30㎏の纏(まとい)
2012年01月10日 火曜日
2012年杉並区主催の新年賀詞交換会が杉並公会堂で行われました。オープニングは恒例の江戸火消しの伝統を受け継ぐ、江戸消防記念会の纏〈まとい〉ときやりで幕が開けました。
杉並区内全域の防火防災を担っている第九区、7~10番組の30㎏もある勇壮な大型纏4基の揃い踏みです。1月6日の東京消防出初式にも出場しNHKで全国放送されます。
「火事と喧嘩は江戸の華、そのまた花は江戸火消し」と言われた火消し、普段はとびの仕事をしながら江戸の安全を守ったのです。
区長の年頭あいさつは、3.11の被災と原発事故被害に対するお見舞いと祈り、南相馬市へ区民から1億8千4百万円の義援金への感謝から始まりました首都直下型地震に対する災害に強い街づくり、魅力的でにぎわいのある住宅都市、高齢化が進んでも安心できるように1,000床の特養を整備、次世代育成基金の創設、区民の安心安全を支える基礎自治体として構想を実現する決意を表明しました。
また、今年は区政施行80周年の節目の年を迎えますので様々な企画が用意されます。なお、育子園の近隣にある杉並区立和田小学校も開校80周年を迎えます。11月17日には記念式典がありますので、共にお祝いをしたいと思います。
昨年春の区議会議員選挙の投票率は39%、戦後17回行われた区議選で2番目に低く、同日行われた東京都内22区議選では19位に留まっています。区議会ではネット生中継を導入するなど積極的な広報も行っていますが、受け身でない区政チェック機能を果たしてもらいたいものです。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ