんモテモテ♡ (ふじ2)
最近ふじ2組では「はらぺこあおむし」が大人気!一人好きな子がいると、やっぱり伝染していくんですね。誰かが持ってきて、「読んで」というように差出し、読み始めると、どんどん集まってきて、そのうちぎゅうぎゅう押しあいへしあいに・・・。最近は自己主張もどんどんするようになってきたので、エイッと押したり、本を取ったり。最後まで無事に読み終えるのは、なかなか至難の業ですが、とにかくもてもてのあおむしさんです・・・。(T.M記)
◆まねっこ遊び♪ (ふじ3)
園庭が大好きなふじ3組の子ども達。
今日も元気にお庭に飛び出し、好きな遊びを見つけて楽しんでいました。
そこでふと、気づいた事が・・・
2歳クラスのお兄さん、お姉さん達の遊びに興味を示し、まねっこして遊ぼうとしているのです。
ままごと・フープをつなげての電車ごっこなど、2歳組みさん達の、のびのびと楽しそうな姿に惹かれ、まねをする子ども達♪
また、花壇の方にいくと〇〇君が、たんぽぽ組みのお兄さんとだんご虫探しをしており、だんご虫について熱く語ってもらっていました。
少しずつ周りのお友だちを意識し始めているこの頃ですが、こんな風に自然に子ども同士影響を受け合い、まねっこから遊びを自分の物にして広げていく姿は、とても微笑ましく素敵だなと感じました。
本当に子どもは遊びから様々なことを吸収していくんですね。
遊びを通して、新たな子ども達の姿を発見していく事が今後も楽しみです!
(O・Y)
◆気付いてないだけ (きく)
「やったー!」
「やったー!」
「やったー!」
「やったー!」
その声援が響いたのは、園庭の太鼓橋でした。
二歳クラスの子ども達は、四月当初どうやっても太鼓橋に登る事は敵いませんでした。前にも、太鼓橋に登る子どもの姿を記しましたが以前とは違い今回は成功例があります。
あれから二ヶ月も経ち、心身共に大きくなった子ども達は遊びもダイナミックになっています。
パワーもついて、挑戦した子ども達。
「まだおっきくないからのぼれないや」「まだおにいさんになれてないからのぼれないねー」などの発言が見られ諦める子どももいました。しかし、子ども達は成長したことにより諦める事を覚えただけではなく、あの子が出来るなら僕だって…っとゆうような競争心も沸くようになったのです。そして、とうとうやり遂げました。四人の子ども達が自分の力で登り切りました。嬉しさのあまりその後の遊びは太鼓橋オンリー、また太鼓橋が二歳児でわんさか。
面白いものですね、まだおっきくないからのぼれないや、まだおにいさんになってないからのぼれないねー…そんな発言が出来る時点でその子は、ほぼお兄さんなのですから。
(K.Y)
◆かわいいお客さま。(たんぽぽ)
今日は朝の集まりをしているとガラリと扉が・・・。
するとトコトコ・ヨタヨタとかわいいあんよで、ふじぐみさんのお友達が遊びに来てくれました。
たんぽぽ組の子どもたちは一瞬キョトンとした表情。突然の小さなお客さんににっこりしてすぐにお兄さん・お姉さんモードに入る子もいれば、自分の玩具を取られまいと必死になる子、いつもと変わらずマイペースに遊び続ける子、とにかく早く外へ遊びに行きたいと準備をする子・・と様々です。
私は、自分の玩具を取られまいと必死になってひとり葛藤している子の様子に興味津々でした。どうするのかと。でもその子はやっぱり貸してあげることは出来ず大泣き。自分が使っていたと必死に訴えていました。
また、園庭ではこんなシーンもありました。ダンゴ虫を探しているとトコトコと近寄って来た小さなお友達に「おいで」と手招きして「だんごむしだよ」と優しく教える子。日頃のダンゴ虫探しの成果を存分に披露していました。
かわいいお客さまのお陰でたんぽぽ組の子どもたちの新たな表情が見られた一日。さまざまな姿がありましたが、どれもこれが今のありのままの姿です。背伸びしないその子らしさが垣間見えた瞬間、これからの生活の中でどのような成長が見られるのか楽しみになりました。
(K.S)
◆ダンゴムシ(うみグループ)
園庭遊びを終えて、部屋に戻ろうとしていた子どもたち。
途中で、男の子4人が座り込んで会話をしていました。
ダンゴムシを部屋に持ち帰ろうとしていた〇〇くんに「土に戻さないと死んじゃうよ」から始まり、「ご飯はどうするの?」「ダンゴムシのママ悲しんでるよ」など、ダンゴムシのことを考えてあげる優しい会話がたくさんありました。その思いを聞いて、〇〇くんは「返してくる」といって、ダンゴムシを園庭の土に、返してあげていました。
子どもたちの大好きなダンゴムシ、また様々な自然に触れる中で、命を大切にする気持ちが芽生えていること、嬉しく思いました。 (S.S)
◆大好き!(にじグループ)
鼻歌を歌いながらお絵かきをする年中の〇〇ちゃん。
「〇〇ちゃんじょうずだね」と声をかけると「これお母さんにあげるの!」とニッコリ笑顔。
お絵かきをしながら「お母さんいつも優しくしてくれるから大好き!」「だからお母さんにプレゼントするの!」と教えてくれました。
〇〇ちゃんの笑顔を見ていると、子どもにとってお母さんという存在は、どんなときでも無条件に大好きで、全てを受け入れてくれる絶対の存在、安全基地なんだと改めて感じることができました。 (T.N記)
◆後ろから(そらグループ)
園庭の遊具は、トランポリン、綱渡りロープ、飛び降りジャンプ台などがありますが、上に行くには、いくつかのポイントをクリアしなければ行くことができません。自分の力で登り降りる、できるようになるまで、興味を持つ子どもはひたすら繰り返して遊んでいる子どももいます。下に降りる方法の中で、①ジャンプ台から飛び降りる②ローラー滑り台③棒につかまりスルスル降りてくるという方法があるのですが、唯一できる②の滑り台のところに物が置いてあり、通れない状態でした。でも、他の方法では降りられないし、困った様子の4歳児。どうするのかと思ったら、後ろ向きになってゆっくり降りようとしていました。降りるためには、泣いて助けてもらったり、できないことを言葉で伝えたりすることも考えられますが、あえて自分で考え行動していた姿に拍手でした。(M・N)
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