◆4月11日の子ども達
2012年04月12日 木曜日
◆遊んでみようかな・・・つぼみ
入園して間もない今日、保育園にきて家族の方と離れるのにはまだまだ納得できないようです。
泣きな泣きの中でも、保育室のおもちゃに手を伸ばす姿が見られる様になりました。
触ってみては、やっぱり・・・えーんの繰り返し。
子どもなりに、葛藤する姿に感動です。
◆ひとやすみ☆(ふじ1)
1階の廊下を開放して遊びました。木製の押し車・メッシュのトンネル等、気になるものが盛りだくさん!!いろいろなものに興味を示して楽しんでいるな~と思って見渡すと、全く動かない○○くんの後ろ姿がありました。何しているのかな?とそっと覗いてみると、押し車の中にすっぽりハマっておともだちを笑顔で見ていました。その押し車から出ると涙を浮かべる程、押し車が気に入ったようです。○○くんにとって押し車が安心する場所☆その”安心”は大切に守ってあげたいですね。(K・E)
◆お誕生日!!(ふじ3)
4月生まれのお友達が、お誕生日を迎えました。
そこで、ブロックで手作りケーキを作って、お祝いしました。
ハッピーバースデーの曲に合わせて手拍子をして、ろうそくをフーっと吹き消し、手作り誕生会が出来ました。
(E.Y記)
◆見えてるのに見えないもの(きく)
今日は室内で過ごしました。ミッキー体操後にランチの場所で椅子に座り朝の会をします。そこで、今日は雨だから園庭には出られない事を伝えた後部屋で遊び始めました。すると、何人かの子どもが帽子を被って遊びの部屋に来ました。それを見て、「えんていいかないよ」っと言う子や「えんていいってもいいの?」っと言う子も様々です。そんな中、お部屋ではお絵かきゾーンとシールゾーンを設け机上遊びを行いました。自分の満足いくまで出来るために準備はもちろん余裕を持っての枚数を用意しました。
集中して一枚に沢山のシールを貼る子・集中して一枚に沢山の絵を描く子。または、一枚に少しの量を貼り・一枚に少しの量を描きそれを何枚も行う子と様々です。傍から見れば一枚にちょっとしか貼ってない・描いてない子は集中して行っているのか・もっと貼ればもっと塗ればいいのにと感じるかもしれません。しかし実際は一枚にたっぷり貼る・描く子の取り組んだ時間と、一枚に少しの量を貼り・少しの量を描きそれを何枚も行う子の取り組んだ時間はさほど変わらずどちらも満足いくまでやった姿でした。
何が良くて何が良くないのか。まるで見えているのに見えていないもののようで。大人の思いを0にして保育することによって見えないものが見えるのかも知れません。
(k・y)
◆待っててね(たんぽぽ)
今日は雨。
お部屋で過ごしました。
2歳の部屋にはお絵描きや、製作ができる専用テーブルがあります。
早速使ってみました!
「お絵描きするー!」「うん。じゃあこの机でやるから座って待っててね。」そのやりとりを見ていた子どもたちは、椅子に座りはじめました。
でも、そのテーブルには椅子が4つしかないのです。当然僕もやりたい私もやりたいと始まりました。
しかし、「やりたいね。でも、今は満員だから出来ないんだ。終ったら呼ぶから待っててね。」と声を掛けられると、席が空いていないことを確認してから「うん。わかった。」と納得していました。
集団で生活をしていると、待つことも当然出てきます。
しかし、ただ待っててねと言うのではなく、待っていたら自分の番がくるということがわかるように伝えていったり関わっていくことが大切だと感じました。
みんなと一緒に生活するということがどういうことなのかそれぞれの受け取り方で理解しようとしている子どもたちです。
(M.E)
◆クッキー作り(うみグループ)
2日前に、粘土をしながら〇〇ちゃんと「今度紙粘土でクッキー作りたいね!」と話をしました。そして今日、〇〇ちゃんが粘土をしに、うみグループにやってきて、「先生、紙粘土でクッキー作るんだよね?!」とこの前の話をしっかり覚えていて楽しみにしていてくれました。
私は、ハッとして、すぐに紙粘土を準備して、クッキー作りをはじめました。周りにいたお友達も、「何なに?」と興味津々で、型抜きでクッキーやケーキを熱心に作って、「乾いたら色を塗ろうね!」と完成を心待ちにしていました。
子どもたちが、「今日はこれをしてあそびたい」「明日は△△であそぼうかな」と、自発的に遊びを見つけ、それを叶えてあげる環境を、今後も作っていきたいと思います。 (S.S記)
◆雨が教えてくれた… (にじグループ)
朝の会(お集まりの時間)で天気の話題になりました。
「え~雨嫌だ!!お外で遊びたい!!」という声が多かったのですが、中には、「桜かわいそう。大丈夫かな??」という声も…。
朝の会が終わると桜が気になるのか、椅子を使い窓の外を見たり、友だち同士「今日まだ咲いてたよ」などと、心配そうに会話する子どもたちの姿がありました。
ものをいたわろうとする子どもたちの姿に感動しました。また雨一つでも、子どもたちの気持ちの変化や成長に大きくつながるものなんだと気づかされる瞬間でした。
(T.N記)
◆決まってる?気分は、アイドル!(そらグループ)
あいにくの雨。ですが、室内ではコンサート会場並みの盛り上がり。アイドルになった気分で踊る子どもたち。と思えば、後ろでは、「料理できたわよ~」「赤ちゃんにご飯食べさせなくちゃ」とお家ごっこが展開されて、またその後ろでは、鏡の前に座り、スプーンを片手に髪の毛をかきあげるしぐさをしながら、ウィンクする3歳児。見ていると、ベッドに人形をつれて、毛布をかけて一緒に眠ろうとしていたり、とても自然で可愛らしいです。今の環境を、もっと子どもの気持ちが盛り上がるような状態にしていきたい、そのためには、保育士間でアイディアを出し合っていきたいなと強く思った1日でした。
(N.M)
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