幼稚園との話し合い
2011年06月24日 金曜日
17日には杉並区内にある園の先生とお会いし、歴史ある幼稚園の様子をお聞きしました。杉並区内には約50カ所の幼稚園があり、定員も数十人から数百人まで規模は様々です。預かり保育として0~2歳児も受け入れている幼稚園もありますから、幼保の違いはだんだんと無くなりつつあるのではないでしょうか。
話し合いでは、7月9日の藤森先生の研修会へのお誘いもしました。また、幼稚園と保育園の合同主催で保護者向けの勉強会を行う話もできて大変有意義でした。特に杉並区は2年前から、幼稚園の管轄を教育委員会から保育課に移行しましたので、杉並に住んでいる同じ子ども達という視点で交流や学び合いが加速していくことを期待しています。
19日には四園会と銘打って、法人関連の三つの幼稚園の先生方と語り合いました。特に福井佼成幼稚園は、今年4月から「認定こども園」として、就学前の教育・保育を一体的に提供する総合施設として生まれ変わりました。園には、幼稚園と認可された福井佼成幼稚園保育部があります。また、幼稚園と保育園が同じ施設の中で、同じクラスの子ども達と一緒に質の高い教育と保育を行っています。
東京都内にある、佼成学園幼稚園(世田谷区)と府中佼成幼稚園(府中市)とは年に数回、お互いの園を訪問しながら三園会を開いて保育の質の向上について話し合っています。
保育業界は10年も前から、幼稚園の園児数は減少傾向で都市部では保育園待機児童が多く、保育のひずみが解消されないままになっていますので、あくまでも「子ども中心の観点で」ダイナミックに改革・改善していくことが求められています。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ