「幸せな人」と居ると幸せになれる
2011年04月22日 金曜日
杉並区私立園長会の会合がありました。杉並区内の私立認可保育園、全15園が加盟している会です。このブログでも何回か紹介していますが、有難いことに杉並区は各保育園の連携が強く、年間を通して様々な情報交換の場が設定されています。
今回は、40年間保育士として尽力されて3月末で定年退職された園長先生の送別会と、区議会議員を10期40年務められた80歳現役園長先生の慰労会を兼ねての会合でした。
阿佐ヶ谷駅からほど近い会場は昭和の香漂う木造家屋で、お手洗いのシンクは懐かしい趣の白いタイル張りですが、隅々まで掃除が行き届いていました。
会合は2時間の予定でしたが、話が盛り上がりあっという間に3時間が経過しました。退任された園長先生は、40年間一つの保育園で働かせていただけて幸せでした、総勢150人の職員がいる保育園ですが、「とても居心地が良く」、途中で辞める職員がほとんどいません。園長の役をいただいたおかげ様で、他の保育園の様子や多くの園長先生や職員の方々と知り合えて視野が広がりました。本当に良い職場にご縁をいただいて有難かったです。(文責:S)と感謝されていらっしゃいました。
10期40年間区議会議員を務められた園長先生の園で40年間働かれたのですが、改めて園長先生のご人徳を感じたところです。
80歳を超えても現役園長として活躍されている大先輩ですが、若輩者の私の話などを丸ごと受け止めてくださいます。この大きな深い包容力が、職員が居心地の良い園と自慢できる園運営の秘訣だと思います。
「年齢は80歳を超えましたが、私の人生は幸せで楽しい。幸せな男です。」とおっしゃっいました。そのようなお気持ちの園長先生にご縁のある人達も、幸せで居心地の良い気持ちになれるのです…。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ