謙虚に生きることを学べたプレゼント
2012年05月31日 木曜日
今年の保育理念研修の第1回目を5月の日曜日に行いました。日曜日の午前9時から午後2時まで、㈱カグヤのクルー4人がファシリテーターになって学び合いました。研修会の冒頭、恒例となった前年度の皆勤賞、精勤賞、特別賞の発表がありました。皆勤賞者の中には6年間、7年間連続で無遅刻・無早退・無欠勤の職員も発表されました。一日一日の積み重ねですが、なかなかできることではありません。私もれしいプレゼントをいただきました。見開きの色紙にギッシリと記された職員の皆さんからの寄せ書きです。「見守る保育」を実践して楽しい、有難いという感謝の言葉がたくさん寄せられていました。
職員皆さん一人ひとりの気持ちを受け止めて、心新たに謙虚に生きていくことを教えられたプレゼントでした。
午前9時から午後2時までの5時間の研修を振り返って参加者からは、
○みんなで子どものことを話したり、忙殺されていた日常を見つめなおす機会になりました。
○大人も自分のことを大切にして、子どもも大人もお互いに大切にしていける社会をめざしたい。
○子どものことを深く話せて、職員間のことを分かりえ前向きになれました。
○普段話せない職員と話せ、共感できたり新しい発見ができた、自分を変えるきっかけになりました。
○始まる前は5時間は長いと思ったが、じっくり話ができて聞くことができて良かった、学ぶことが沢山あった、相手を認めるためには自分を認めることが前提、相手のことを思って言動をすることを確認できました。
○見守る保育を初めて6年目、一人ひとり一生懸命にやっていることが確認できました。
コンサルタント(カグヤクルー)の感想は、
○人の話をきちんと聞く姿勢が印象的でした。
○一人ひとりを大切にができているのか不安を抱える職員に対して、その姿を認めている姿をが印象的で、自信持っていいと思いますよという言葉が素敵だったと思います。温かい雰囲気が醸し出されていると思いました。
○椅子に座る順番を生まれた場所順に決めでいたグループは、それだけで雰囲気が和らいで、打ち解けた雰囲気で話し合いが始まりました。取り組む姿勢が良い、現場主義で話し合えていたのが良いと思いました。
○日曜日に本気で子どものことを考え語っている園はないのではないでしょうか、人の聞く姿勢ができている点や一歩踏み込んでいる聞いている姿勢、豊かな時間を持てたと思いました。
○弊社のブログの管理をしていると、現場実践の様子が読み見える、理念があるから学び合える環境を実感できます。
○弊社での一番の一体感は毎朝行われるクルー同士の一円対話の時間、隠し事をしない、自分をさらけ出すという黄金ルールがあるので本音で話し合えます。
○やりがいを摘まないこと、社員同士が丸ごと信じあっていると、自発的な仕事が自然と造られていくのです。
それぞれの職員が大切な休日の時間を使って、子ども中心の保育を高めていくために集えたことは本当に有難いことです。園に関係している人々の自己肯定感が醸成される触れ合いをしていきたいと深く感じました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ