保育室の下を電車が通る
2011年06月07日 火曜日
平成23年度1回目の、「杉並区内保育施設 地域懇談会」が杉並区役所で開催されました。杉並区内にある保育施設は約100カ所もありますから、それを地域別に8つのエリアに分けて、グループごとに情報交換を行いました。保育施設は十色ですが、利用している子どもと保護者は同じ区民ですから、各保育施設が横のつながりを強くしてみんなで子育て支援する仕組みづくりが急がれています。
懇談会の冒頭、杉並区保育課長さんから福島第一原発関連の速報として、区独自で放射線量を測定することになったと発表がありました。多くの区民から学校や保育園・幼稚園、公園で子ども達の安全が確保できるのかという問い合わせが殺到し、測定に踏み切ったようです。
さて、懇談会はグループごとに分かれました、育子園は杉並区の東南エリアですから、他の12施設とテーブルを囲んで話し合いを進めました。今回も司会進行役をさせていただきました。今年4月から京王井の頭線、永福町駅「えきなか」にオープンした東京都認証保育所「京王キッズプラッツ」の園長先生は、元杉並区内認可保育園の園長先生だった方なので、嬉しい再会となりました。
園長先生のPRです。
保育室からは富士山を望み、真下には電車が走るという立地の保育所です。自然を求めあちこちに足を運び、いろいろな体験を通して感性を育み『子どもの今が幸せ』を大切に、笑顔あふれる保育所にしたいと思います。
とおっしゃっていました。駅舎3階の保育室から真下に電車が見えるとは、子どもにとっては本物のおもちゃに毎日触れられるようなものですから幸せでしょう。今度、見学児おじゃますることになりましたので、ブログで紹介する予定です。
他園からは、3.11の対応やその教訓として取り組んでいることや施設上の改善方法などを中心に約1時間30分語り合いました。今後も継続的にコミュニケーションをとりあって、協力できることを見つけ出していけると良いと思います。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ