哲学の時間
2011年10月06日 木曜日
毎週月曜日、ホールで年長児を集め、哲学の時間を設けています。
幼児グループは3グループあるので、順番に行っているのですが、各グループごとに話の展開が様々で、子ども中心に話していくので大人側から見ていると、とても面白いです。
今回は、テーマ「おひるね」について。
ろうそくに火をつけ、スタート。
先生 「おひるねの時間って、どんな時間??」
子ども 「体を休める時間だよ」
「でも、眠たくならない日もあるし、眠たい日もあるし、その日によって違うよ」
「眠い時に寝られればいいじゃん」
「そうだね、お部屋のいろんなところに布団を置いておけば、いつでも寝られるんじゃない」
先生 「じゃあ、布団を置くところは、広い方がいいの?」
子ども 「ううん、広いと遊んでいる人の邪魔になっちゃうし、邪魔にならないようなところで、布団を敷けばいいと思う」
「そうだね。私は、保育園で昼寝をしないほうがいい」
先生 「なんで保育園で昼寝をしないほうがいいの??」
子ども 「だって、保育園で昼寝をしないで家に帰って、ご飯を食べて、お風呂に入って、布団に入るとすぐに眠たくなって眠れる
から気持ちがいいんだもん。そうすれば、朝も早く起きられて、保育園に遅刻しないですむ。眠くないのに、布団の中に
入っているのは、嫌い」
先生 「おひるねって、必要?」
子ども「パワーが無くなったら、充電しないと強くなれないし、戦いにもすぐに負けるから、休むのは欲しいのかもね」
哲学の時間は、今回で2回目。
朝の会で「哲学の時間をするよ」というと、「考える時間でしょ、楽しいよね」と答える子どもが見られたり・・・
回を重ねるごとに、子どもの本音を聞く事ができてきているような気がします。
(にじG:N)
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