センスの光る保育園
2011年06月28日 火曜日
6月7日のブログで紹介しました、今年年4月に京王井の頭線、永福町駅「えきなか」にオープンした東京都認証保育所「京王キッズプラッツ永福町」へ見学に行ってきました。
園長先生は昨年まで杉並区内の私立保育園で園長をされていた大先輩です。保育園の窓から西には富士山を、東には新宿高層ビル街を一望できます。駅ビルの3階にある園まではエスカレーター、エレベーターを利用しますが、開放的なフロアーには書店やレストランもあります。当日は晴天で素晴らしい夕焼けでしたので、十数人のカメラマンが斜陽をおさめていました。
園内は白とメープル色で統一されていて、保育者の服装も白いポロシャツとチノパンツです。見学したのは午後5時過ぎでしたので、10人ほどの子ども達が異年齢で過ごしていました。0~6歳児の定員30人で、7:30~20:30まで保育を行っています。
16人の保育者は保育士13人、栄養士3人と全て有資格者で構成されています。管理栄養士も含まれているそうですから、このクウォリティは認可保育園以上かもしれません。子どもの年齢と利用日数で保育料が決まるシステムで、利用者はタイムカードを刻印していました。
職員の勤怠管理はさすが、京王帝都らしく「パスモカード」をパソコンに接続したフェリカにかざしてデータ管理をしていました。
センスが光っていたのは保育室の壁面で、いわゆる紙類で作った子どもの誕生日カレンダー等の装飾物は額入りのおしゃれなものでした。おもちゃもこだわり万歳で、ヨーロッパで使われている物をふんだんに取り入れてありました。手作り品として子ども用帽子の首部分を保護するするフラップは手作りで、赤い帽子には赤いギンガムチェックがマッチしていて製品化できそうな仕上がりでした。
そして極めつけは、保育室の真下を京王井の頭線が行き来していますので、電車好きの子どもと保護者はたまりませんね。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ