保育現場の実際を区政に届ける
2011年04月27日 水曜日
4月24日、統一地方選挙の後半戦が終わりました。杉並区は昨年、山田区長の国政転換をうけて区長選挙が行われましたので区議会議員選挙だけの選挙戦でした。
4月22日のブログでご紹介したとおり、保育園関係では杉並区議会議員を10期40年務められた園長先生が勇退し、後継者にその園の事務長さんが立候補されました。保育学校を卒業され、都内私鉄勤務経験もあり、保育会計にも精通されている方で育子園でも大変お世話になっている方です。さらにその息子さんも保育学校生時代に育子園で保育実習にいらっしゃったことがあります。
そして見事、初当選されました。祖父、親、子3代15期連続の杉並区議会議員は初のことです。世襲制が云々という意見もありますが、杉並区はクウォリティの高い住宅都市構想を宣言していますから、特に子どもと老人が過ごしやすい都市、とりわけ日本の将来を左右する子ども達の育ちを保障するには、保育園・幼稚園現場の実際を行政に伝えていく以外にありません。
今回の区議会議員選挙で当選された方の中には、保育園勤務経験のある方や幼稚園勤務の方も当選されましたので、国が進めようとしている、「子ども子育て新システム」に対しても保育現場の意見を提言していただけるものと期待しています。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ