「幸せはいつも自分の心が決める」
2011年04月15日 金曜日
園庭では空中菜園の工事が始まっています。日当たりが良く、四方から風が吹き抜ける場所に2階部分に約30㎡のウッドデッキを造って畑にします。工事が始まった3月末にはケヤキの木に葉っぱは出ていませんでしたが、2週間で艶々とした新緑に覆われました。
基礎工事と高さ2mのコンクリート製柱まで出来上がって乾燥するのを待っている状態です。再来週からいよいよウッドデッキ部分の造作を始める予定ですが、東日本大震災の影響で各建設現場でも資材不足が続いています。今は東北地方優先に建設資材を導入してもらい、その他の地域は代替品で良いと思います、育子園で依頼した設計士も他の資材で同等の強度がでるように研究しています。
さて、今年は鯉のぼりを例年より早めにあげました。4月1日のNHKニュースで富山県の保育園で、大震災で被災している子ども達に元気が届くようにと、早々と鯉のぼりをあげている様子に心を打たれ育子園でも行ってみました。例年は3階クラスのベランダから園庭にロープを引っ張るのですが、今年は7階からロープを張り遠くからでも見えるようにしてみました。
それにプラスして端午の節句担当職員などのアイディアで、七夕の短冊のような被災地への応援メッセージボードも近日中に作成し、親子で書いてもらおうと考えています。
どんな環境下でも、「幸せはいつも自分の心が決める」という相田みつをさんの詩を心の中で唱えるながら、カラッとした青空に力強くたなびく鯉のぼりを眺めていると、勇気や希望が湧いてきます。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ