アドベンチャー園庭
2011年06月21日 火曜日
午後7時まで行われた職員全体会で、日本仏教教会主催の保育園見学会に参加した職員の報告会を行いました。見学先は横浜市都筑区にある、アドベンチャー的な園庭が全国的に有名な、「川和保育園」でした。
川和保育園はキリスト教を基に1942年に開園、子ども達を自然の中に解き放ち、季節を感じて自らの可能性を引き出している保育園です。私も4年前に杉並区私立園長会の見学会でこの園を訪問し、カルチャーショックを受けた一人です。特に緑と泥と水等を立体的に構築した、アドベンチャー的な園庭に魅力を感じました。
4年前から始めた育子園の園庭緑化は、私が杉並区保育園園長会の視察見学で川和保育園を見学がきっかけだったのです。育子園と同じ程度の園庭面積に、森のような樹木類と立体的な挑戦的遊具がちりばめられたチャレンジしたくなる園庭は異次元の世界です。
見学に行った職員から、撮影した写真をプロジェクターで投影しならが、約1時間を超える熱い報告会でした。川和保育園の寺田園長先生の園庭に対する熱い思いが、見学に行った職員を感化させてくれたようです。参加した20数人の職員も羨望の眼差しでプロジェクターに見入り、様々な質問をしてくれました。
子どもは自ら環境に働きかけて発達していくという園庭設計の原点を川和保育園の園庭から学び、育子園の園庭をさらに子ども主体の遊び空間に改造していく扉を開けるきっかけの日となったようです。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ