spec 悟
2012年04月17日 火曜日
ある日の出来事です。
ランチの時間に、お味噌汁を飲み干した子が居ました。
まだ、オカズとご飯はありました。
その子は、うまく喋れず、「◎△◇☆」っとお椀を私に差し出しました。
きっと、お替わりだと思いました。
ですが、私は他児のお替わりをよそっていたりとその瞬間には要望に答えられずに居ました。
「ピカピカだね!今持ってくるね~☆」っと言いますがどうやらお腹が空いてるようで待てない様子…そんなにお腹空いてるならオカズとご飯食べてれば良いのになぁ(その子は普段、オカズもご飯もペロッと食べるので)と思い、何気無しに「待っててね~あっ、それ食べてて良いよ☆」と言うと、オカズとご飯をガシャーンと前に押し出し、怒り心頭の・・・その子に近づき「ごめんごめん。食べないの?」っと聞くと「あーだ」っと下を向いて黙ってます。
あぁ、絶対食欲無くしただろうなぁ…と反省しながら「お味噌汁今持ってくるからね☆」っとお椀を持って味噌汁をつぎにいき、ふとその子を見てみるとその子は目を輝かせさっきの顔とは真逆の顔でオカズにもご飯も食べ初めていました。
どうやら声かけと関わり方を誤ったようでした…。
今いくね~待っててね~大丈夫だよ~分かってるよ~
だけで良いんですね。
ガシャーンの行動で、僕の気持ち分かってよぉ~‼って訴えるしか無かったんですね。
大体その子はご飯とオカズいつも食べるんだから順番なんて…お味噌汁二杯飲んでご飯とオカズ食べるのとご飯とオカズ食べてお味噌汁二杯飲むのって結果おんなじですしね。
ついつい出る二言目…そこで、怒り心頭し感情を露わにする二歳児の姿。
それが愛くるしくて最近ホッコリします。
その子の欲しているもの・欲している対応・欲している声かけ・欲している優しさ…そのどれからはずれても怒や悲しみで訴える二歳児。
自我全開。並大抵の声かけじゃ通用しないですね~。
きくぐみ ca
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