◆6月1日(金)の子ども達
2012年06月01日 金曜日
◆いってらっしゃい (つぼみ)
今日は、午前中に散歩に行ってきました。道を走る車をじっと見つめてみたり、お店に並ぶ野菜や果物を見たり・・・
道路のガタガタが散歩カーを揺らして「あー」と声を出してたのしんでみたりしました。
途中、近くのパン屋さんでピクニックに出かける幼児さんに会い、保育士がバイバイしているとみんなもそれぞれのやり方でばいばーいと・・・
なんともかわいい姿でした。
◆気になる存在・思いやる気持ち(ふじ1)
園庭遊びもたっぷり楽しみ、そろそろ帰ろうかと思いテラスの方へ向かうと「んーんー!!」と何か訴えているような声が聞こえました。
その声の持ち主は〇〇くん。
よく見ると、手には脱げてしまった片方のくつがありました。そのくつをとなりにいた△△くんに「履かして!」とでも言っているかのように突き出していました。△△くんはその気持ちが伝わったのか、それともくつが気になったのか、はっきりとはわかりませんが確かに言えるのはそばにいてあげた・・・ということ。そのやりとりはそれ程長いものではありませんでしたが、△△くんがくつを触り、一緒に同じ時間を共有したことで〇〇くんも強く訴えていた気持ちは少し和らいでいたようにも感じました。
その後、〇〇くんは保育士の存在に気付きくつを突き出して「履かせて」とアピールしてきましたが、その顔と声は穏やかでした。
一人じゃないっていいですね。(K・E)
◆トランポリン♪ (ふじ2)
トランポリンで感触を楽しんでいます。
まだ園庭にふじ組のお友達しか出ていない時には、貸し切りです☆
手を広げてパタパタと鳥のように一生懸命跳ぼうとしたり、座りながら、周りのお友達が跳んで自分もボンボンと跳ねるのを楽しんだり、後ろに手を組みながらグルグル歩いてフワフワ跳ねる感触を楽しんでみたり…♪♪
お兄さん、お姉さんが跳んでいる姿を口をあけて「すごいなぁ~」と見つめています。
自分でもトランポリンによじ登れるようになって、嬉しそうです。(B・K)
◆「あ!み~つけた!!」(ふじ3)
園庭遊びを個々に楽しんだり、お友だちと一緒に楽しんで遊んでいます!!
園庭のプール付近のくぼみに、目を向け指を指している〇〇君。見に行って見ると・・・・・
何と沢山の梅の実を発見!!保育士が「梅の実いっぱいだね~」と〇〇君に話掛けると、〇〇君も
「うめいっぱい!!」と喜んで教えてくれている姿がとても可愛かったです。(M・Y)
◆やりたい気持ち。(きく)
今日は雨が降りそうでしたがおひさまが出てきてくれたので
元気に園庭で遊びました。
初めはいつも通りの遊びをしていた子どもたちですが
お兄さん・お姉さんたちが遊んでいるのに憧れがあるのか
高いところに登りたかったりとやりたいことも増えてきました。
すべり台にすぐいけるはしごがあります。
そこで〇〇くんはぶら下がって休んでいました。
そのときは「登るのだけじゃなくてそんな使い方があったんだ!!」
と思うくらいでした。
その後すべり台を下から登ろうとして
「下からは登らないよ!」と言われていた□□くんがいました。
□□くんははしごから登ろうとしましたがなかなか登れません。
「せんせー手伝って!」と助けを求めていましたが、
もしかしたら登れるかもしれないと思ったので
手を貸さないで「がんばれ!!」と声をかけました。
でもなかなか登れなかったのです。
その子は上りたいのに登れなくて泣いてしまいました。
「登りたかったね。」と言うと
とても悲しい声で「うん」と答えました。
泣いてしまうくらい本当にやりたかったんですね。
登れる日が来るまで見守っていきたいです。(K・E)
◆足音に耳を傾ける。(たんぽぽ)
園庭のコンビネーションの裏側は、木が生い茂っておりちょっとした木のトンネルのようにも見えます。ある子は「トトロの森だよ」と言います。納得です。
そんな木のトンネルの下には落ち葉がたくさん。子どもたちが歩くたびに「サクサク」と音がします。踏みしめるたびに音がするので走った時と歩いた時で音が違います。ある子は「音がするね!」と気付きました。
園庭の片隅の石段をそーっとそーっとバランスを取りながら歩く子たちがいます。そーっとそーっと。靴のすれる音が聞こえます。
園庭の水たまり。子どもたちは大好きです。見つけると踏みしめて「ぴちゃぴちゃ」水しぶきが跳ねるとさらに嬉しくなります。
ちょっと耳を傾けるといろいろな足音が聞こえます。
そーっと静かに耳を傾ける心の余裕を大切にしたいと感じた一日。
私が一番好きな足音は「せんせ~」とペタペタとした足音を立てながらこちらに来てくれるときが幸せを感じます。 (K・S)
◆みんなでそろっていただきます(もも)
今日は、年中&年長がピクニックに出かけていたので年少のみで過ごしました。まずは”ありがとう製作”にとりかかり、素敵なプレゼントができました。紙皿にクレパスで描き、シールで飾る。という段階があったのですが、本当に個性が出ます。どの作品を見ても、心が和らぐというか、一人ひとりの心が表れているようで何とも言えない気持ちです。年少の男児が、出来たことを喜び、カバンにしまって帽子を被り、園庭に飛び出していきました。よほど嬉しかったのでしょう。その後も、午睡のベットまで持っていこうとしていました。(M・N)
◆ピクニック(ゆり・ひまわり組)
待ちにまったピクニックに行ってきました!
朝からお弁当や水筒を見せ合う子どもたち。お天気にも恵まれました。
方南公園に着くと、遊具で遊んだり、虫や植物などの自然に触れたっぷり遊んできました。
丸太渡りでの出来事です。
丸太を一本渡り終えた〇〇くん。岩の上で怖くなって保育士に降ろしてほしいと訴えました。それでも、園庭でのルールと一緒で、’自分で登ったのだから自分で降りる’ということを伝え、見守ることにしました。〇〇くんは、岩から飛び降りるか、もう一本の丸太を渡らなければなりません。岩から飛び降りようとしますが、躊躇していました。すると、あとからきた△△くんが「どうしたの?こわいの?大丈夫だよ、こうやって降りるんだよ」と、自分が降りて見本を見せていました。〇〇くんは、5分くらい岩の上にいましたが、やっとのこと、自分の力で岩から降りる事ができました。「できたね!」と、△△くんが声を掛けてあげ、見ていた私に〇〇くんも「できたよ!」と、自信にあふれた表情を見せてくれました。
「手伝わなくて良かった・・・」そう思いました。子どもを信じる大切さを改めて感じさせてもらいました。子どもたちは、園庭でのルールを公園でも守って遊んでいたように思います。
なんと言っても、一番の楽しみは、手作りのお弁当!みんなとっても美味しそうに食べていましたよ。保護者の皆さま、本当にありがとうございました。 (S.S)
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