今ある幸せ
2012年03月19日 月曜日
3.11の東日本大震災から1年が経ちましたね。
私は2月に宮城県の牡鹿、七ヶ浜へボランティアに行ってきました。
もう1年も経つし、どれくらい復興が進んでいるのだろう…と思いながら行きました。
しかし、震災後そのままの状況のものがたくさんあり、その状況にショックを受けました。
ボランティアの内容は、瓦礫の撤去が中心でした。
大きな作業というよりは、小さなガラスや瓦礫の欠片、ゴミを拾い、分別するという地道な作業でした。
1件のお家を40~50人くらいで一日かけてやっても終わらないという感じでした。
ボランティアの受け入れをしてくれた方々は、まだまだボランティアが必要だと言っていました。しかし、1年経つ今、人々の中では震災への気持ちが薄れてきているからか、ボランティアに来てくれる方は減ってきていると言っていました。今の現状をいろいろな方に伝えていってほしいと聞き、私はいろいろな方に伝えていこうと決心しました。
3月11日を迎え、いろいろなところで震災の情報を聞く場面が多くなりました。
育子園でも、3月9日(金)に避難訓練をしました。
そのときに思ったこと。それは、今、ここに、みんなが生きていることが、どれほどに尊く、幸せなことなのかということでした。
当たり前ではないのだなと思うと、感謝の気持ちと今ある幸せを大切に生きていこうという気持ちでいっぱいになりました。
震災のことを忘れずに、一日一日を笑顔で楽しく、大切に過ごしていきたいと思います。
そらグループ H
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