ジャイアンがいつも遊ぶ公園
2011年11月25日 金曜日
緑から黄色に変化している銀杏やもみじの葉。もみじの葉を見て、
「知ってる、この間歌うたったよ」
と伝えてくるこども。
園庭の遊具について見直してみよう、ということで職員間での話し合いが数回行われ、様々な意見交換がされている中、
「実際に遊ぶのは子どもたち、ならば子どもたちの考えを聞いてみてもおもしろいのでは?」
という意見がでました。確かに、そうだ!!と思い、時間を見つけて年長児を集め、哲学の時間のようにホールで話し合ってみました。
保育士「みんなの園庭、もっとここがこうなるとおもしろいなぁ、とか、こういうふうにしてみたらいいんじゃないかな?とかみんなの気持ち、意見を聞きたいなぁ、と思うんだけどどうかな?」
子「あのさ、園庭にもブランコが欲しい。部屋にはあるけど外でもやりたい」
子「ジェットコースターも欲しいな。」
子「ジェットコースターやりたいなら、遊園地に行けばいいじゃん」
子「だってやりたいもーん」
子「それは、わがままだよ」
子「じゃあ、どらえもんのジャイアンがいつもいる公園にあるのは??」
保育士「丸いコンクリートでできたものかな?あれは、どかんって言うんだよ。それのこと??」
子「そうそう、どかん。どかんがあったら、子どもが立って入ったり、隠れたりできるからいいんじゃない?」
子「どかん、大きなのが1つ園庭にあったらいいかも。園庭の真ん中に置けば??」
子どもから、様々な意見が出てきましたが、なんとも分かりやすい例え。すぐにイメージができました。
ホワイトボードに簡単な図を描くと、子どもが前に出てきて指をさし、「ここにブランコでしょ、それからここにどかんね」
大人だけで園庭のレイアウトを考えるのも、夢が膨らみ面白いのですが、子どもに投げかけ子どもの意見を聞いてみるのも面白いと感じました。こうしたい、ああしたい、と想像力を働かせたり、イメージして考えてみる思考力なども自然とうまれるような環境を与えていけたらいいなと思います。
にじG:N
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