和田地域でエコキャップ130万個収集
2012年04月17日 火曜日
育子園の近隣、杉並区立和田小学校で取り組んでいた、「エコキャッププロジェクト、和田の町で百万個」が目標を大きく上回ったという報告書を校長先生からいただきました。
4年前から始まったエコキャッププロジェクト、平成21年7月現在で27万個だったエコキャップ、平成24年2月現在で何と「130万個」に達しました。800個で発展途上国の小児用ワクチン1人分、130万個だと実に1,630人分の尊い命の一助になったのです。
育子園にも和田小学校から大きな収集箱(1箱3,000個)をお預かりし、保護者の皆さんへこのプロジェクトの趣旨をお伝えしました。毎日朝9時に正門で子ども達をお迎えしているとエコキャップが入った袋を大事そうに持って登園してくる子ども達、この取り組みはすでに習慣化しているようです。
収集されたキャップは3~5歳児が定期的に散歩がてら、子ども達が和田小学校に届けています。子どもの頃からこのようなプロジェクトに身近に触れて成長していくと、自然に人様のために何かをしたいという優しさの基礎が出来上がっていくのでしょう。
育子園だけでも約5万個収集していますので、今後も地域運動として末永く続けていきたいと考えています。捨てればゴミ、回収すれば子どもの命が救えるのですから有難い取り組みです。
人は目の前にいる人が喜ぶと自分も嬉しくなる心がプログラムされていますが、エコキャッププロジェクトは、日本に居ながら地球の裏側の名前も知らない恵まれない人々が喜ぶ、思いやり活動を行っているのですから、相当高い次元といえます。
このような高次元プロジェクトを地域ぐるみで参画できる仕組みを作ってくださった、和田小学校の校長先生に感謝です。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ