うららかな入学式
2011年04月08日 金曜日
4月6日、東京では入学式を行った学校が多いようです。今年も育子園の地元、杉並区立和田小学校の入学式に参加してきました。
3月まで年長を担当していた保育士と一緒に学校の正門に近づくと、校長先生が立礼してくださいました。こうした校長先生の人となりが、和田小学校の誠実で明るい校風に大きく影響しているのでしょう。
式に参加する地元の方々、和田中学校校長、児童館長、町会役員、、民生委員、幼稚園・保育園関係、区議会議員など大勢の方々が参集しました。近隣の児童・女性支援施設長さんのお話では、建物を建替え中ですが3.11大震災の影響で建設資材が滞っているそうです。特に事務所用に発注していたプレハブ家屋の納品が、被災地の仮設住宅優先で未定になっているそうです。
いよいよ体育館に新1年生66人が入場してきました。そのうち約3割を育子園の卒園児が占めています。平日にもかかわらず、大勢の保護者の方々が列席していらっしゃいましたが、元育子園保護者の方と挨拶するとホッとした気持ちになりました。
2年生がウェルカムソングを披露して式が始まりました。2年生の中にも卒園児が沢山いて、立派に成長した姿に頼もしさを覚えました。校長先生の挨拶は最初は壇上で始まりましたが、そのうち下に降りていらっしゃっいました。子どもと同じ目線で対話をしようという気持ちの表れでしょう、大いに学ぶべき教育者としての態度だと思いました。
和田小学校では、赤十字活動を通して奉仕・支援の心を養っています。3.11被災地の皆さんへのメッセージを「genkiletter」というウェブにアップしています。いくじえんを卒園した子ども達も登場します。
また、4月15日に行われる杉並区内公私立園長会総会には、校長先生に講師役を務めていただき、幼・保・小の連携と実践について学ばせていただきます。
Posted in 前園長(11代)須田 益朗の実践ブログ