小学生も遊ぶ園庭
2011年10月24日 月曜日
訪問した鹿児島県鹿屋市にある社会福祉法人では保育園、児童センター、学童育成クラブ、グループホーム、デイサービス等さまざまな事業を精力的に展開され、益々の発展が期待されます。特に保育園と同敷地に老人施設と、学童施設があり園庭で小学生が一緒に遊び異年齢の交流が日常的に行われているのです。
保育園も学童ともに19時が閉園時間ですから、保護者は一緒にお迎えできるので便利です。鹿屋市は全国的にも珍しく、公立保育園を全て民営化し認可保育園は私立だけで構成されています。
鹿屋市は人口約10万人、海上自衛隊鹿屋航空基地があり、約8,000人の自衛隊関係者が居住しています。基地内にある鹿屋航空基地資料館を見学すると、2階展示場には”零式艦上戦闘機52型”が翼を広げていますが、これは平成4年2機の零戦が鹿児島県の錦江湾と吹上浜の海底から引き揚げられ2機を補い、1機の零戦が復元されました。修復には隊員や三菱重工業の熱意と、多方面の協力が注がれました。当時、狭いコクピットに乗り込む時、どんな思いだったのでしょう。
さらに鹿屋市には、国内唯一の国立体育大学があります。約700人のアスリートが豊かな自然環境に抱かれながら、明日の日本スポーツ界を担うために日々励んでいます。今年開学30周年を迎え、記念講演会は、プロスキーヤーの三浦雄一郎さんや卒業生でアテネオリンピック水泳金メダリストの柴田亜衣さん、バルセロナオリンピックバレーボール銅メダリストのヨーコ・ゼッターランドさんが登壇したそうです。
「バラの街、鹿屋市」のキャッチフレーズどおり花が咲き誇る街、鹿屋。この時期、街道沿いには南国らしくブーゲンビリアやハイビスカスの花が風に揺れていました。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ