不思議・不思議、宙を舞うフラフープ
2012年02月06日 月曜日
今年度3回目最終の職員集合保育理念研修は、保育コンサルタントを依頼している㈱カグヤ・クルーがファシリテーター役で保育士・栄養士・事務職が職種を超えて、子ども主体の保育を実践するための研修を行いました。
育子園の2011年度 職員保育理念研修目的は、
【育子園の2011年度 保育理念研修目的】
◆理念の大切さ、理念からの実践、理念があることの素晴らしさを改めて感じる。
◆理念があることで理念を中心にいつも子どものことを考えることができる。
◆理念を共有した中で周りの仲間と本気で関わることができる。
◆理念を一つずつ実践することで働くことの喜びを感じることができる。
◆与えられたものではなく新たなことに挑戦していく。
以上のことを踏まえて、
□子ども一人ひとりの職員が実感しみんなで子ども主体の保育を今まで以上に深めていく。
□今後は自園に向けていた眼を外に向け、子ども主体の保育の素晴らしさを広げていく環境づくりを共に行っていく。
今年度2回の理念研修で職員皆で話し合って提案した実践は、
【育子園の実践】
①共通理解を図るための機会を持つ
②職種に関係なくみんなでみんなを見守っていく
③時間の余裕・心の余裕を持つ
④笑顔を大切にし、子どもと一緒に取り組むものを増やす
上記の目的に基づいた実践をすることで、子ども一人ひとりが「自分の気持ちを理解してもらえる、ここに居ると安心できる」と感じられる保育が提供できるのです。
3時間の研修の冒頭、今回のアイスブレイク・ゲームは10人程度が円なって全員で一つのフラフープを人差し指で支えあいます。そのフープを水平にしたままできるだ床面に近づけるのがゴールですが、不思議なことに皆で下げようとするのですが、意に反してフープはどんどん天井に向かって上がってしまうのです。
何回かチャレンジするとだんだんとメンバーのことを意識できるようになり、床面近くまで降ろすことができるようになるのです。チームワークがポイントで、自分のことだけ考えていると永遠にフープは宙をさまよってしまうようです。
子ども達がやってみると、どんな展開になるか試してみたいものです。
★不思議・不思議、宙を舞うフラフープ動画⇒ 2012.02.04職員理念研修
アイスブレイクの後は、【育子園の実践】を促進するための研修教材として、『致知 2011年9月号』の特集・生気湧出「諦めなければ必ず道は拓ける」、東大阪市の一つの町工場が地域の中小企業を巻き込みながら、人工衛星「まいど1号」を開発したアオキの青木豊彦社長と、子ども達に諦めない大切さを伝えるためのロケット開発に挑んだチャレンジャー魂を学ぶ研修でした。(以下続編で)
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ