さくらの花が咲くと思い出す
2012年04月10日 火曜日
さくらの花が満開の4月7日、育子園の町内に新しい公園が誕生しました。さくらの季節にふさわしい公園の名前は、杉並区立「和田さくらの坂公園」、約2,100㎡の広々とした空間が住宅街に広がっています。元防衛省の土地にできた公園は、明愛幼稚園さんの南側に位置しています。
13:30から行われた開園式に、育子園の土曜保育でなおかつ昼寝をしない子ども達と参加してきました。保育園では昼寝の時間帯ですが、育子園は昼寝は子どもの選択制ですから、年長・年中の子ども達14人が散歩がてら出かけました。
田中杉並区長の挨拶で始まった開園式、クライマックスは地元、杉並太鼓の勇壮な演奏ででした。演奏の時間だけは育子園の子ども達も正座をして真剣に聞き入っていました。園に帰ってきても、「ドドドーン」と太鼓のまねをしている子ども達、興味のあることは凄い集中力を発揮するものだと改めて感じました。
この公園は、なだらかな南斜面を活用して設計されていますから、上の段と下の段を結ぶ滑り台等があります。トトロや風の谷のナウシカで有名な宮崎駿監督プロデュースの保育園は平らなところが無いといいます。子どもの発達を促すには適度な凸凹が必要不可欠ですから、新しい公園はその理念にかなったものと言えます。
近くに住んでいる方に尋ねてみると、以前は高いフェンスに囲まれて雑草が生い茂り、粗大ゴミ等が放置されていた場所に、明るい公園ができてとても嬉しいです。桜の花が咲季節になるたびに、今日の開園の日を思い出すことでしょう。と話してくださいました。この新しい公園で子ども達が沢山の思い出を綴っていくことでしょう。
参加者には春の花の鉢植えが配られましたので、育子園の子ども達も一つづつ頂いて大事そうに自分達で持って帰り、お家へのプレゼントにしました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ