有難いお手紙
2011年12月28日 水曜日
来年4月の入園希望で見学にいらっしゃった方から、有り難いお手紙をいただきました。
『(前略)評判の高さから佼成育子園に是非とも通わせたいと思い見学しました。育子園の子ども達は活き活きとしてしていました。大切な我が子を育子園で過ごせたらいいと強く思いました。待機児童が増加中の杉並区で共働きという選択をした私達は、子どもをどう育てるかよく話し合ってきました。たとえ育子園に入れなくても、休日や仕事が終わってから、「見守る保育」をたっぷりと行いたいと思っています。
育子園の職員の方々には、大変気持ちの良い対応をしていただきました。仕事をする上でも、生きていく上でも挨拶は大切だと思っています。育子園の対応や接遇は、私自身の働く姿勢を見直す良い機会となりました。まだまだ見守る保育を行っている園が少ないと思いますが、園の姿勢を貫き通して欲しいと願っています。』
12月初旬にご夫婦で見学にいらっしゃった時も、熱心に保育理念や実践を見学していらっしゃいました。各保育室の環境設定は担当職員から説明してもらいますので、より具体的な「見守る保育」の姿勢や実践をご理解いただけたのだと思います。
職員が挨拶をきちんとしている姿を見てご自分を振り返られたというのは素晴らしいことですから、いただいたお言葉を職員一同励みにして、今以上に実践向上していきたいと思います。
「見守る保育」は一人ひとりを尊重し、丸ごと信じきる保育です。これは大人と子どもとの関係にとどまらず、大人と大人の関わりにおいても最も重要な考え方です。自分を尊重され、信じてもらえるほど嬉しいことはないのですから、いつでもどこでも誰にでもあてはまる普遍的な理念です。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ