園庭大改造のパートナー
2012年04月13日 金曜日
園庭では遊具等の改造、新設工事が進んでいます。約3年計画で園庭全体をアドベンチャーランド風にしていく計画です。工事を依頼した業者は㈱アネビーで、世界各地から優れた遊具、備品等を輸入し園庭設計を全国規模で展開している夢のある会社です。育子園では築山改造、プール新設など数年前からのお付き合いです。
★育子園の園庭改造計画はこちら⇒ 2012年開始育子園園庭物語
今年度は13年経過した既存のコンビネーション総合遊具のリニューアルと0、1歳児クラス前のフェンス新設、大門リニューアル等です。同社発刊の、「園庭物語」は200ページにわたり、全国60ヶ所の幼稚園・保育園、野球場等で設計施工した事例が満載です。新たな遊具として設置した、「ゆりかごスウィング」はスウェーデンのHAGS社製でコンパクトな設置面積で複数の子ども達が同時に遊べる楽しい遊具です。
既存のブランコは一人遊びに限定されますが、ゆりかごスウィングは乗り手と漕ぎ手が共に遊べる双方向性の遊具です。設置当日から子どもの行列ができるほどの大人気で、夕方お迎えに来た親子で遊ぶ姿も見られます。
地中にはスチールとコンクリートの頑丈な地下支柱ユニットが踏ん張っていますから、地表に出ている柱2本をしっかり支えています。
既存のコンビネーション総合遊具のリニューアルは、新たにトランポリンやジャンプスポット、隣にある欅のツリーデッキへ伸びるつり橋等、子ども達のチャレンジ意欲を引き出す楽しい仕掛けが満載の園庭になりそうです。
園庭で遊んでいる子ども達は工事を見るのが大好きです。自分達が使う遊具がどんな人たちによって作られ、どんな手順で完成するのか、ショベルカーやトラックが出入りするのも楽しみの一つです。出来れば子ども達に、材木運びなどを体験してもらうことも良いことだと考えています。
㈱アネビーのポリシーが優れている点は、既存の遊具等を活かし再生させること、簡単に捨てる文化を見直していこうという提案です。さらには単に遊具を売るだけではなく、各保育園・幼稚園・遊園地等のニーズを引き出し共に楽しい夢を創造していけるパートナーという視点で、子どものような柔軟な発想と提案ができる能力集団という点です。業者とのモノの売り買いだけでは物足らないという園が増えていくのでしょう。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ