【ドイツの空の下】ミュンヘンの子ども達②
2011年10月28日 金曜日
昨日は幼稚園に行きました。100人が4グループに分かれていました。移民家庭が80~85%なので家庭に帰ると母国語になるため異文化間の教室、又正しいドイツ語を話せられるため言語指導の先生もいます。まだ9月に新設されたばかりで保育室の家具も遊具もピカピカで新しい臭いがしていました。
遊びも積み木・感覚陶治・運動・お絵かき・変装、仮装遊びとそれぞれの部屋があり、子ども達は遊びたい部屋へ移動していました。散歩は森、劇場とさすがスケールが大きいのに驚きました。ただ選択制のわりには外遊びに限り11時~12時全員外で遊んでいましたので、風邪気味の子どもがいた場合どうするのか質問してみると、「健康の状態でないと登園しません。」はっきりと淡々と答えが返ってきました。
午後はコープ0~6歳89度名。16~19名で5グループ職員は2~3名。日本の職員配置基準では不可能です。今年の重点項目は音楽。感覚陶治自立創造~楽器作りなど多面的なアプローチを保育面に生かして行く試みでした。昨年のテーマは旅・世界の5大陸、ここでは日本人のお母さんが2・5歳と二人の子供を通わせているので日本語で質問もできました。
この度は保護者として参加、移民家庭のこどもの割合は少ないのですが、多くの保護者がドイツ以外の生まれなのでその国を知ろうと言うコンセプトだそうです。先程の日本人ママのお相手はイタリア人でした。ここても学びの部屋、科学的な部屋など遊びの中から小学校へと自然にな流れが見られるのです。年長さんから歌の披露を日本語で、「ブンブン蜂が飛ぶ・・」。そして栗で作った品をいただきました。ここでは午睡中は寝なくてもいいが静かに過ごすと言う事でした。(主任:M)
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